落日の竜狩り ―真鍮の鎧と主への誓約―   作:もいもい130

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30話時点の設定やらなんやら

【登場人物紹介】

■ オーンスタイン(竜狩り / 黄金の騎士)

神話の故郷(ロードラン)から四方世界へ迷い込んだ、神代の騎士。かつての主である「無名の王」の痕跡を探している。

* 身長:約250cm〜280cm(見上げるほどの圧倒的な巨体)

* 体重:不明(常人なら一歩も動けないほどの重厚な真鍮鎧を含めると相当な重量)

* ギルド等級:白磁 → 黒曜(第9位)

* 二つ名:『金獅子(きんじし)』『竜狩り』※ギルド公式ではなく、冒険者間の通称。

【原作(ダークソウル)における背景・アイテムテキスト】

かつて世界を統べた大王グウィンに仕えた「四騎士」の長。神代の昔、不朽の「古竜」たちと戦った伝説の戦士。本作では、アノール・ロンドの聖堂を処刑者スモウと共に守護していたが、後に神を逐われたかつての主「太陽の長子(無名の王)」を追って聖堂を去り、その永きに渡る探索の果てに四方世界へ迷い込んだという設定。

《関連テキスト(原作より)》

・『竜狩りの槍』より:「最古の王の四騎士の長であったとされる彼だが 主であったという名も無き王を追い やがて神を護る地を捨てたという」

・『獅子の指輪』より:「オーンスタインは太陽の長子の筆頭騎士であり その十字槍は岩のウロコをも貫いたという」

・『オーンスタインの鎧』より:「黄金の獅子を模したとされるこの鎧は雷の力を帯びており、また雷の防御力も高い」

【身体構造・ソウル】

元の世界での永きに渡る探索の末、不死(亡者)に近い状態まで肉体が摩耗していた。この世界で強大な魔物を討ち「ソウル」を吸収することで、本来の『神族』の肉体を取り戻しつつある。

直近の『竜鳴の峰』での激闘の末、かつての戦友である「竜狩りの鎧」の抜け殻から膨大なソウルを受け継いだ。これにより、かつてアノール・ロンドで処刑者スモウと共に大広間を守護していた頃(既に全盛期から弱体化していた状態)の「半分程度」の力まで回復している。

【装備】

* 獅子の甲冑:丹念に手入れされた重厚な真鍮の鎧。この世界の最高級の鋼すら凌駕する硬度を誇るが、その表面には遠い神代の昔、アノール・ロンドで巨竜の爪を防いだ時の名誉の傷跡が微かに刻まれている。

* 竜狩りの十字槍:身の丈を越える、神代の巨大な槍。

【戦闘能力・スキル】

* 雷の力:呪文や神への祈り(奇跡)を必要とせず、己の魂の熱量を「黄金の雷」として放つ。

* 静謐なる槍術:小鬼の軍勢を消し飛ばす圧倒的な破壊力を持つ一方で、閉所で長槍を振るっても周囲の墓石一つ傷つけず、敵の急所のみを穿つ「武の極致」。

* 神速の移動:巨体と重装備からは考えられないほど静かで、ブレるような異常なスピードで間合いを詰める。

【日常スキル・世俗】

* 言語能力(学習中):少女の教えにより「討伐」などの簡単な文字が読めるように。最近、ひどく掠れた発音で初めてこの世界の言葉(「おまえ、よく、やった」)を口にした。

* 金銭感覚(壊滅的):パン一つに、平民が数ヶ月暮らせる「金貨」を無造作に支払おうとする。現在は少女に財布を完全に没収されている。

■ 小さな魔法使い(少女 / 守護の相棒)

オーンスタインと行動を共にする、15〜16歳の魔術師。小鬼の洞窟で全滅の危機にあったところを彼に救い出された。

* 身長:約153cm〜155cm(年相応の背丈だが、オーンスタインと並ぶと胸元や腰あたりに頭がくる圧倒的な体格差)

* 役割:オーンスタインの「言葉の先生」兼、金銭感覚ゼロの彼に代わる「絶対的お財布管理者」。旅の資金管理や商人とのしたたかな値切り交渉を一手に担う。

* 能力:初級魔術(《閃光(ライト)》など)に加えて、現在は高度な「水魔術」を行使する。戦闘では直接攻撃を行わず、暴風雨や落雷から二人を守るための広範囲な「防御障壁」を展開し、彼が決闘に集中できる舞台を整えるサポートに徹する。

* オーンスタインへの心情:命の恩人としての敬愛を通り越し、深く切実な「恋心」と強烈な「独占欲」を抱いている。以前は市場で他の女が彼を見ているだけで腕にしがみついて牽制する「押しかけ女房」状態だったが、数々の死線を越えた現在は「彼の隣に立つ対等な相棒」としての誇りを胸に、前向きに彼を支えようと努めている。

* 孤独への恐怖:いつか彼が「王」を探して遠く神話の世界へ旅立ってしまうことを酷く恐れており、少しでも長く繋ぎ止めようと必死。

【大切な所持品】

* 獅子のペンダント:彼女が首から下げ、肌身離さず持っているアイテム。オーンスタインとの絆の証であり、不安な時や彼への祈りを捧げる時に両手で包み込むように握りしめる、精神的な支柱となっている。

* 光る楔石:第17話でオーンスタインが命懸けで討伐した大結晶トカゲのドロップ品。彼の十字槍を鍛えるための神代の鉱石であり、パーティーの荷物管理者として彼女が**「大切に預かっている」**もの。単なる強化素材としてだけでなく、彼が過酷な戦いを乗り越えた証として、ローブのポケットに入れ密かに大事に持ち歩いている。

■ 竜狩りの鎧(鉄の門番 / 黒鉄の戦友)

禁足地『竜鳴の峰』への道を塞いでいた、巨大な鉄の門番。

その正体は、神代の昔にオーンスタインと共に空を見上げ、古竜たちと戦った「黒鉄の竜狩り」の成れの果てである。

中身はとうの昔に失われた空っぽの抜け殻であり、上空を舞う赤黒い不気味な魔物「巡礼の蝶」に見えない糸で操られる操り人形と化していた。赤錆に塗れた黒鉄の重装甲に身を包み、身の丈ほどもある大斧と大盾による、かつての攻防一体の絶技でオーンスタインの前に立ち塞がった。

死闘の末に浄化され、残された膨大なソウルと「呪縛から解放してくれたことへの感謝」の意志をオーンスタインへと遺した。

 

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