青の悪意と曙の意思   作:deckstick

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この話は、物語内時間で2005年1月1日(無印編は2004年4月スタート)に行われたゲームの風景です。


「ゲーム」の条件設定は以下の通りで、違反者には罰ゲームという事になっています。

 1.日付設定は、2004年4月24日(温泉旅行の1日目)終了時点。
 2.この時点で出会っていない人の名前や役職を言わない。
 3.これ以降の出来事が特定できる発言をしない。
   但し原作に対応する場面がある場合や、明白な事柄に関しては許可。
 4.嘘をつかない。
 番外.この時点で出会っていない人は発言しない。


完結までのネタバレになるので、この話に関しては完結するまで質問に答えられません。
誤字脱字の指摘や感想は、いつでも大歓迎です。


新春企画:とある○○の正月風景

 ◇◆◇ #1 ◇◆◇

 

 

エヴァ:それでは、始めようか。あけまして、おめでとう。

 

アコノ:おめでとう。

 

はやて:おめでとうや。

 

エヴァ:さて、ゲームの基本ルールは分かっているな?

    違反者は罰ゲームだ。

 

はやて:うん、大丈夫や。

 

アコノ:あっちの人達が、指を咥えてる。

 

はやて:参加出来へんから、詰まらないだけや。

 

エヴァ:ルール上、喋れないんだ。察してやれ。

    但し“出会っていない”をやり過ぎると、私とはやてが話せなくなるからな。

    この3人の中の誰かが出会っていればいいとするぞ。

 

はやて:この時はまだ、エヴァさんと会ってへんかったな。

 

アコノ:それでいい。

 

エヴァ:なら、正月らしい話題からだな。

    何とか無事に年を越せたな。いいことだ。

 

はやて:無事って言ってええんか?

 

アコノ:こうやって話せる程度には平和という事。

    無事と言って問題ないはず。

 

はやて:酷い目にあっとる人も、結構いるやろ?

 

エヴァ:あんな屑共など、どうなろうが知らん。

 

アコノ:後始末に駆け回っている人達の方が大変。

 

はやて:この前来た人に、胃薬を渡してへんかったか?

 

エヴァ:あれはあいつ用じゃないぞ。

 

アコノ:あの人は結構したたか。問題ない。

 

はやて:そうなんか? 問題ないって言葉を信じてええか?

 

エヴァ:はやて、騙されるな。

    胃薬の宛先の人物に問題が無いとは言っていないぞ。

 

はやて:ほ、ほんまや……なら、よく連絡してくるあの人は大丈夫なんか?

 

エヴァ:本人は楽しんでいる様だし、一番問題無いだろう。

    手下や周囲は知らん。

 

はやて:うわぁ……みんなの胃が心配や。

 

 

 ◇◆◇ #2 ◇◆◇

 

 

エヴァ:温泉に行っている頃だとこの程度の人数か。

    今となっては随分少なく感じるな。

 

はやて:しゃあないな。私がまだ1人やった頃やし。

    でも、チャチャちゃんやチャチャゼロさんやチャチャマルさんは、参加権あるんよ?

 

エヴァ:この時点では表に立ってないからと言って拒否されたからな。

    意味は分かるんだが。

 

アコノ:あの人達が参加できない縛りだから。

    居ただけと言う意味では、割と近い。

 

はやて:そうかぁ。まあ、あの様子を見ると、遠慮したくもなるんかな。

 

エヴァ:まだ羨ましそうにこっちを見ているのか。

    いつまでそうしているつもりだ?

 

アコノ:ゲームに全員参加しても混沌とするだけ。自重も必要。

 

エヴァ:まあいいさ。どうせ、すぐにもっと賑やかになるんだ。

    派手なのはその後で考えるか。

 

アコノ:戸籍とかのゴタゴタが終わったら、次は家の手配?

 

はやて:2人とも、それは言ってええんか?

 

アコノ:原作では、3作目でミッドチルダ在住。

    戸籍や家に関する手続きや手配は必要だったはず。

 

エヴァ:暗黙的にだが、必要な事ではあるぞ。

    どう賑やかになるかも、はっきりとは言ってないしな。

 

はやて:んー、なら、まあええんかな。続けよか。

 

アコノ:妹達が、みんなの希望を纏めて調査してる。

    戸建てと集合住宅が検討対象だけど、一長一短に見える。

 

エヴァ:だからマンションを建物やらの権利ごと買ってしまえと言っているんだ。

    その方が早いだろうに。

 

アコノ:それもどうかと思う。

 

はやて:やけど、それなら中は全部好きに弄れるやろ?

    壁抜きも出来るやろうし、ありやと思うよ。

 

アコノ:それも見ているらしいけど、まだいいものは見つかっていないみたい。

 

はやて:どっちにしても時間がかかる話やな。引っ越しはだいぶ先やろか?

    工事も必要やろうし。

 

アコノ:既存の建物を買っても、それで満足すると思えない。

 

エヴァ:そうだな。あの2人の部屋の予定を聞いてみろ。

    あれでは、どう聞いても……

 

はやて:あー、あの2人な。

 

エヴァ:あんな部屋にして、あいつらは何をするつもりだっ!?

 

アコノ:ナニをするつもり、としか思えない。

 

エヴァ:正気か!? あの2人はあれで本当にいいのか!?

 

はやて:まあまあ、仲はええみたいやし。

    重要な人や、あれくらいは目をつぶらなあかん。

    ……これくらいは、言ってええよな?

 

アコノ:エヴァの方がギリギリ。

 

 

 ◇◆◇ #3 ◇◆◇

 

 

はやて:ここで騒いでも、ある程度落ち着いたら私らも引っ越しするんは決定事項や。

    荷物、まとめとかなあかんな。アコノさん、知ってたらコツ教えてな?

 

アコノ:私は荷物が少ない。あまり参考にならない。

 

エヴァ:あの少なさは驚異的だ。タンスの中程の段しか使っていなかったのはどうなんだ?

 

アコノ:上や下の段は使いにくい。使える範囲に使う物を置くのは普通。

 

はやて:そうかぁ……やけど、未だに信じられへんよ。

 

エヴァ:何をだ?

 

はやて:あの人達と一緒なんやろ?

 

アコノ:そう。嫌?

 

はやて:馴染めるんやろか、とか、文化の違いで苦労せえへんやろか、とかな?

 

エヴァ:あいつらの日常生活を聞いた事があるだろうに。

    それほど大きな違いがあったか?

 

はやて:日常生活の小さな差異が……とかは、ありそうや。

    些細な事で揉めたくあらへんよ。

 

アコノ:大丈夫。全員集まったら……人数は言っていい?

 

エヴァ:出来事ではないし、人名や役職でもないな。

 

アコノ:じゃあ、言う。24名になるはず。

    名前の数で数えて、外見が人間でない者も含めてみた。

 

はやて:24人? えーと……チャチャちゃんとかも入れるんか。

    それなら確かに、何人って言えばええかもわからへんな。

 

アコノ:エヴァの従者や使い魔達は除外した。

    あの人達は、近所のおじちゃんおばちゃんおにいさんおねえさんと呼びたい。

    それに、そもそも人数が多すぎる。

 

エヴァ:だが、外見が人間でない者、か。表現としてはギリギリじゃないか?

 

アコノ:エヴァは本が本当の姿。

 

エヴァ:……そうだな。

 

はやて:いろんな人がおるし、みんな数に入れてええよ。

    チャチャちゃんやらチャチャゼロさんやらも数に入れてるわけやろ?

 

エヴァ:とにかく、それだけの数が集まるんだ。日本出身の連中が……私は含めていいのか?

    まあいい、多く数えれば7人だ。3割は同じ文化出身だと思えば気が楽だろう?

 

はやて:元男の人……人?

    まあええか。元男の人も含めたら、その半分以上が男の人やよ?

 

エヴァ:くっ……

 

アコノ:大丈夫。私はちゃんと女性だから。

 

 

 ◇◆◇ #4 ◇◆◇

 

 

アコノ:あのロストロギアの扱いは、本当にあれで良かった?

 

エヴァ:随分とギリギリな話題だな。どう答えればいいんだ?

 

はやて:何をどうしたか、って事には触れられへんな。

 

エヴァ:そもそも、どれの事だ。

    ジュエルシードと闇の書以外にも、いくつかあるんだぞ。

 

はやて:そんなにあったんか?

 

エヴァ:例えば、某魔導炉の心臓部もそうだ。

 

アコノ:そういえば。

    なら、あえて名前を出さず、予定外だったもので。

 

エヴァ:予定外……今はあそこに置いてあるあれでいいか。

    結果だけで言えば、良かったんじゃないか?

    前提条件に思うところは多々あるが。

 

はやて:やけど、あれのおかげで大変な目にあった人も多いんやろ?

    本当に良かったんやろか?

 

アコノ:そう。その辺はどう思う?

 

エヴァ:扱えもしない火に集る虫が居なければ、燃え広がる事も無い。

    私がいる限りは虫以外の犠牲者を出させんから、いいと思うが?

 

アコノ:過保護の裏側。

 

はやて:やっぱ、敵には情け容赦無いなぁ。

    やけど、虫を事前に防いでくれとる人達も忘れたらあかんよ。

 

エヴァ:お互い様の部分も大きいぞ。

    あいつら自身の利益のために防いでいる部分も大きいからな。

 

アコノ:その辺はセーフ?

 

エヴァ:誰が何をしているかは言っていないぞ?

    どんな関係かも言っていないから、身分にも触れていないしな。

 

はやて:えらいギリギリやなぁ……

 

アコノ:一応、ルールには触れてないとは言えそう。

 

エヴァ:だがまあ、この辺が限度だろう。

    好き好んで罰ゲームをしたくないぞ。

 

アコノ:残念。

 

はやて:やけど、私はそれを見たこともないんよ。

    そろそろ見せてくれてもええと思うんや。

 

エヴァ:ああ、そうだったな。

 

はやて:私は参加できる状態やなかったしな。

    今同じことがあっても、まだ参加させてくれへんやろ?

 

エヴァ:そうだな。

 

アコノ:はやては、まずは魔法の練習。

    参加はそれから。

 

エヴァ:条件付きなら、4番目を目指せる戦力のはずだ。

    寄って集って鍛えてやるぞ?

 

はやて:お、お手柔らかに頼みます……

 

エヴァ:急ぐ必要は無いんだ、ゆっくりやればいいさ。

 

アコノ:でも、今あれを見せるのは問題?

 

エヴァ:ゲームが終わってからだな。

    それで良ければ、すぐにでも連れて行ってやるぞ。

 

はやて:ほんまか? 楽しみやな。

 

アコノ:あっちの人は、何時でもいいから来てほしいと言っている。

    返事が早い上に随分アバウト。

 

エヴァ:暇なんだろう、察してやれ。

    初詣代わりに今から行くか?

 

アコノ:でも、あれを詣でる……?

 

はやて:歴史的にも、技術的にも、すごい物なんやろ?

    拝んてもええと思うよ。

 

エヴァ:まあいい、どうせ見に行くんだ。拝むかどうかは自由だ。

    ああ、そっちで指を咥えてる連中も来い。気になるだろう?

 

はやて:ええな、みんなで行こか。

 

アコノ:それなら、ゲームはここまで。

    戸締りを忘れずに。




頑張って、決まっているネタを必死で隠しながら書いてみました。
隠しきれてない? 嫌だなぁハハハ。

ちなみに、これの初版を書いていたのは、2012/11/30です。
検討中とした2012/12/03の活動報告、アンケートをした無印編10話を投稿した2012/12/06の前の週です。
うっかり作っちゃったんです、A’sのプロット作りながら。
そこから2012/12/07頃に思い直して、ネタバレしそうな部分を変えたり、存在が微妙だったチャチャゼロ、チャチャマル、妹達代表を外したりしたのがこれです。全体の流れ(出している話題)は変化していません。

ちなみに、A’s編のプロットは、この頃から全く進んでいません(笑)
無印編10話以降の妹達増量や、企画の準備に注力していたので。


なお、解説(こたえあわせ)は完結後になります。
エピローグまできちんと終わってからでないと、色々とネタバレになりますから。




そして、新春企画その2の会場はこちら。
PC:http://syosetu.org/Novel/5280/
携帯:http://m.syosetu.org/?mode=ss&nid=5280
なるべく早めに設定を公開に変えるので、その後なら作者(deckstick)のユーザーページから行けるようになります。
但し、時間の合間を見て携帯で作業する事になるので、上手くいかなかった場合は切り替えが休み明け(最悪で7日)になります。ご了承ください。

ついでに、お年玉企画も準備しています。今晩をお楽しみに。
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