宇宙戦艦ヤマト外伝 宇宙戦闘空母シナノ   作:榎月

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ヤマトではおなじみ、展望室での宴会です。


第三話

2207年 10月2日 18時04分 火星周回軌道上 『シナノ』右舷展望室

 

 

「連邦大学の学生諸君がいるので、改めて自己紹介しよう。私が艤装委員長、完成後には『シナノ』初代艦長を拝命する芹沢秀一だ」

 

 

懇親会は、演壇に立った艤装委員長の挨拶から始まった。

普段は展望室兼荷物置き場になっているここは、今では10台の大テーブル、多数のイス、そしてテーブルの真ん中には大皿に盛り付けられた種々の料理が並んでいる。

テーブルの周囲には、いまだ配属されていない飛行科を除いた乗組員96名全員が科ごとに集まり、グラスを手に艦長の話を聞いていた。

 

ちなみに、現在の艦は自立航行プログラムによるハンズフリーモードになっているため、通常航行どころかある程度の迎撃行動まで艦が自動でやってくれる。実に便利なシステムだ。

暗黒星団帝国が侵略してきた際にコントロールタワーを破壊された無人艦隊が、成す術も無く撃破されたという教訓から搭載された機能である。

 

 

「公試前ではあるが、まずは宇宙空母『シナノ』が完成した事を率直に喜びたい。こうして無事に星の海を航海できるのも、諸君らの尽力のおかげだ」

 

 

誰もが艦長の言葉に聞き入る。

艦長は一度頭上を仰ぎ、マイクに向き直った。

 

 

「――――――思い返せば15年前。太陽系の外へと開拓の手を伸ばし始めた我々人類はガミラスの侵略に遭い、80億もの犠牲者を生んだ。6年前、再建しかけた地球は敵星間国家に降伏寸前まで追い込まれた。5年前、地球は初めて宇宙人に占領された。4年前、アクエリアスの脅威の前に、ディンギル帝国の脅威の前に、地球防衛艦隊は無力だった」

 

 

忘れたくても忘れられない、2192年から4年前まで立て続けに起こった悲劇。地球人口の8割近くを失った暗黒の15年。誰もが友を失い、或いは家族を失い、大切な人を失った。

だからこそ艦長の言葉は胸に響いた。

 

 

「異星人の攻撃に対して為す術も無かった我々に、希望の光と未来をもたらしてくれたのは、いつも宇宙戦艦ヤマトだった。我々宇宙戦士にとって、ヤマトは地球の誇り、地球のまほろばだったのだ」

 

 

恭介は視線をそらした。

演壇の真正面にあるテーブル、第一艦橋要員が集まっているテーブルに居る、南部康雄。

同じテーブルには他にも、ガミラス戦役の時からヤマトの工作班員として乗り込んでいた藤本明徳、イスカンダル遠征のときに航海士を勤めた同期の北野哲、かつての南部の位置に昇格した坂巻浪夫。

皆、ヤマトの乗組員だ。

彼等は、どのような気持ちで芹沢艦長の言葉を聞いているのだろうか。

 

 

「そのヤマトも今は亡く、アクエリアスの海を墓標に永遠の眠りに就いた。この4年間は、幸いにも平穏が続いた。しかし、明日にも新たな侵略者が我々を脅かさないとも限らない。次に地球を危機が襲った時、誰が地球を救うのか。誰が、ヤマトの偉業を引き継いでいくのか」

 

 

一度言葉を切った艦長は、おもむろに一同を見まわした。

マイク越しに紡がれた言葉が、心に染みわたっていく。

それは、『シナノ』建造に携わった研究所の職員、藤堂前司令長官、そして真田さんの想いそのものだったからだ。

 

 

「諸君らも知っての通り、本艦はヤマトのコンセプトと技術を最大限に継承する目的で建造された。乗組員の中には、『シナノ』の設計から完成まで携わり続けた者もいる。かつて、ヤマトの乗員だった者もいる」

 

 

もう一度視線を逸らす。同じテーブルの武谷、成田、徳田、後藤、小川、遊佐が目に涙を浮かべていた。

 

 

「ならば、『シナノ』こそが、新たなる地球のまほろばにならなければならない。我々は、ヤマトの魂を受け継ぐだけでなく、この宇宙に眠る全ての宇宙戦士達の遺志を受け継いでいくのだ。それこそが、終わりなき絶望に立ち向かい、星の海に命を散らした英霊たちに、我々が報いる事が出来るただひとつの方法である」

 

 

宇宙戦士訓練学校を卒業したばかりの新米共には、まだ分からない悲しみがある。

 

逝った彼らを知っているからこそ、継いでいかなければならない想いがある。

 

もうあんな悲劇が起こってほしくないから、抱く気持ちがある。

 

 

「君達はこれまで何を失ってきた?」

 

 

家族を。多くの友を。

 

 

「君達はこれまで何を守ってきた?」

 

 

もう一つの家族を。

 

 

「君達はこれから何を守る?」

 

 

この世で一番大切な人を。

 

 

「君達はこれから何を手に入れる?」

 

 

傍に立っているのが自分でなくても構わない。

二度と失いたくない人達がいる、我らが故郷の安寧を。

 

 

「諸君の願いは『シナノ』とともにある。『シナノ』の力は諸君と共にある。地球人類の新たな護り手として、一層の奮励努力を期待する!」

 

 

『うおおおおおおおおぉぉぉぉぉおおおおおおぉぉおぉぉ!!!!!』

 

 

展望室に歓声が木霊する。

本来関係ないはずの学生達まで、艦長の演説に感銘を受けて手を突き上げて叫んでいる。

やがて歓声の代わりに割れんばかりの拍手が溢れた。

 

艦長が演壇を降りたところで司会が開会を宣言し、懇親会はスタートしたのだった。

 

 

 

 

 

 

2207年 10月2日 20時11分 火星周回軌道上 『シナノ』右舷展望室

 

 

【推奨BGM:「宇宙戦艦ヤマトpart1」より《宇宙戦艦ヤマト》(インストゥルメンタル)】

 

 

あれから一時間。

宴もたけなわ、幾本もの酒瓶が床に転がり、既にあちらこちらで車座に座った集団が騒いでいる。

 

新米共の殆どはまだ宇宙戦士の流儀に慣れていないのか、先輩達から次々と注がれる酒にあっという間に酔っ払ってしまい、ベッドに戻ったりトイレに籠ったり展望室の片隅でいびきをかいたりしている。

いわゆる「洗礼」というか、「儀式」ってやつだ。

ちなみに宇宙戦士の流儀などと格好よく言っているが、要は「飲める時に飲む」これだけである。

艦長も既に第一艦橋登頂の艦長室に戻っており、今残っているのは新米ながらうわばみな猛者と、宇宙戦士の宴会に慣れた先任達と、あまり酒を勧められなかった女子だけだ。

恭介が入っている円陣にはザル仲間の遊佐、アルコールで顔を真っ赤にしながらチビチビお猪口を傾けている徳田さん、宇宙戦士訓練学校で同期の出世頭、北野と技術班長の藤本さんも加わっている。

 

 

♪♪♪~~♪♪♪♪~~~!

 

 

遊佐、北野、恭介の3人が陽気に歌っているのは、ヤマトがイスカンダルへ旅立った後の宇宙戦士訓練学校で流行った歌に、即興で作った『シナノ』用の歌詞をつけた替え歌だ。

このグループはさっきから、カラオケ大会になっていた。

 

 

♪♪♪~~~♪♪♪♪♪♪~~!

 

 

硬化テクタイト製の窓ガラスの傍らに陣取り、星の瞬きを肴に大ぶりで雑な手拍子で左右に体を揺らしながら、ろくに回っていない舌で唄う。

 

 

♪♪♪♪♪~~~~♪♪♪~~♪♪♪♪!!

 

 

後ろに仰け反りながら声を張り上げると、それだけで妖しい昂揚感に包まれる。

 

 

♪♪―♪♪、♪――♪――♪――――!!!

 

 

だらしない笑顔で「イエ―イ!!」と歓声を上げながらハイタッチ。

いつのまにか『シナノ』が、イスカンダルに行くことになっていた。

 

 

「あぁ~……歌った歌った」

 

 

歌い終わって一息ついた恭介は、酒瓶を脇に抱えて3人分の御猪口に冷酒を注ぐ。どれが誰の杯だか既に分からなくなっているが、もう誰も気にしていない。

仲間同士で改めて酒を酌み交わしながら話していると、会話は自然とお互いが知らない時期の話になった。

 

 

「そういえば篠田は、暗黒星団帝国が来た時何してたんだ?」

 

 

受け取った御猪口をくいっと煽りながら、北野が赤くなった顔を向けてくる。

 

 

「俺らは卒業してすぐに名古屋に行っちゃったから、すぐにどうこうという事は無かったんだよ。名古屋には敵が降下してくる事は無かったからな。メガロポリスが占領されたって情報が入ってきて、ようやく地下都市に避難を始めた感じだな」

「研究所は名古屋基地司令の直轄下に編入されて、旧地下都市の要塞化の作業に割り振られたんです。地上では敵の機械化歩兵部隊に対して分が悪いだろうってことで、地下都市での籠城戦を想定して」

 

 

恭介に続いて、へべれけ状態の徳田さんが答える。

年下にも敬語を使っているあたり、もう泥酔状態である。

 

 

「でも、ようやく要塞化がひと段落していよいよ敵さんが名古屋市内に侵入ってところで、パルチザン本部から一斉攻勢の連絡があったんだよ」

「せっかくバリケードとかトラップとか大量配置したのに全部無駄になってしまって、しかも今度は銃持って地上で戦えって話になって。何のために要塞化したんだか分かりませんでしたよ」

「俺達が二重銀河に行っている間に、そんなことが起こっていたのか……」

 

 

藤本さんがしみじみと頷く。

藤本技術班長はガミラス戦役から沈没まで真田さんの片腕であり続けた人で、暗黒星団帝国が来襲したときにはイカルスでヤマトの整備をしていたそうだ。

 

 

「ああ……。その攻勢には私も参加したんですよ。ハイペロン爆弾の占領作戦に参加したんです」

「そうそう、それ聞きたかったんだよ北野。お前、卒業してすぐにヤマトに乗艦したよな? それが何で空間騎兵隊に居るんだ?」

「イスカンダル遠征の後、僕は第十四号パトロール艇の艇長を拝命したんだよ。で、メガロポリスが襲撃されたときはドックで修理中だったから被害を免れたんだ。あとは、そこで偶然会った空間騎兵隊の古野間さんの指揮下に入って、ずっと行動してたんだ」

 

 

アルコールに頬を染めながら、北野は当時を懐かしむように答えた。

 

 

「で、結局空間騎兵隊に引き抜かれたまま今に至ると?」

「そうですね。古野間さんと会ってしまったのが運のつきといいますか……」

 

 

藤本さんの質問に北野が頷いて答える。

そういえば以前、宗形さんのいとこが空間騎兵隊に居たって言っていたが、北野とも面識があるのだろうか。

 

 

「北野君はよく、空間騎兵隊員を勤まってますよね。空間騎兵隊って皆、体はゴツいし粗暴じゃないですか? どうみてもキャラじゃないと思うんですが」

「冥王星とか第十一番惑星とか、辺境地域はそうらしいですけどね。僕は月面基地だったから、素行の良い人ばかり集められたんじゃないかなぁ」

「お、何気にエリート宣言?」

 

 

北野をからかってみる。こちらの期待通りに、北野が褐色の肌を耳まで赤くして驚いた。生真面目な奴をからかうのは面白い。

 

 

「いやいや、そんなんじゃないって!」

「北野君は主席卒らしいですからねぇ~」

 

 

からかう恭介に、徳田も便乗する。ニコニコ顔で敬語で話す徳田さんの口調は、こういうときにはなおさら攻撃力ある。

 

 

「いや、本当に違うって、ただの縁故採用だから! ……はぁ、もう勘弁してくれよ」

「まぁ、いいじゃないか。俺もお前も、またヤマトに乗れるんだからよ。月面基地に居なかったらスカウトされなかったんだぜ?」

「はっはっはっはっは。はぁ~面白れぇ……。さて、次何歌う?」

 

 

そう言う遊佐の前にはビール瓶と取り皿とお椀と御猪口。本人は割り箸を両手に一本ずつ持っていて、ドラムスティックよろしく「チンチン!」と皿の縁を叩いている。

 

 

「結構いろんなの歌ったな。『愛よその日まで』だろ、『星のペンダント』だろ、『愛の命』に『明日に架ける虹』、『銀河航路』と……」

「そろそろお開きの時間だし、『真っ赤なスカーフ』いきましょう」

 

 

さっきまでカラオケに加わらずに日本酒と談笑に興じていた徳田さんが、ゆっくりとした口調で提案した。

言われて腕時計を見ると、既に2時間を過ぎていた。

片付けもあることだし、確かにそろそろ終わらなければいけないだろう。

 

 

「ああ……もうそんな時間か。しかし、どれを歌おうか?」

「『真っ赤なスカーフ』って言っても、バリエーションがたくさんあるからなぁ。」

 

 

北野が顎を掌で撫ぜながら考える。

そもそも『真っ赤なスカーフ』は、宇宙開拓時代初期に作られた読み人知らずの歌だ。

宇宙開拓のために地球を離れる男達の悲哀を歌ったもので、星間戦争に赴く男達にも好んで口ずさまれてきた。

オリジナルと思われる歌詞はあるものの、古今東西いろいろな所で替え歌が作られ、そのバリエーションは一艦に一曲あると言われるほどである。

女性ボーカルによるアンサーソングがあるくらいだから、その認知度は計り知れない。

すると、日本酒を一気にあおって立ち上がったのは、先程から俺達が歌っているのを見てるだけの藤本さんだった。

 

 

「ならば、俺が知っている奴を歌っていいか?」

「藤本さんのですか? どこで聞いたんです?」

「ここに来る前にいた第三世代型駆逐艦『たえかぜ』で歌われていた歌だ」

「へぇ、じゃあ行きますか。遊佐」

「はいよ~」

 

 

チン!チン!

遊佐のなんちゃってドラムが鳴り、恭介が粉状のチップスをグラスに入れた即席のシェイカーを振る。北野がメロディーラインを歌えば、なんちゃって伴奏のできあがりだ。

手拍子に気分を良くした藤本さんが、ゆっくりと息を吸った。

 

 

 

【推奨BGM:「宇宙戦艦ヤマトpart1」より《真っ赤なスカーフ》(インストゥルメンタル)】

 

 

 

 

 

 

同時刻同場所 女性ばかりのグループ

 

 

「まーた歌い始めたわ、あそこ。全く、下手なのに歌わないでほしいわ」

「ホント。あんなドンチャン騒ぎして、『シナノ』のクル―として恥ずかしいわよ」

「男って、なんであんな粗雑なのかしらねぇ……」

 

 

篠田たちカラオケグループを遠目に見ていた女子乗組員たちは、一様にに不平を漏らした。

 

 

「幻滅よね、全く。こんどは技師長さんまで加わっちゃって」

「そうそう。技術班の人達、結構カッコいいと思ってたのに。技師長さんとかちょっといいかもって思っていたのに、一緒になっちゃってるんだもん」

「……技術班の男共なんてあんなもんよ。宇宙技術開発研究所から来たからって、大した奴らじゃないわ」

「冨士野さんったら、相変わらず男を見る目が厳しいわね」

「………………」

 

 

彼女たちの赤裸々トーク……というより愚痴を、あかねは半ば呆然としながら聞いていた。

そんなあかねの表情に気付いたグループの一人が、親しげに世話を焼いてくる。

 

 

「あら、簗瀬さんどうしたの? 顔赤いけど、もう酔っ払っちゃった?」

「え? え、ええ。いや、えっと、そうみたいです」

「つらくなったら言ってね? 私達は男共なんかと違って潰れるまで飲ませるなんて事、しないから」

「そうそう。せっかくの御馳走なんだから、味わって食べなきゃだめだよ?お菓子もまだまだ確保してあるからね?」

「ええ、ありがとうございます」

 

 

彼女たちは一体どこから仕入れてきたのか、大量のお菓子を囲んでいた。あかねが周りに視線を回すと、酒のつまみが無くなった酔っ払い男たちが在庫を求めてゾンビのように徘徊している。しかし、なぜかこちらの方に寄ってくる様子はない。

首を傾げながらも、お姉さま方の話に耳を傾けた。

 

 

「それにしても、また私達が揃うとは思わなかったわね。4年ぶりかしら?」

「そうね。第二の地球探しに行った時以来だもの」

「懐かしいわね。ケンタウロス座駐留警備艇で地球に帰って、その後は故郷に帰っちゃってそれっきりだものね。皆あれから何やってたの?」

「私は前々から付き合ってた彼と結婚したんだけど、意見が合わなくて離婚しちゃった」

「だから看護師に戻ったの? わざわざ危険な職場に戻らなくてもいいのに」

「だってここ、ものすごく給料いいじゃない。それに、いざ危なくなったら前回みたいに帰してもらえばいいのよ」

「……アンタ、この4年で随分と図太くなったわね」

「だって、もう25よ? 周りはどんどん結婚して子供がいるっていうのに、防衛軍に入ったばかりに、未だに男が出来ないのよ? 結婚しないで死ぬなんてありえないわ」

「それは私も分かるわ。防衛軍中央病院って若い男性の入院患者多いけど、こっちが忙しすぎて出会いがないのよ」

「……」

 

 

ヤマトに乗艦した経験のある乗組員というから、どれだけの体験談が出てくるのかと思ったが、結婚適齢期を迎えた女性のなんとも生々しい話だった。

 

 

「じゃあアンタ、この艦には男漁りが目的なわけ?」

「半分そうよ? 軍艦って強い男ばかりだし、年齢層も厚いし、周りが男ばかりだから女性の価値がインフレ状態になるじゃない。来る男は皆負傷しているから、手厚く看護してあげればコロッと落ちてくれるかな――って」

「はぁ……呆れた。柳瀬さん、こんなになっちゃ駄目よ?」

「看護してあげればコロッと落ちる……。なるほど」

「簗瀬さんどうしたの?」

「い、いえ! 何でもないです、ハイ!」

「………………??」

 

 

結局はあかねもお姉さま方と同類なのだった。




劇中で紹介された曲は、作品世界の中で実在しているという設定です。
2199では古代進がハーモニカで『真っ赤なスカーフ』を吹いているし、
問題はないかと。
しかし、『星が永遠を照らしてる』は名曲や……

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