なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで……?
どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして……?
なんであおな君は私だけを見てくれないんだろう。
どうしてあおな君は私から逃げるんだろう。
--捕まえて、O★HA★NA★SIを聞かなくちゃ。
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第10話『君の心はオーバーディレイ』
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いかん危ない危ない危ない……。高町から俺が今この時までに生きてきた中で最も濃い殺気を感じる……。
ラブコメじゃなく、殺意の波動を感じるッッッ!
「落ち着いて下さいよ……高町さん……。そう、クールにCOOLになるんです」
「い や だ」
拒否られても困るんだよなこれが。
「そもそもの話……俺はヴィータちゃんに手を出したりはしませんってば。俺はロリコンじゃあるまいし……」
……いや待て。10歳でロリコン云々ってのはおかしくないか?あれか?精神年齢さえそれ相応いってりゃロリコンなのか?まさかそんな訳があるか。
……フェイトさんは10歳。俺も10歳。なんだ、ロリコンじゃないじゃないか。
「あのねぇ……。フェイトちゃんはまだ良いんだよ。確かにフェイトちゃんは私よりも頭もよくて運動も出来てその上可愛くて(料理以外)完璧だっていうのは分かってるよ……。でも、流石の私でもさっき会ったばっかりのヴィータちゃんを口説くなんてめちゃ許せないっていうか……」
あー……やっぱり誤解してやがったよこんちくしょう悪魔め。それどころか俺の話すら聞いていやがらねぇ。
--つか、
「流石の俺も二股なんていう最低で下劣な行為はしませんって。何故なら俺は、フェイトさん一途ですからね」
なんでそんなフェイトさんを裏切るような事や悲しませるような事をやらにゃいかんのだ。
少なくとも、俺はこの世でn股と浮気とストーカーは断固として許せない。
…………俺はストーカー、と言うよりどちらかと言えばフェイトさんに呼ばれたらホイホイと行っちゃう感じ。例えるなら蜜に誘われる蜂のようなそんなの。
つまり、俺は絶対にフェイトさんを悲しませたり困らせたりはしない。……まぁ先程はフェイトさんを守る為(守れてなかったけど)にフェイトさんにキツい言葉を浴びせた(告白も込み)けれど。
「…………あおな君って私の事、どう思ってるの?」
高町から突然の一言。………どう答えろと?
……仮に、『うん。大好きさ☆』なんて答えてみろ。フェイトさんに誤解させるだけじゃなく、俺自身が拒否反応拒絶反応で爆発四散する可能性が微粒子レベルで這い出てくる。だが、逆に総統閣下よろしく『大っ嫌いだ!』なんて言ってみろ。フェイトさんにドン引きされる所の話じゃない。ただでさえフェイトさんはあの高町の親友だとかなんとか。つまり拒否ったら確実にBAD ENDを迎えてデレデレデェェェンからのドゥゥゥゥゥゥゥゥンで終わりだ。テンプレなんて言ってる暇すらない。
そこでどうにもならないから選択肢を出す。これなら多分、多少はなんとかなる筈だ。
①『ちょっと苦手な幼馴染みSA☆』と、少しキザ風に言う。
②『友達思いの優しい子だよ』と、頭を撫でる。
③『質問に質問で返すが……お前は?』と、訝しげな表情で高町を見る。
④ちくわ大明神。
………ここは、選択肢ミスったら死ぬぞ、俺。まぁ、妥当なのは恐らく③か④……なんだが……。ふむ……どうするべきか。
そんな事を考えていると、なんか将来オッドアイのロリッ子と同じような声を出しそう(小並感)な声が聞こえてきた。………少年(?)だよね?
「なのは!そんな事をしている場合じゃないだろう!」
確か……ユー・ゴスラビア君……だったかな?アルフさんの話では。
で、そのゴスラビア君はどうやら高町の身体の事を心配しているように見える。
…………なんでだろう。
「ただでさえ君は今さっき無理矢理なけなしの魔力を強引に引き出して身体とデバイスの治癒を行ったんだ!」
へぇー魔力を使えばどんな傷も
…………便利だな、
「ユーノ君には、関係無いでしょ」
「そんな事は無い!」
あぁ、名前ユーノって言うんだ。じゃあ名前はユーノ・ゴスラビアってのか。かなりゴツそうな名前してやがんな。
「………僕は、僕は未だに後悔しているんだよ……。君をこんな危険がいっぱいの魔法の世界に引き摺りこんだ事を……。やっぱり、あの時は例え死ぬことになろうとも………ごほん。……無理をしてでも僕一人でやるべきだったんだ。……そうすれば、あんなにボロボロになることは無かったのに……」
ボロボロ…………?あぁ、さっきまでの状態か。まぁ、高町はパッと見だと、なよっとしてて弱そう(確信)な感じだが、こう見えて割りと頑丈だったりする。
だって
まぁ、この話は追々するとして……。
高町がゴスラビア君の方を向いて怒りが有頂天で周りが見えてない時を狙い、
「当て………身ッ!」
と言いつつ首を……主に言えば頸動脈を狙って締める。これはある意味高町の頑丈さを信頼している行動でもある。
まぁ、当然やられた方はたまったもんじゃないから暴れるは暴れるが大体3秒後。
「あきゅぅ……」
高町は大人しく
………別に首筋を狙った全力の無言の手刀でも良かったんだが……あれ、危険なのよさ。だからやらない。高町の士郎さんと父さんに死ぬほど教え込まれたし。
「き、君は……」
「盾街 あおなです」
「君が!?」
何を驚いてんだか。
俺はゴスラビア君とは面識はない筈だぞ。ゴスラビア君と同じ名前のユーノって鼬……いやフェレットなら知ってるが。…………そういや、アイツどこいったんだろ。
「と、とにかくリンディさんやクロノに報告するために、いったんアースラに行こう」
どこだよそこ。
とりあえず『着替えいいか』と聞くと『いいよ』と言われたから、俺は一先ず家に一時帰宅。着替えて出発。とりあえず行き先は未来って言って外出。いつ帰るの?って聞かれたから明後日らへんと答える。
さて、やってきましたアースラ。
………スゴイナーキンミライテキダナー。すまんな、俺の語彙力は5.3だ。とりあえず分かるように説明を頑張るとすれば、ホワイトベースっぽい。
と、まぁそんな事はいい。今はさほど重要じゃない。フェイトさんは何処にいるんだろう。
あ、あんな所に緑の髪のお姉さんがいる。聞こう。
「ええっと……とりあえずなのはさんとフェイトさんは医務室でちゃんとした治療を受けてもらう事になってます。………それで、その治療が終わったので、今は医務室で休息中です」
よろしい。ならばお見舞いだ(フェイトさんの)。
「その前にちょっと待ってください」
「嫌です」
「貴方も『闇の書』に魔力を吸われた筈ですよね。
なんか話してたが……なんのことやら。
おっ。ここがフェイトさんの病室か。
うぉぉ……緊張してきた。だが、ここで引き下がる俺じゃない!
俺は、扉を全力で開け放--
「話を………聞かせろぉ!」
--つ事は出来ず、首根っこ掴まれて黒い服を着た少年に連れていかれた。
なにこの扱い……。
~その頃のアルフ~
(なのはの目があんな殺気に満ちてるの初めて見たよ……)
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次回は過去の話少しをやってみようと思います。
やらなかったらすいません。
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次回もよろしくお願いいたします。