こんばんは、明日から本気出します。
ヤンデレ、いいと思います。
痛いのは嫌いですけどね。
今回の視点はダンブルドア。
『臆病な狂人』
あの優等生トム・リドルが行方不明。
校長のディペットは大忙しだし私も教師陣も全力で捜索している。だが見つからない。
「秘密の部屋」に連れて行かれたのか?一度は考えた。しかしリドルは自身の手で開いている。それはないだろう。
生徒の一人一人に注意して目を向ける。だが、皆いつも通りだ。…いつも通り。
多少の変化はあってもいつも通りにすごしている。中でも一番騒ぎそうなアリスが特に。
入学直後の時のようににこにこして、だがよく引きこもるようになった。ショックなのかと心配し声をかけてもけろりと「平気」という。
なぜさほどショックを受けていないのか?そう思い聞いてみると
「…ショックはショックですよ。授業中も、廊下でも、いつも見ていることができない。ああ、なんてこと…」
と嘆いていた。
少しの引っ掛かりがあったのでカマをかけ、いろいろ探ってみたが偶然を装っていつも邪魔をしてきたりする。ますます怪しい。
だからといって疑っていいものではないし証拠もないのだが、何かと不思議な、魔法とは違う力を持っているアリスならば出来てしまうのではないかと思う。
だが思うだけではいけない。しっかりと判断できるまで推測するための材料や証拠が必要だ。
そう考えていた時丁度アリスが居たので話しかけてみた。
「こんにちは、アリス。今日は天気がいいのう」
「そうですね先生。最悪の天気です」
「ところでアリス、君はトムを誘拐したりしたかの?」
「ええまあ」
あっさりと肯定した。
どうしてそんなにあっさりと言えるのか、言って平気なのか疑問には思う。が、だれかを庇っているとは思えないし何よりも居場所を探さないといけない。
「トムはどこじゃ」
「私の世界」
「……は?」
「あなたが来ることは出来ない。たとえ出来ても一瞬で殺されるよ。あはははは!!それでいっか!」
私が行くことができない場所に閉じ込めたというのか。それも異世界に。
「異世界など…」
「ありますし平気ですよ?まあ私とリドルだけですがね。二人の愛の巣、なんちゃって」
えへへ、と言って自分の言ったことに照れるアリスに何か狂気的なものを感じる。危ない、本能で思った。
しかし私も教師だ、生徒を見捨てるわけにもいかないのでいろいろ考えつつ交渉してみることにする。
何事も挑んでみなければ結果はわからない。アリスは特に、そんなことが多いから希望はあるだろう。
眠そうにあくびをしたアリスに話を聞こうとする。
「アリス、トムをどうするつもりじゃ?」
「このまんま閉じ込めておくんです!永久保存ですよ、あ、もういきますね!」
元気に去って行ってしまったアリスを呆然と見届ける。
どうして、どうしてこんなことを?
【命を落としたい狂人】
眠いので無理やり切上げる形。
ヤンデレ好きだけど、悲劇はすきだけど、狂気もシリアスも好きだけど。
やっぱりシリアス眠い。