「なに?!昨日またやられたのか?
俺と凛で、消滅させたはずじゃないか。」
「しかし、犯人は多数の可能性が、高いんです。しかも、見ましたよね?犯人は……」
「……能力者………。」
凛は、光の言葉に合わせて言った。
「そうです。ここは能力者になるための育成都市なんです。それなのにもう能力を持った。人たちがいるのは、おかしいんですよ。」
「確かに、前に裏路地で、絡まれた不良も能力者だった。でも、一個だけ、昨日の、犯人と違うところがあった。昨日の犯人は、右目が赤かったんだ。」
「たぶん、その能力は、何かを使って、無理やり能力を覚醒させてるんだと思います。時間が経てば、身体が暴走する要にるんだと思います。」
「そういうことか。じゃあ、あの不良は、まだ暴走してなかった。っていうことだね?」
「まあ、そういうことになりますね。」
「緊急ニュース速報です。
なんと、殺人鬼は多数ということが判明しました。殺人鬼は夜だけでなく、今も殺害を続けているもようです。
以上ニュース速報でした。」
「そもそも、なんでこんなに殺害を繰り返すのか。しかも多数でやるなんて、どういう理由でやってんだろう?」
「例えば、この能力育成都市が、憎い奴らに無理やり能力を覚醒させられて、暴走したときに、大量殺人を犯す。っていうテロ計画だったら?」
「でも、凛とゆうにぃのあの事件……
あの事件がきっかけではないよね?」
凛はベッドで、横になりながら、言った。
「でも、殺人事件が、始まったのは、悠と凛の事件より先に始まったことですよ、」
「だけど、その後に俺らの事件で、状況が変わったっとしたら?」
「ゆうにぃ……どういうこと?」
凛は、起き上がり、ベッドの上に座った。
「あくまでも推測だけど、
テロ計画を始めた後に、俺らの事件があった。しかも、使うのは全て能力者……。凛だったらどうする?」
「…仲間にする……。」
「僕も同感です。」
「俺もだよ。そこで考え直そう。この計画はテロ計画じゃなく俺らを、誘い出す、誘導計画だったら、って。」
「なるほど。その考えは見逃してましたね。」
「と言うことで、試してくるね。」
「ゆうにぃどこ行くの?」
「大量殺人鬼のところ。」
「凛もいく。」
「ダメだよ。凛は安静にしといて。
大丈夫、兄ちゃん。負けない前とは違うから。」
悠は凛の頭をなでて言った。
「行ってきます。兄ちゃん絶対帰ってくるからな。」
「うん……。」
凛は心配そうな顔で、言った。
─ガチャ!ドアを開けて、悠は外に走り出した。
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大通り
「殺人鬼だぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
人の声が飛び交う中殺人鬼たちが、
何十人で人たちを殺していた。
「ターゲットは、まだ来ないのですか?」
「まだですね。」
「もう少し待つしか………」
「ターゲットはここにいるぜ!」
殺人鬼の20メートル先に、悠がいた。
「ターゲットを誘き出せたね。」
「さあ、始めようか。ヒヒヒ」