復活(転生的な意味で)のイデオン 作:アルファるふぁ/保利滝良
「・・・くっ・・・」
私は・・・見つけてしまった・・・
忌まわしき、人類全滅の・・・スイッチを・・・
イデの存在を・・・確認してしまった・・・
そんな・・・これでは・・・イデが存在するなら・・・
佑樹たちは・・・この世界の人々は・・・もう、滅びたようなものじゃないか・・・
ヤツが関わって、滅びなかった文明は・・・無かったのに・・・
私は・・・どうすれば・・・
どうすれば、イデをどうにかできる・・・?
どうすれば、佑樹達この世界の人々を助けられる・・・?
このままじゃ、見殺しじゃないか・・・
あのときの、ように・・・また、人類が・・・滅びる・・・
「イデ子、大丈夫か?」
あ、佑樹・・・
「佑樹、あのな、実は・・・」
「イデオンソード、だろ?」
・・・バレていたか
まあ、言うつもりだったけどな・・・
「どうしてわかった?」
「テレビ中継でな マスコミは大騒ぎだぜ」
・・・コイツならわかってるだろうが、言わないとダメだ
「
「・・・もういいよ、わかってる」
「・・・だって、だってぇ・・・わたしは、イデが・・・」
あ、あれ、なんでだ
なんで、目から・・・目から涙が・・・
「私は・・・何も、出来なかった・・・二つの、二つの地球の人々のぶつかり合いを・・・イデの、言いなりのまま・・・イデと・・・一緒に・・・」
「・・・もう、それ以上は・・・」
「私が!滅ぼしたんだ!イデと・・・一緒に・・・」
「イデ子・・・」
もう・・・ダメだ・・・
終わりだ、もう・・・
もう、佑樹達を・・・
佑樹達を見殺しにするしか・・・出来ないじゃないか・・・!
何が伝説巨神だ・・・何が銀河を切り裂く力だ・・・
結局私は、イデの操り人形じゃないか・・・
せっかく・・・せっかく・・・
せっかく人間たちとわかり合えると思ったのに・・・!
私は・・・また・・・イデの
嫌だ・・・私は・・・私は・・・!
「・・・たった一つの、星に捨てられ・・・終わりない旅、君と歩むと・・・」
これは・・・子守唄・・・?
「慈しみふと、分けあって・・・傷を舐め合う、道化芝居・・・」
・・・不思議だ・・・この歌を聞いていると・・・悲しいのに・・・
「コスモス空を駆け抜けて・・・祈りを今、君のもとへ・・・」
暖かみが・・・ある・・・
「コスモス空を駆け抜けて・・・」
・・・悩んでいる暇はない・・・
約束したもんな、佑樹・・・
私は・・・イデに、抗ってみせるよ
だから、そばで・・・見ててくれ
約束だ・・・
「祈りを今、君のもとへ・・・」
「辛いかもしれない、だけどよイデ子・・・今は・・・お休み・・・」
・・・これで最終回でいいよね?
え、ダメ?