ネタバレ(無印編以降で説明すべき内容)は含みませんので、ご安心ください。
◇◆◇ 登場人物 ◇◆◇
エヴァンジュ
主人公。
元は男性で現代日本人。今は曙天の指令書の管制人格(アルハザード編1話)。
実体具現化時の外見は、魔法先生ネギま!のエヴァンジェリン・A・K・マクダウェル(アルハザード編1話)。
曙天の指令書の管理者権限を持ち、その全能力が行使できる(能力はアルハザード編3話参照)。
アルハザード時代は魔法の開発者として、特に空間魔法に関する第一人者として名を馳せる(アルハザード編7話)。
その頃の主は「リーナ・ファ・ニピン」で、魔法の共同開発者でもある(アルハザード編4話)。
アルハザード崩壊時、本人の希望で主であるリーナを殺害(アルハザード編9話)。
これ以降、ずっと夢を見ている状態となっている(漂流編)。
チャチャゼロ
曙天の指令書の防衛プログラム、その1。
外見及び性格は、魔法先生ネギま!のチャチャゼロ(耳部アンテナ以外の、関節等の人形的な部分は人間的)(アルハザード編1話)。
防衛プログラムとしての役目は、守護騎士のシグナムやヴィータに近い。最前線で敵の排除や攪乱を担当する(New!)。
曙天の指令書が起動していない状態で主を登録できる唯一の存在でもある(アルハザード編3話)。
但し、主の設定時に「剥奪して保有する魂の、剥奪時の感情」が逆流する問題が意図的に残されている(アルハザード編9話)。
チャチャマル
曙天の指令書の防衛プログラム、その2。
外見及び性格は、魔法先生ネギま!の茶々丸(耳部アンテナ以外の、関節等の人形的な部分は人間的)(アルハザード編1話)。
防衛プログラムとしての役目は、守護騎士のシャマルやザフィーラに近い。主や書に近い位置での防衛や補助を担当する(New!)。
アルハザード時代は筆頭メイドとしてエヴァンジュの傍に侍りながら、防衛の陣頭指揮を執っていた(アルハザード編8話)。
チャチャシスターズ(妹達)
曙天の指令書の情報管理プログラム達。
意識の直接連携による広大な記憶容量と超並列処理を実現しており、この機能はチャチャネットワークと呼ばれる。これのイメージは、とある魔術の禁書目録のミサカネットワーク。本来は意思と魔法行使能力と魔力生成器官のみの存在(アルハザード編1話)。
漂流編の時点で、5000人存在する(アルハザード編8話)。
この物語では、語り部の役目もしている(アルハザード編1話~)。
複数のチャチャがある程度連携・調整しながら寄ってたかって意思を伝えているため、たまに混乱や会話したり、チャチャ同士でツッコミを入れてしまったりすることもある。コンセプトは、
読む際は、基本的に「全部別の妹達」として流しておくとスムーズです。イメージは、テレビ版「とある魔術の禁書目録」の11話「ここにいるミサカは全てミサカです」の前後、大勢のミサカが順番に喋る場面です。明示部分以外で「発言が誰(何番)なのか」を気にする必要はありません(作者からのお願い)。
疑似的な実体具現化能力がある。基本的な外見は魔法先生ネギま!の茶々丸の妹機(学園祭で登場したもの。17巻の153時間目や156時間目に登場する、ショートヘアで小柄なタイプ)だが、他の姿を使う事も可能(アルハザード編1話)。
エヴァンジュの「転生前の記憶(本人が忘れている物も含む)」を握っている。原作知識などはここから集めた物(アルハザード編3話)。
たまにこの知識を使って会話にネタを混ぜるが、あまり反応してもらえなくて少し寂しく思っている(New!)。
特殊な地位で呼ばれるのは、以下の5人。それぞれ必要に応じた数の部下を率いて、実行部隊として動かしている(アルハザード編5話など。詳細説明はNew!)。
・
エヴァンジュの補佐(秘書役や研究)や、チャチャシスターズ全体の統率を担当。
・
情報の収集を担当。
・
情報の管理(整理や検索)を担当。
・
防衛や索敵を担当。護衛を兼ねた侍女もこの部隊が担当。
・
人数調整やリンカーコアや魂等の在庫管理、別荘の管理を担当。
人数を増やした場合は
つまり、アルハザード編5話の「100の判断」の娘が、今の05000になっている。
リーナ・ファ・ニピン
曙天の指令書の初代にして現時点で唯一の主。
夜天の魔導書、宵天の歴史書、曙天の指令書の製作者でもある(アルハザード編4話)。
アルハザードにおいて、クローンや魂に関する技術の権威だった(アルハザード編6話)。
良くも悪くも根っからの研究者で、研究馬鹿だが優しい女性でもある(New?)。
アルハザードが虚数空間に落ちた後、曙天の指令書(エヴァンジュ)に「自身を含む」全ての破壊を命令。アルハザードと共に滅びる事を選択した(アルハザード編9話)。
◇◆◇ 魔導具 ◇◆◇
曙天の指令書
主人公の実体。
書としての主な役目は、夜天の魔導書(後の闇の書)、宵天の歴史書の2冊から送られる情報の管理と必要な情報の取り出し。要するにグー○ル先生(アルハザード編1話)。
膨大な魔力・記憶容量・処理能力を有している(アルハザード編1話など)。
他の2冊の書に対する指令送信機能や、破損時の復元機能も保持している(アルハザード編2話)。
アルハザード崩壊以降は、休眠状態が続いている(漂流編)。
宵天の歴史書
様々な世界の歴史や文化を蒐集するために作られた魔導具(アルハザード編2話)。
アルハザード時代は食文化や創作文学に関する情報を主に収集して、曙天の指令書へと送っていた(アルハザード編8話や2話)。
夜天の魔導書
様々な世界の魔法技術を蒐集するために作られた魔導具(アルハザード編2話)。
アルハザード時代は普通に魔法等の技術を集め、曙天の指令書へと送っていたが……(アルハザード編2話+原作)
◇◆◇ その他 ◇◆◇
アルハザード
多くの世界(当時認識されていた世界の半分)を支配していた、軍国主義国家。また、この国家のある世界もこの名で呼ばれた(アルハザード編2話)。
高度な魔法技術を持ち、最盛期にはアルハザードに出来ない事は無いと言われていた(アルハザード編2話)。
晩年まで勢力は維持するが、内部崩壊が加速し、情報流出も度々発生するようになる(アルハザード編6話や8話)。
最終的に、魔法実験中のテロによる魔法暴走により虚数空間に落ちる。魔法が使えない地となった後、リーナ(曙天の魔導書の主)は全ての破壊を命じ、これに応じたエヴァンジュにより、全てが破壊されている(アルハザード編9話)。
ベルカ(古代ベルカ)
アルハザードからの情報流出先の一つ(漂流編)。
魔導技術の祖であり、かつてはアルハザードも含む最大勢力を誇っていたが、戦乱により分裂。この際にアルハザードも独立していた(アルハザード編7話+New!)。
一時は小さな勢力に成り下がったが、アルハザードからの情報流出もあり、着実に実力を伸ばしていく(アルハザード編7~8話)。
ミッドチルダ
アルハザードからの情報流出先の一つ(漂流編)。
当時はミッドチルダと言う名は無く、クラナガンという研究家が集まる小さな都市国家だった(アルハザード編1話)。
アルハザードからの情報流出先でもあり、勢力はあまり伸びていないが、技術力の伸びは良かった(アルハザード編7話)。
別荘(エヴァンジュ・リゾート)
ネギまの「別荘(エヴァンジェリンズ・リゾート)」を再現しようとした結果出来上がったもの。
時間の加速は無いが、星系規模の空間と恒星、居住可能な惑星を妹達が準備。
妹達の部下が約2100人配置されている。
地形は地球を模倣。日本の熱海に相当する場所に中央拠点があり、ここに大規模な邸宅や研究施設、一通りの食糧生産加工関連施設、娯楽施設や温泉等が揃っていて、ここの施設や食糧生産能力だけでも十分自活可能となっている。
他に、軽井沢、沖縄、札幌に相当する場所等に生活可能拠点があり、各拠点付近には風土に合わせて農業や漁業等の設備が整えられている。
農業、漁業、畜産用の主要拠点として、パリやジャカルタにも設備がある。
オーストラリアは魔法の訓練場となっている。拠点はケアンズ。
その他、主に農林水産業用の簡易拠点が各地に存在している。
(アルハザード編8話)
一応、この時点では主人公(曙天の指令書)に絡む部分以外は、なるべく原作に矛盾しないよう設定したつもりです。基本はテレビ版無印、テレビ版A’s、テレビ版StrikerSで、おまけとして映画版1st、漫画版vividですね。
正直、映画版A’sのベルカが魔導文化発祥の地という設定を見た時はどうしようかと思いましたが……ねじ込みました。おかげで過去の時系列とか変わったけどね! 作中に影響はほとんど無いけど!
(ガイドブックを友人に見せてもらっただけで、作者はMOVIE 2ndを見ていません。そのため、今のところは劇中の出来事の影響を受けていません)
未だに転生者は主人公のみ、捏造設定はあっても大きな乖離やブレイクはまだしていないというタグの詐欺っぷり。
他の転生者は、次話の原作入りから登場し始めます。
無印編の本格的なブレイクは……えーと、にじゅゲフンゲフン
アンチやヘイト? ……ナンノコトデスカ?
これも入れた方がいい! という説明等があったら、是非指摘してください。
2012/11/15 語り部としての妹達の説明(要するに地の文の読み方)を追加
2012/11/15 エヴァンジェリン・リゾート→エヴァンジェリンズ・リゾート
これに伴い、8話にちょっと修正が入りました。
2020/01/29 これ応じた→これに応じた に修正