集束砲撃の撃ち合いを
高町なのはを連れて高町家の道場に戻り、呼んでおいた高町恭也に指導開始を依頼した。
内容は気の扱い方入門、高町なのはカスタム。未完成だけど大体の指針は出来てるし、実際の効果を見ながら調整したい部分もあるから、頃合いではあった。
「えーと、どういう事?」
「お前が使ったのは、集束砲撃と呼ばれる魔法だ。
集束型の魔法は確かに強力なんだが、体にかかる負荷が大きい。それを少しでも何とかするための修行だと思ってくれ。
というか、これをきちんと身に付けるまでは、集束魔法は使用禁止だ。意地を張って訓練で体を壊していたら、何をやっているか解らん」
「そんな……」
いまいち理解し切れてない高町なのは。
その頭を、ポン、と軽い感じで高町恭也の手が叩いた。
「なのは。少し前の俺が膝を壊していたのは知っているだろう?
あれは俺が無理をした結果で、剣士としてかなり致命的だった。
魔法で治ったが、治らない傷もあるだろう。恐らく、集束魔法とやらで出来る傷はそういうものだ。そうだね?」
「理解が早くて助かる。
参考までに原作の話もすると、無理の結果として数年後に死にかけるぞ。一応生き残るが、その後も色々な後遺症やらで、能力は落ちたままだ。
命を懸けるに足る理由があるならともかく、雑魚戦や模擬戦でそうなるのは不本意だろう?」
お姉様は、いくつかの映像を空中に投影。
具体的には、StrikerSの9話で使われてた記録映像。
「これって……ヴィータちゃんが……?」
「詳細な内容は語られていないが、ヴィータはお前を助けられなかったと悔やんでいる様子だったな。
普段なら何の問題も無く味方を守って落とせる筈の相手だったようだが、飛べなくなるどころか、立って歩く事さえ出来なくなる可能性すらあったとされていた。
無理を重ねれば、実際にこうなる可能性は決して低くない。それでも今使うのか?」
「うぅ……」
高町なのは、涙目。
その様子を見てる高町恭也の目は、ちょっと怖い。
「これでも駄目なら、カートリッジシステムを乱用して自滅した馬鹿共の歴史を、実際の映像付きで見せてやろうか? 自身が持っている魔力以上のものを使うという意味では同系統の技術だから、参考になるぞ。
例えば、空中戦の最中に自身のリンカーコアを砕いてそのまま地面に叩きつけられたり、七つ星の拳の様に体が内部から「ごめんなさいっ!」……解ってもらえたようで何よりだ」
映像を用意してたお姉様は、何だか残念そう。
だけど、お姉様自身が腕に裂傷を作ったりしてたから、写真とかで改めてその状況を見せるだけでも良かった気がしないでもない。
「心配するな、ずっと禁止とは言わん。
基礎が出来てから、節度を守って使えと言っているんだ。
まったく……フェイト戦で使う機会が無いままだったから、油断していたぞ」
「え? あれって……フェイトちゃんに使うはずだったの?」
「そうだ。
……何だその目は。気になるのか?」
「それは……うん。すっごく」
「そうだな。映像として見せられる事を知った以上、気にならないと言えば嘘になる」
「2人とも同じ目をしおって。
だが、今はまだ全てを見せる気は無いからな。特に2作目はまさに今から、3作目は今から10年後の話だし、少なくともある程度片が付くまではダメだ。
人や技について妙なイメージを持たれたくないから、私達の元の作品についても同じだ。微妙に似ているから、惑わされるぞ」
「それって、何年も待たないと……駄目?」
ちょっと首を傾げて、上目遣いで尋ねてくる高町なのは。
こうかはばつぐんだ! 但しロリコン相手に限る。お姉様には効果なし。
「駄目だな。いつか全部見せてやるから、今は地道な努力の時期だ。
撃墜なんてしたら、他の連中だけに見せるからな?」
「そ、それはだめっ!」
◇◆◇ ◇◆◇
そんな感じで高町なのはを兄の高町恭也に任せ、別荘に戻ってきたお姉様。
主達は既に熱海に戻って、休憩中。
主は従者達の着せ替え人形よろしく、入浴後はバスローブ……という名目で、掘立小屋とか言ってる時のテオドラ風の服を着させられてる。何か間違ってるけど、誰も気にしてない。
長宗我部千晴は、あの化け物共がと、力いっぱい黄昏てる。
真鶴亜美は平常運転。手元にあるのは緑茶と饅頭、ゆったりした空気は年齢に不相応だけど、何だか似合ってる。
そして、馬場鹿乃と上羽天牙はと言うと。
「何か、魔力が増える様な何かって、無いか?」
「せめて、もうちょっと何とか……」
2人揃って、お姉様に土下座し始めた。
「……阿呆共が。地道な努力が一番いいに決まっているだろうが。
もし簡単に増やせるようなら、StrikerSでレジアスが悩んでるわけがない。解るな?」
「それは解るし、レリックとは言わねぇけど……カートリッジとか、技術は色々とあるはずだよな?」
「お前達に渡すと、自爆するのが目に見えるようだから駄目だ。
そうだな、お前達に解りやすそうな例として、蛋白同化ステロイドに例えてやろう。
これは、要するに筋力増強剤だ。ボディービルダーの一部は公然と使っているらしいし、スポーツ選手やらが使っていた例もある。オリンピックでもドーピング検査の対象になっているから、その程度には広まっているらしいな。
副作用としては、ニキビ、高血圧、肝障害、毛髪消失、鬱や暴力衝動等の精神障害、睾丸萎縮、乳房の女性化「わ、解った! 解ったから!」……何だ詰まらん。
まあ、そういう事だ。諦めろ」
「……でも、さっきは物凄い勢いでカートリッジを使ってたよね?
あそこまでとは言わないけど、ある程度は大丈夫なんじゃ……」
「お前達に適性があるか判らんし、それ以前にガチガチに管理してほしいのか?
アコノにはおはようからおはようまで、風呂だろうがトイレだろうがベッドだろうがお構いなしに、24時間永久無休でチャチャが張り付いているぞ。
はっきり言うが、お前達にそれだけの労力を割く気は無い。それに、さっきなのはに集束魔法の使用禁止を言い渡してきたところだしな。あいつの為にも、掌を返す気は無い」
「なら、アレだ。闇の書の蒐集から回復したら魔力が増えてたってのは、駄目なのか?
蒐集自体は出来るんだろ?」
確かに蒐集してるし、ミッドチルダの目立つ犯罪者を壊滅させたせいで捜索範囲が広がり、効率が落ちてもいる。
今なら金子狗太の件もあるから、ジュエルシードの影響で済ませる事が可能かもしれない。
2人の場合、問題になりそうな能力は……あまり無いかも?
上羽天牙は、全く支障が無い。
馬場鹿乃の逆ナデポは夜天に引き継がれると問題だけど、雌犬ハーレムが発動してないから問題無い可能性が高い。王の軍勢にしても臣下を確保出来ると思えないし、仮に過去も対象に出来るとしても、闇の書に忠誠を誓っていた人も恐らくほとんど居ない。関係者が忠誠を誓うとしても、闇の書の主に対してのはず。
「……原作だと何らかの効果はあったらしいが、限定的だぞ。良くても数パーセント増える程度、下手をすれば減る事になる。
それと、エイミィやリンディに相談して、本局の治療施設を使う許可を自分達で取ってこい。
これらと情報漏洩の危険性を納得した上で、問題にならないよう行動出来たなら、やってやらんことも無い」
「おお、それなら大丈夫だ。危険性は理解してるし、効果は要するに、綺麗に骨折して治ったら丈夫になるってやつだろ?」
「そんなわけがないだろうが、この阿呆。
普通は骨折しないように丈夫な骨を作るんだ。順番を間違えるな」
「そうだよ。怪我だって痕が残るんだし、それで強くなったと勘違いしちゃだめだよ」
「別にいいんじゃない? 筋肉達磨が傷だらけになったって、箔が付いたとか喜びそうだし」
黒羽早苗と夜月ツバサが、中華まんの山を持って登場。
さっきまで、従者達と一緒に作ってた。
「黒羽は解るが、今日はツバサも料理に参加か。
そういえば、そっち方面の特典もあったな。料理が上手くなりたい、だったか?」
「まあ、そうなんだけど……」
「ボクとしては、すごく助かる能力だけどね。ツバサちゃんは不本意みたいだよ」
「千晴の様に、期待と内容が食い違っていたのか?
使い方次第では役に立つなら、力不足というわけでもないだろうし」
「見ただけで味が解るって、反則だよね。
おかげで、ここにある食材が何の代用品になるか調べる作業がすごく進んだんだ」
「生野菜の味が解ったって嬉しくないわよ!
生肉の味を延々と調べさせられた恨みは絶対に忘れないから!!」
「あー……うん、ごめんね?
その代り、一番美味しいところを食べ放題だったでしょ?」
「う……そ、そりゃあ、美味しかったけどさ……」
試食と称して、真っ先に美味しいものを確保してた夜月ツバサ。
何パターンも作った中で1種類だけしか食べてなかったから、その理由はお察し。
「そうやって調べたその結果がこれか」
「そうだよ。材料はここの人達がだいぶ絞り込んでくれてたけど、いい組み合わせとか調味料の加減とかを探る時は、大活躍だったんだ。
どれが当たりかって、見ただけで解るってすごいよね」
「わ、悪かったわねっ!」
「というわけで、どうぞどうぞ。
手作りだからもちもち系の、基本に忠実な普通の肉まんと餡まんが出来たからね。元々苦手じゃなければ大丈夫だと思うよ」
そう言いながら、黒羽早苗は中華まんを配ってく。
従者達には好評だったし、出来は上々と言える自信作。
顔が書いてあるのが、餡まん。餅肌の顔をお食べ。
◇◆◇ ◇◆◇
というわけで、数日が過ぎた頃。
馬場鹿乃と上羽天牙は、本気だったらしい。リンディ・ハラオウンにこっそりと話を通し、アースラの現地拠点で勉強中に突然苦しみだしたという事で、金子狗太の噂の一部“ジュエルシードの影響”という話に便乗する事になった。
入退室等の記録に残るのを避ける為、実行は八神シャマル。離れた場所の人物からも蒐集可能な特殊な転送魔法、正式名称“旅の鏡”を使って、2人の同時蒐集を決行。映像記録にも残さないために私達が幻影を担当して、見た目も記録上も、作り話に沿った形に仕上げた。
2人は事情聴取の際に金子狗太の写真を見せられて心当たりが無いか聞かれてたけど、2人とも首を傾げてた。年齢の差異のせいか、ステイル・マグヌスだとも判断出来なかった模様。
逆に、2人の写真が金子狗太に流された際はばっちりと元キャラクターを言って、ジュエルシード等に関わっているはずだと断言してた。実際は関わってないけど、転生者なら関わってると信じて疑わなかったらしい。
ついでに黒の騎士団の写真も見せられてたけど、混乱してた。守護騎士に似てるけどベルカ式じゃないし、狩人さんの色違い装備に見えるから、転生者か、その関係者だろうと思われた。つまり、闇の書関係とは思われなかった。
2人を治療してる本局内の医療施設では、黒の騎士団との関連を疑ってる。事実として傷害の内容は似てるし、実際同一犯だけど、証拠なし。こちらの予定通りにロストロギア、つまりジュエルシード関連の障害ではないかという推測が有力候補とされた。
それを受けて、アースラへの捜査命令と共に、追及や監査も行われた模様。
「もっとも、いくら探っても、アースラには当時の2人の情報は無いんだが……
連中は信じない、か」
「元々が後ろ暗い連中。疑心暗鬼にもなる」
というわけで、裏側に関わる時空管理局員と思われる一行が、秘密裏に地球へとやってきた模様。到着後に作戦の最終確認なんてやるから、フェイクでないなら情報が漏れる漏れる。
主な任務は、住所やらが判明してる魔導師についての、情報確認。但し、金子狗太が闇の書、八神はやて、守護騎士の情報を漏らしてるからか、八神家に向かってる連中はどうも殺気立ってる。
まずは確認とされてるけど、情報が真実なら全力で押さえるような指示もされてる模様。ただ、手段や手順はともかく、闇の書を確保しようという行動は時空管理局として普通の行動だと言えるから、お姉様も非難する気は無い。
確保前に確認が必要とされている情報は、八神はやてと守護騎士4人がいる事と、八神はやてが闇の書の主である事。蒐集については被害の報告は無いし、確認も困難だろうと判断されてる。
「確認と言いつつ、反応を見るために突然の攻撃も有り得るな。
来客の対応は私がするから、アコノははやて達と一緒にリビングに居てくれ」
「解った。はやて達にはどれくらい説明しておく?」
「そうだな……怪しい気配が近付いているが何かあっても魔法や闇の書に関して知らない振りをしておけ、くらいは念を押しておくか。
特にヴィータは先走りそうだし、シグナムも黙って見ている性格ではないし……竹刀とゲートボールのスティックも出しておくか」
「何かある事が前提になっている?」
「あれだけ殺気立ってるんだ。何も無いとはとても言えんぞ」
というわけで、予め説明した上で、夕食を食べながら消極的迎撃の構え。
情報の盗難対策として、八神はやての住所は記載してあるけど家族構成などは不記載、お姉様が“八神エヴァンジュ”だけど住所不明、主が“小野アコノ”となってる資料を、時空管理局内の
ギル・グレアムから情報が漏れた様子は無い。悠久の翼の情報と比較しても八神はやての住所は一致してるし、そちらだと1人暮らしから同居人が増えた程度の記述みたいだから、仮に漏れても矛盾はしない。
そんな感じで、怪しい時空管理局員が到着。玄関前の2人は無手、家の周りの8人は杖を装備済みで隠れてるつもりらしい。私達の存在は連中にとって
そして鳴り響く、
「こんな時間に、誰だ?」
「食事の時間に失礼します。こちらは、八神はやてさんのお宅でしょうか?」
玄関前にいるのは、中年の少し優しそうな感じがするおじさんと、割と若いおにいさん。
どちらも顔はともかく黒髪で、一応日本人風の人を割り当てる余裕はあったらしい。2人とも線は細めで肉体派ではなく、突然の荒事にはなりそうにない。
話をするのは、おじさん……分隊長の役目らしい。
「妹に何か用でもあるのか?
あいつは足が悪いから、伝言で済むならそうさせてほしいんだが」
「お姉様でしたか。ですが、日本人ではないでしょう?
実際はどのような関係で?」
「親代わりの親戚だ。
それで、お前達は誰で、何の用事だ? 興信所か何かの調査か?」
「いえ、この近くに大きな狼が現れるという話を聞いて、調べているのですよ。
調べている時に、こちらのお宅にいるという話を聞きまして」
色々とダウト。突っ込み所が多すぎ。
狼の噂も事実も無いのは、周囲の聞き込みをすればすぐ解る。お姉様や八神家の家族構成を聞くのも不自然。
「はあ? 子犬はいるが、大型犬すら飼っていないぞ。
何かの間違いじゃないのか?」
「そうでしたか。念のため、確認させていただいても?」
「見せるくらいは構わんが。
おーいヴィータ、ザフィーラを連れてきてくれ」
(まだ食事中だな? ザフィーラが食事好きという事で、適当に話を合わせてくれ。それと、子犬らしく適当に暴れて食事に戻ってくれると助かる)
「んー? こいつ餌から離すと暴れっぞ?」
八神ヴィータの返事は、お姉様の意図をうまく掴んだ。
声色も緊張や警戒の色が無いから、怪しまれる要素も無い。
「ちょっと顔を見せるだけでいいだろうから、頼む」
「んー、ちょっと待ってくれ。ザフィーラ、餌はちょっと中断……おい、暴れんな! すぐ済むから! すぐだっつってんだろ!」
ある意味子供らしいひと騒動の後、バタバタ暴れるザフィーラを脇から両手で掴んだ八神ヴィータが登場。
ザフィーラの鼻の頭に、米粒が付いてる。
「済まんなヴィータ。
で、うちの犬はアレだが……何か問題があるか?」
「だから暴れんいって! 引っ掻きやがったなコイツ!!」
ザフィーラ、脱走。それを追って八神ヴィータも居間へと戻ってく。
「ヴィータちゃん、大丈夫?」
「怪我はないか?」
「念のため確認するから、こっちに」
「ザフィーラも暴れすぎや。いくら喰いしんぼさんでも、そんなに暴れたらあかんよ」
「はやて、躾ける時はもっと厳しく叱った方がいい」
その後、八神ヴィータとは別の5人分の声で、普通に会話が聞こえてくる。
予定より明らかに多い人数に、おっさんが困惑してる。
「ええと、お客さんでも来ていましたか?」
「全員家族だが、お前達は何をしに来たんだ?
これ以上しつこいなら、警察を呼ぶぞ」
お姉様は、本気で迷惑そうな表情。
これ以上の会話は難しいと気付いたらしく、おっさんが覚悟を決めた表情になった。
「……では、仕方ありませんね。
少々手荒になりますが、調べさせてもらいますよ」
その言葉と同時に、門の影に居た魔導師が魔法弾を発射。
お姉様は驚いたような表情で、何もせず右腕にそれを受け、少々抉れて盛大に流血。
「くっ……強盗だ! 警察を呼べアコノ!!」
「何だって!?」
「止せヴィータ! くそっ!」
真っ先に反応した八神ヴィータが飛び出してきて、続いて竹刀を持った八神シグナムも玄関へ。
「テメーらがやったのか!? 失せろ強盗ども!!」
廊下にあったゲートボールスティックを掴み、ある意味子供らしい動きで殴りかかる八神ヴィータ。
「大丈夫か!? 救急車も追加だ、シャマルとチャチャは応急処置、急げ!」
八神シグナムは玄関を塞ぎ、お姉様を庇うような位置で竹刀を構えて侵入を断固拒否する構え。
その後ろでは八神チャチャが止血を試み、八神シャマルが包帯を持って走ってる。
その間に、主は警察へ通報を終えた。はやても病院への緊急連絡はしっかり理解してるから、こちらもあっさりと完了。
しばらく八神ヴィータが大立ち回りを演じてる間に、パトカーや救急車のサイレンが聞こえてきた。その間、窓からの侵入や追加の魔法弾は無し。
「現地の治安組織が来ます。これ以上は!」
「ええい、撤収だ! 何だってんだこいつら!」
実に三下な台詞を吐きつつ、怪しい時空管理局員は全員逃走開始。
空を飛ばない辺り、ここが管理外世界だという事は忘れてないらしい。
「逃げるのかよ! 待ちやがれ!!」
「靴も履かずに追うつもりかヴィータ」
「クソッ!」
裸足で駆けてこうとする愉快な八神ヴィータを八神シグナムが止め、戦闘のような茶番が終了。
やり取りや姿は動画と静止画で残してあるし、後は警察とアースラに任せる。
警察が裏で時空管理局と繋がってるなら、うまく気付いてくれると嬉しい。
オリンピック(夏季大会)における、ドーピング検査の陽性数を見付けたのですが……
1(1968年), 7, 11, 0, 12, 10(1988年), 5, 2, 11, 26(2004年)
参照:http://www.joc.or.jp/anti_doping/about/index02.html
バレなきゃいい→バレタのフラグを立てて回収してる人が随分と多いようです。蛋白同化ステロイドの検査は1988年(ベン・ジョンソンの件があった年)以降みたいですね。
IOCの資料を引用しているJOCの情報なので、ばれた人の数だけでこれなんですよねぇ。
陽性数0の開催都市を見るとXXの陰謀とか仕立て上げやすいですけど、こんなのを見ちゃうと、なんだかなーって思っちゃいます。