<本編完結>親友のお隣さん~万の羽が彩るハッピーエンド~   作:白豆男爵

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パッと思いついただけのエピソードを書き殴った短編集です
脳みそ空っぽにして見てください


短編集

 

モフモフの誘惑

 

「「モフモフだぁ~~」」

 

俺は現在、ツクヨミのプライベートルームにてかぐやとヤチヨに尻尾をモフられている。

五感実装の影響で、こうした動物部分も触覚を使って感じ取れるようになったわけだが...

 

「なんか、ムズムズする...」

「...ねえ万羽」

「なんだ、彩葉」

「その、私も...モフっていい...?」

「...いいぞ」

 

正直、すでにこの状況がいたたまれないわけなのだが、俺に彩葉のお願いを断るという選択肢は存在しなかった。

 

「「「モフモフ~~~」」」

「まぁ、いっか...」

 

三人が癒されている様子を見ていると、何もかもどうでもよくなってきた。

その後一時間くらいはモフられることになった。

 


 

天然クソボケの被害者

 

研究所の廊下を歩いていると、女性一人で持つには重そうな研究機材を運んでいる新人の女の子を発見した。

 

「よかったら手伝おうか?」

「あっ、副所長。いえ、これくらい一人で...わっ!?」

「っ!危ない!」

 

次の瞬間、躓いてしまった研究員の子を受け止める。

空いていたもう片方の手で機材をギリギリキャッチした。

 

「セーフ...大丈夫?」

「は、はい...///」

「後は俺が運んどくから。万が一、怪我とかしてたらちゃんと医務室に行ってね」

 

俺はそう言って機材を運び出した。

するとそこへ、また別の研究員がやってきた。

 

「副所長、今のは反則ですよ」

「ん?何が?」

「そういうとこですよ、まったく...」

「...?」

 

その研究員の子はやれやれといった感じでため息をついた。

はて、もしかして何か不手際があっただろうか...?

 


 

神崎家へのご挨拶

 

「ただいま、母さん」

「お、お邪魔します...」

 

彩葉の誕生日パーティーの後日、彩葉と二人で俺の実家に訪れていた。

一応、大事な話のため、かぐやとヤチヨはお留守番である。

あの二人は追々紹介することにした。

 

「あらいらっしゃい!まさか万羽が彼女連れてくるなんて思わなかったわぁ!」

「おかえり万羽。見ての通り母さんは落ち着かなくてな...」

「えーっと、実は彩葉と婚約したって話をしに来たんだけど...」

「///」

「...!?こ、婚約!?やだ、赤飯炊かなくちゃ!」

「そうか、幸せにしてやるんだぞ、万羽...!」

 

俺の突然の報告に母さんは慌ただしくキッチンへと向かっていく。

涙もろい父さんは洪水のように目から水が流れている。

元々かぐやと同じくらい活発な母さんだけど、今日は一段と騒がしくなりそうだ...

 


 

天然クソボケの被害者Part.II

 

「なあ万羽」

「何だい諭志君」

「うちの娘がね、君の息子にゾッコンなわけなのだよ」

「ほう...?そうなのか?」

「万羽っち、やっぱり気付いてなかったか...」

「私でも分かるくらいあからさまだったよ?」

「...マジで?」

「僕はね、君の息子ならうちの子を任せられると思ってる」

「話が飛躍しすぎじゃないか!?」

「うるさいっ!小学生の段階で脳を焼きやがって!天然クソボケなところもそっくりだ!」

「ホント、万羽っちにそっくりだよね~...主に天然なところが」

「なんか、ごめん...」

 

俺は何に対して謝っているんだ...?

 


 

天然クソボケ2世

 

「ただいま父さん!今日はクラスの子の係の仕事が大変そうだったから手伝ってあげたんだ!」

「おお、偉いぞー。ちゃんと困ってる人を助けられる人になろうな」

「うん!」

「ああ、また天然クソボケの被害者が...」

「かぐや、あれは最早クソボケの英才教育だよ」

「あっ、かぐや姉とヤチヨ姉!ただいま!」

「「えへへ、おかえり〜」」

 

かぐやとヤチヨは、その屈託のない笑顔に全てがどうでもよくなった。

彼女らもまた、天然クソボケ2世の被害者であった。

 


 

人の体では...

 

【Official MV】ray 超かぐや姫!Version / かぐや、月見ヤチヨ

 

俺はその動画の再生ボタンを押す段階で踏みとどまっていた。

かぐや・いろP活動10周年記念の特別カバー曲、そのMV動画...

ただでさえ、所長たちの配信に脳を焼かれているのに、こんなMVを見たら一体どうなってしまうんだ...?

いいや、だからこそ見るべきなのではないか?

一ファンとして、見なければならないのではないか?

恐れるな一之瀬葵!再生ボタンをクリックするのだ!

 

「人の体で耐えられるか分からない...(幻聴)」

「いいや限界だっ!押すね!」ポチッ

 

なお、俺はそのMVに耐えきれることなく、情緒が破壊された。

 


 

俺はお義兄ちゃんだぞ!

 

「万羽、お前が彩葉と婚約したってことは、晴れて俺は本物の義兄になったってことやんな?」

「まあ、そうなりますね」

「一回呼んでみてくれへん?朝日義兄さんって」

「いいですけど...朝日義兄さん」

「あっ、いいわこれ。これからもその呼び方で頼むわ」

「へぇ~。じゃあ俺も万羽義兄さんって呼ぼ〜」

「ああ、別に構わ...えっ!?」

「あれ?言ってなかったっけ?俺と朝日が付き合ってるって」

「初耳だわ!」

 

そうだったのか、初めて知った...

乃依に義兄と呼ばれるのは意外と悪い気はしなかった

 


 

恋愛相談

 

「それでルナさん、私たちに相談って?」

「私たち二人だけって珍しいチョイスじゃない?」

「その...彩葉さんと真実さんは彼氏持ちじゃないですか。雷さんと距離を縮めるにはどうしたらよいと思いますか?」

「「...もうだいぶ縮まってない?」」

「だって最近はほぼ常に一緒に旅行してるって聞くし...」

「強いて言うなら物理的な距離じゃない?」

「なるほど、分かりました。では早速引き継ぎをして地球に降り立つ準備を...」

「「行動力の鬼!?」」

 

その後、無事地球に降り立ったルナさんは雷さんと同棲を始めましたとさ、めでたしめでたし...?




三分の一くらいクソボケ関連じゃねえか!
天然クソボケ2世の誕生はヤチヨのアバターボディ完成後です。
まとまって話を書けそうならこの中からエピソード化するかもしれません。
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