<本編完結>親友のお隣さん~万の羽が彩るハッピーエンド~   作:白豆男爵

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ツクヨミ五感実装直後のお話です。


飲みすぎにはご用心

「「「「「かんぱ~い!」」」」」

 

現在時刻20時、ツクヨミのプライベートルームにて私、かぐや、ヤチヨ、芦花、真実の五人で女子会が開催されていた。

テーブルの上には大量のお酒が用意されている。

ツクヨミ内で五感が実装されたため、せっかくならと真実が企画した。

最初は近況報告とか、他愛もない雑談とかだったけど、時間が経つと酔いが回ってきたのか、だんだん会話内容もヒートアップしてきた。

 

「さて、女子会といえばやっぱり恋バナでしょ!」

「ねえねえ、最近の彩葉と万羽君って家ではどんな感じなの?」

「いや~、万羽と彩葉のラブラブっぷりといったらそれはもう...」

「かぐや!?」

 

まずい、このままだとあんなことやこんなことまで全部暴露されてしまう!

いや、別にやましい事なんてない...ないよ?

 

「せっかくだし、かぐやちゃんとヤチヨちゃんから見た万羽君と彩葉のイチオシイチャラブエピソードでも聞こうか」

「芦花!?それ私が恥ずかしいやつじゃん!」

「うーん、ヤッチョのイチオシはね〜...朝寝ぼけて階段から落っこちそうになった彩葉を万羽がキャッチした時かな」

 

静止する私を無視してヤチヨはそのエピソードを赤裸々に語り始めた。

 

・・・

 

「あ、おはよう彩葉」

「ん、おはよ、万...わっ!?」

「おっと!大丈夫か!?」

「ひゃ、ひゃい///大丈夫でしゅ///」

「...?顔が赤いぞ?熱でもあるんじゃないか?」

「あばっばばばばば」

 

・・・

 

「それで額に手を当てられたときの彩葉の反応と言ったらもう...」

「「ごちそうさまです」」

「あれ見られてたの!?」

「ヤッチョの目はどこにでもあるのです」

 

プライベートって何だっけ?分からなくなってきた。

 

「その時の彩葉の顔見たかったな〜」

「きっと今みたいに顔真っ赤っかだよ」

「///」

 

ヤバい、めっちゃ恥ずかしい。

顔真っ赤になりすぎて下向いてないと恥ずか死する。

でもあれは万羽がかっこいいのが悪いもん///

 

「そんじゃあ次はかぐやの番!かぐやのイチオシはね~...」

「おい、なにしれっと次行こうとしてんの?」

「芦花、ホールド」

「りょ~」

「ちょっ、二人とも!?」

 

かぐやの口を咄嗟に塞ごうとしたのだが、芦花と真実にホールドされて動けなくなってしまった。

完全に酔いが回って悪ノリモードになっている。

私の静止空しく、無情にもかぐやの口からまたしてもエピソードが語られる。

 

・・・

 

「よっしゃああ!やっとクリアしたー!」

「おお、やったなかぐや」

「というわけで、今日の耐久配信はここまで!みんなありがとー!...クリアできたよ、万羽!」

「ああ、よく頑張ったな」

「ご褒美に頭撫でて!」

「はいはい...」

「えへへ~!」

「...」

「ん?どうした、彩葉」

「べ、別に...」

「あー...お望みのものはこれですか、彩葉さん」

「あ、う、うん///」

「...」

 

・・・

 

「ひどいんだよ!?急に彩葉の事撫でだして、かぐやをダシにして二人でいちゃついて!」

「ジェラシー感じてる彩葉かわい~!」

「もはや糖分接種してる気分になってきた」

「...あーもう知らない!こうなったらヤケよヤケ!」

「おお、いい飲みっぷりだね~」

「イッキ、イッキ!」

 

そのあまりにも恥ずかしい空気に耐えられなくなった私は目の前に広がっているお酒を一気に飲み始めるのだった。

 


 

「それで~、万羽のクソボケっぷりって言ったらね~~?」

「彩葉、でろでろになっちゃったね」

「面白いし撮影モード起動しとくね?」

「ナイスヤチヨ」

「研究所でも新任の女の子に対してちょ~~優しくしちゃってさ~?その女の子たちはもうメロメロで~~、私の万羽なのに~~!」

「あー、万羽君平気でやりそう」

「あの天然はどうやっても直らないからね~」

「私も万羽に甘えたいけどさ~、研究所だとしょちょーとしてちゃんとしないといけないからイチャつけないんだよ~...」

「なんか心配でこっちの酔い冷めてきちゃった」

「でもおもろいからいいんじゃない?」

「聞いてるの~!?」

「はいはい聞いてますとも」

「万羽が優しいのは知ってるし大好きなところだけどさ~...万羽の一番は私だって~~の!あ~~、万羽に甘えた~い!」

「なんかテンションおかしなことになってきてない?」

「そろそろヤバいかも?」

「というわけで、私は今から万羽のところに行ってきましゅ!さらば~~い」

「あっ、ログアウトしちゃった...」

「南無三、万羽っち...」

「ヤチヨ、後で動画送っといて」

「りょ~♪」

 


 

「かずはぁ~!」

「ん?どうした彩葉、みんなと女子会してたんじゃ...ってかめっちゃ酔ってないか?」

「万羽に甘えたくなったから~~、来ちゃった~~!」

「いったん水飲んで落ち着こうか!?」

「やら~、このまま万羽とめでたしする~!」

「ちょっ、彩葉!ひとまず落ち着いて...ア˝ーッ!」




キャラ崩壊させるには酔わせればいいんですね。めでたしめでたし

活動報告にも載せましたが、ネタ切れ&他作品執筆のため更新頻度がかなり落ちます。
詳細は活動報告にてご覧ください。
また、こんなエピソードが見たいなどのリクエストがありましたらそれもぜひ活動報告まで
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