「やったーあいじーん!!」
「えへへ。しかもルイと一緒。うれしー♡」
「やったな! 勝ち組じゃん!」
盛り上がる留学生達。
「勝ち組かなぁ……?」
「本人が喜んでいるならいいだろ」
「五条先生が可哀想まであるわね……」
「そうは言っても、びっくりするほど粒揃いでね。10年後安泰だからいいかな。後は25歳過ぎても仕事続けてもらえるように頑張らないと」
「先生が私達と時間取れるようにお仕事頑張るね♡」
「君らに何かあると同盟の契約上困るから、いい子にしててね」
「私は怪我治すの得意だから、保健室に行く事になった。よろしく」
リーは機嫌良さそうに言う。やる気十分だ。
「いくら稼いでも五条家行きになるんでしょ? 大変ね」
「旅費とか生活費とかスマホ代とか全部出してもらってるから、当然としか……。私達田舎出だから、金銭感覚覚えるまでお財布管理してもらえるのとっても助かる。25歳になったらお祝い金もらえるみたいだし、ありがたいしかないよ」
「そっかー」
「あんた達が安売りしてないか心配よ」
「そこはまあ、そこに漬け込む人がいたらそりゃ困るけど、五条先生だから大丈夫だよ。当主代替わりしたら考える」
「熱い信頼!」
「イケメンは正義だしね!」
「イケメンに貢ぐのは国民の義務!」
「義務じゃねぇ」
「やっぱりあんたら危ういわ……」
「まあでも、25歳まで面倒見て、最終的な収支トントンくらいじゃないか? 今はもちろん圧倒的マイナスな。私達ほんと何も持ってないし、呪術界の未来の為の投資以外の何でもないと思うぞ。本当に搾取するならようやく稼げるようになった25歳で放流はしない。諸々考えるとボランティア以外の何者でもない」
「つまり先生が偉いって事?」
「そう」
みんなで五条先生に拍手する。
「本人達が納得してるなら良かったよ。まあ事実だしね。井戸から水汲みする生活してたみたいで、教育苦労してるみたいだし。大人で働きに出たいって人達の申し出もあるけど、教育に時間取られるの分かりきってるから、今の子達が落ち着くまで保留してる。日本語の教材だけ送った」
「うちより田舎じゃない……」
「3年しか勉強してない子達が教材だけで覚えられるわけないじゃない。簡単なスペルと算数だけで精一杯よ。今の子が育ったら一部送り返して教育係として派遣した方がいいと思う。後ダブルはガチガチの選民意識で自分が一番偉いって考えだから輪をかけて大変」
「いきなり術式ブッパでいうこと聞かせようとしてくる子もいたからね……。記憶消せばいいやって感じだから、倫理面ではかなり心配かな。独り立ちしたら五条家が教育したからってこっちも追及される事になるし、手は抜けないね。下手したらギフトだけの受け入れになるかも。ギフトの子だけで十分多いし」
「苦労するわね」
「でも人材大量に入荷するんだから、呪術界の為にはなるはずだよ! どうしても術師同士の結婚は血が濃くなるから、外部の術師の血族の血を入れられるのはメリットも大きいし。って事で、どうせ術師の初心者向けに講習してるから、悠仁と留学生組もその中に放り込むよ。今、京都に行ってる二年生達にも教育手伝ってもらってるし」
「俺ぇ!?」
悠仁はドン引きである。
「道端に浮いてるお菓子をかっくらう、命に関わる悪戯上等の子ども達だぞ……心しろよ」
「いや、ダメだって! ナナミンが死んじゃう!」
「あっ そっか」
「ん? 七海がどうしたの?」
「あのね、私達、占いとか予言とかもするんだけど、ナナミンさんって人を虎杖悠仁くんが助けるって出てるの。人を化け物にする超凶悪な化け物で、特性上、ナナミンは勝てないって。虎杖悠仁と釘崎野薔薇の攻撃しか効かないの! 映画館で出た変死体が時報だよ! 後、順平って子が呪霊にスカウトされてるから、その子も殺されちゃう前に敵勢力からぶんどると良いよ」
「早く言ってね。他に情報ない? ないね? んー。確認取ってみる」
そして、電話で一言二言。
「よし、悠仁と野薔薇と恵は七海とお仕事。留学生組はお仲間と訓練ね」
「「「「「「はーい」」」」」」
うーん、心配だけど、原作より戦力多いから大丈夫か!
その後、私達はギフトとマグル相手だと謎の優越感を持ったダブルとキャットファイトを再度して、五条家のマグルと真希ちゃんを舐め腐ったギフト達をフルボッコして、五条先生は神だと刷り込むお仕事に終始した。
五条様がやっぱやーめたって言ったらお前らあの暗黒中世ヨーロッパ世界に逆戻りやぞって脅しに脅した。
後、25歳まで頑張ればその後が自由だとも。もちろん、五条家にご恩返しするのが常識とも言ったけど。いやいや仕事されるのも問題だし、嫌なら25になったら出ればいいのである。生き方を教えて働き盛りに放逐は五条 悟、本当に神。
でも、ここまでしてもらって25まで真面目に働かないのはありえん。そんなんだと五条家の好意でもらえる報奨金ももらえないのが当然だろうし。
日本語教えつつ、通訳しつつ、訓練しつつ、説得しつつ、一緒に呪力を鍛える。
そこに悠仁と順平も加わった。
映画鑑賞はいい常識の勉強になった。
京都組も教導に来ていたので仲良くなれた。
そして、交流戦という事で東京に帰ったのである。
「初めまして、釘崎野薔薇です」
「おー。よろしくな」
「しゃけ!」
「釘崎とは初めてだな。よろしく」
挨拶を終えて、留学生組は見学である。
リーは保険係、私とクリスは妊娠! したので! 無茶ができないのである!!(勝利宣言)
頑張った甲斐があった!
めちゃくちゃ戸惑われたし、ベッドの中で混乱する五条先生に傑って呼ばれたけど頑張って押し倒した私偉い!
別に六眼でない限り生まれる子は当主にはならないし、何なら五条先生も本流ではない。当主の子ではあれど、当主争いとは無縁。乙骨より強い術師が早々生まれるはずもない。魔法使いならよそでの7年の魔法の修行が挟むので尚更。気楽なもんである。
交流戦は警備も厚めに敷いてもらい、襲撃ばっちこいである。
予定通り、襲撃は起きた。
「僕を通さない帳っぽいね」
「そうですね。目視の範囲内なら、扉開けるから問題ないかな。急ごう!」
「帳の中も関係ないんだ。便利じゃん」
私はゲートを開き、五条悟を送り出した。
無事交流会は終了。
メカ丸に手鏡を渡し、救援を求められたらすぐに助けに行く事でメカ丸も助けられた。ただ、夏油傑は死体しか確保できなかった。夏油傑の死体は即火葬。安らかに眠ってもらうことになった。
フラグは潰したけど、代わりに未来が読めなくなった。
とりあえず、ハロウィンは何事もなく皆で祝ったのだった。
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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