神と獣とそして知恵   作:白鐘さん

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殺人鬼取締計画②

「なに?!昨日またやられたのか?

俺と凛で、消滅させたはずじゃないか。」

「しかし、犯人は多数の可能性が、高いんです。しかも、見ましたよね?犯人は……」

「……能力者………。」

凛は、光の言葉に合わせて言った。

「そうです。ここは能力者になるための育成都市なんです。それなのにもう能力を持った。人たちがいるのは、おかしいんですよ。」

「確かに、前に裏路地で、絡まれた不良も能力者だった。でも、一個だけ、昨日の、犯人と違うところがあった。昨日の犯人は、右目が赤かったんだ。」

「たぶん、その能力は、何かを使って、無理やり能力を覚醒させてるんだと思います。時間が経てば、身体が暴走する要にるんだと思います。」

「そういうことか。じゃあ、あの不良は、まだ暴走してなかった。っていうことだね?」

「まあ、そういうことになりますね。」

 

「緊急ニュース速報です。

なんと、殺人鬼は多数ということが判明しました。殺人鬼は夜だけでなく、今も殺害を続けているもようです。

以上ニュース速報でした。」

 

「そもそも、なんでこんなに殺害を繰り返すのか。しかも多数でやるなんて、どういう理由でやってんだろう?」

「例えば、この能力育成都市が、憎い奴らに無理やり能力を覚醒させられて、暴走したときに、大量殺人を犯す。っていうテロ計画だったら?」

「でも、凛とゆうにぃのあの事件……

あの事件がきっかけではないよね?」

凛はベッドで、横になりながら、言った。

「でも、殺人事件が、始まったのは、悠と凛の事件より先に始まったことですよ、」

「だけど、その後に俺らの事件で、状況が変わったっとしたら?」

「ゆうにぃ……どういうこと?」

凛は、起き上がり、ベッドの上に座った。

「あくまでも推測だけど、

テロ計画を始めた後に、俺らの事件があった。しかも、使うのは全て能力者……。凛だったらどうする?」

「…仲間にする……。」

「僕も同感です。」

「俺もだよ。そこで考え直そう。この計画はテロ計画じゃなく俺らを、誘い出す、誘導計画だったら、って。」

「なるほど。その考えは見逃してましたね。」

「と言うことで、試してくるね。」

「ゆうにぃどこ行くの?」

「大量殺人鬼のところ。」

「凛もいく。」

「ダメだよ。凛は安静にしといて。

大丈夫、兄ちゃん。負けない前とは違うから。」

悠は凛の頭をなでて言った。

「行ってきます。兄ちゃん絶対帰ってくるからな。」

「うん……。」

凛は心配そうな顔で、言った。

─ガチャ!ドアを開けて、悠は外に走り出した。

 

 

大通り

「殺人鬼だぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

人の声が飛び交う中殺人鬼たちが、

何十人で人たちを殺していた。

「ターゲットは、まだ来ないのですか?」

「まだですね。」

「もう少し待つしか………」

「ターゲットはここにいるぜ!」

殺人鬼の20メートル先に、悠がいた。

 

「ターゲットを誘き出せたね。」

 

「さあ、始めようか。ヒヒヒ」

 

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