復活(転生的な意味で)のイデオン   作:アルファるふぁ/保利滝良

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いま出会ったのは

はぁ、食べた食べた~ いやあ佑樹の作る料理はいつも美味いなぁ、食べ過ぎてしまった

元がなんだろうが人間のルールは適用されるらしい 食っちゃ寝してたら体重が増えた

ま、一度変身す(元の姿に戻)ると大体2㎏は痩せるのだが

少し腹ごなしにベランダで風を浴びよう

「佑樹、ベランダ行ってくる」

「おう、すぐ戻ってこいよ」

「ああ」

確かに、私みたいなの(どっからどう見ても未成年としか思えない女)がこんな夜分に佑樹みたいなの(独身の成人男性)の家にいるとわかれば、とんでもないことになってしまうな 主に通報的な意味で

あまり長居は禁物か、やはり不便な体だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふう・・・涼しい・・・」

体を撫でる風が心地いい 髪がたなびいて背中にかかるが、構うものか

何回か風が吹く星(人間が住める星)で風を浴びたときはあったかもしれなかったが、人間として感じてみると素敵なものだ

あの時(バッフ・クランとの戦い)はそんな余裕はほぼ無かったからな・・・

やはり人間はいい イデの手のひらの上で弄ばれるような存在ではないのだ

こんな些細で素敵な物事を感じ、愛し、そして思える なんて素晴らしいのだろう

 

 

 

 

さて

そろそろ構ってやるか

「出てこい貴様」

このマンションのベランダに隠れるスペースなんて無い

潜んだつもりだろうが、髪の毛が出ているぞ

「バレたわね・・・流石デルタ・・・」

「何者だ!」

何故私のことを知っている?おかしいぞ、いま佑樹のマンションにいる連中以外私のことを知ってる奴なんて・・・

「イデは、貴女を必要としている」

なに?

「ふん、私は人間の味方だ イデは人間のことをまったく知らず、まったく省みず、そしてまったく支えなかった」

なるほどこいつはまさか・・・

「私は心底憎むぞ あんな素晴らしい面を数多く持った知的生物を、自らの作物の如く扱ったイデをな!」

この心構えに、絶対変わりは無い!

「そう・・・なの・・・」

そんな悲しそうな顔をしてくれるなよ まるで私がお前を苛めているみたいだろう

ん?

「ま、待て!何処に行く!?」

く、奴めベランダから飛び降りた 逃げる気か!

「待て!ノバーっ!」

折角・・・折角会ったのに・・・ノバ(Bメカ ソルバニアー)・・・

 

 

 

ズドオオオオオオオオオン・・・

 

 

 

爆発か!?ここから近いぞ・・・

「な、何々!?どうしたの!?」

バスタめ、ようやく来たな て言うか臭ッ! なんかバスタが臭い!

このつんとした臭いはアルコールか?酒飲んだのかお前!

「大方母のしもべだろう 私が行く、お前は佑樹と明日太をシェルターまで送れ」

飲酒状態で戦われたら何しでかすかわからんからな・・・足手まといは無い方がいいだろ

「わ、わかった!二人を送ったらすぐ行くよ!」

「頼んだぞ」

・・・行ったか 足速いなアイツ、酔ってないのか?・・・臭いするほど酒かっくらって?

イデオバスタは化け物か?

ま、どうでもいいか

「聞こえるか、聞こえるだろう 遥かな轟き・・・」

行くぞ!何処に逃げたか知らんが、私の意地を見せてやる

よく見てろ、ノバ!

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