許された……
ズン……ズン……
お腹の底に響くような重低音が足元から聞こえてくる。
『18時に、第23層のb-765-3で待ち合わせね!』
デートしよう、とヤチヨに言われて。
そうして指定された場所にたどり着いた私は、胸の騒めきと緊張を抑えきれずにその場で小さく足踏みしながら、ぎこちなく周囲に首を巡らせた。
ツクヨミには沢山の
この『ユーザーが少ない』っていうのは、単にニッチな需要や一見さんお断りのクローズドサークルだからってだけではなくて、たとえば多言語話者限定であったりプロゲーマ―限定だったりと、特定のチケットが必要なものも含まれている。
ヤチヨが私とのデート場所に指定したのは、そんな選ばれた者だけが入れるエリアの一つ。
『音楽・ダンス関連のクリエイター』かつ『ファン数1万以上のチャンネルを持つもの』限定のワールド。
その名もナイトクラブ『地下アイドル
ちなみに今日現時点のかぐや・いろPチャンネルのファン数は約270万人。優勝から一週間を待たずに60万人ほどファン数が増えた。なんというか、もうどうにでもなれって感じだった。
かぐやの可愛さと人気に乗っかるだけの私としては非常に居心地が悪いけど、それがヤチヨとデートするためのチケットになるっていうなら、この時だけは後ろめたさを少しだけ忘れられる気がした。
それにしても……ヤチヨとデート、ヤチヨとデート、ヤチヨとデート、ヤチヨとデート……?
もし『死に際に見る夢』とか『砂漠の蜃気楼』みたいな項目が辞書にあったら、きっと類義語には間違いなく
優勝のこと。かぐやのこと。私のこと。そして、コラボライブのこと。
何もかもが夢のように幸せで、何もかもが夢のように不確かで。
何もかもが夢のように、酷く居心地が悪かった。
……だけど。
「頼む……夢ならあと数時間は醒めるな……!」
それでも私はこの場所にやってきた。
夢だろうが現実だろうがヤチヨがそこにいてくれるなら、私は蹲らずにいられるから。
改めて周囲を観察する。
クラブの入り口、その薄暗いロビーにチラチラと光る小魚の燐光は酷く妖しく幻想的で、それがより一層この場所の非現実感を高めていた。
緊張で足がすくむ。シチュエーションとかの問題以前に、健全な女子高生である私はナイトクラブなんかに立ち寄ったことは人生で一度もないのだ。ヤチヨからのお誘いが昨日じゃなければ、恥をかかないように勉強の時間を削ってでも予習の一つくらいはしてきたものを……!
『ねぇ、あれってさ……』
「……まぁ、そりゃそうだよね」
それに、居心地が悪い理由はまだあった。
だって、少し耳をすませれば聞こえてくるのだ。
『お、いろPじゃん』
『顔出し早々にダンジョンデビューとはチャレンジャーだな』
『一人かな? だったらウチ、チュートリアル担当になるべき?』
『しゃしゃんなよ雑魚。かぐやちゃん待ちに決まってんだろにわかか? ……いや、でもここでいろPにダルめに絡んだ俺をかぐやちゃんがぶっとばす流れって滅茶苦茶”良”じゃない?』
『SNSの短文SSみたいなシチュを生でやろうっての? 創造性は買うけどいろPに不快な思いさせてる時点でアウトだろ弁えな?』
『ニュービーでも彼我の
不本意に顔が売れている……!
変装のひとつでもして来るべきだった。今は遠巻きにヒソヒソされるくらいで済んでるけど、このコラボライブが終わったら多分もっと酷いことになるに違いなかった。
(今のうちにツクヨミでの今後の身の振り方を考えとかないとな……)
かぐやが散々私の実名を暴露している以上、学校でも身バレすることはほぼ確定なのも頭が痛かった。実際、夏季講習やクラスの友達からのチャットで何度か追及はされているのだ。同学級の面々だけだから今のところ露見しても『やっぱり酒寄さんは凄いなぁ』で済んでいるけど、夏休みが明けて他学級に話が広まれば面倒なことになるのは間違いなかった。
……兄に有名人になってしまった時の立ち回りをどうすべきか相談することを脳内メモに記しながら、他人の目から隠れるように、緊張に震える足取りのままロビーの隅に向かおうとした時だった。
「やおよろ~~~~♪」
「うおぁあぁぁぁぁぁ!?」
耳元で聞こえたあまりにも聞きなれた清涼感溢れるマイナスイオンボイスに飛び退りながら振り向く。
「彩葉、待った?」
「い、い、今来たとこ……です!」
そこには、『私から声をかけてこう言うから、そしたら彩葉はこう返すべし! それがお約束ってやつだよ!』と言い含められていたとおりのベッタベタなやり取りに、満足気に微笑む私の
『ヤッチョ……?』
『ヤチヨだ……』
『いろPの待ち人が、かぐやちゃんじゃなかった……?』
『秘密の逢瀬ってことか……やばいな。見てはいけないものを見てしまったかもしれん』
『ヤッチョ、コラボにかこつけて古参ファンの若い女の子を食い散らかすなんて嘘だよな……?』
『これってもしかしなくてもNT……』
『いいや、俺はむしろ逆にヤッチョが激メロ女いろPに迫られて堕ちた可能性に一億ジンバブエふじゅ~賭けるわ』
『興奮してきたな。かぐやちゃんに鳩飛ばすべきか……?』
「あ、あることないこと言われてる……!」
当然のように、ギャラリーは先ほどまでとは比較にならないほどの騒めき具合である。それも当然のことだった。逆の立場だったら私もあのギャラリーに混ざってあることないことを捲し立てていたに違いないのだから。
嗚呼、あっちで無責任なゴシップに一喜一憂する側だったらどんなに心が休まっただろう。第一誰だよいろPって! 突然出てきたと思ったらヤチヨとデートとか、身の程知らずにも程があるぞ羨ましい……!
「大丈夫だよ、彩葉」
キャパシティが限界に達して現実逃避の殻に閉じこもりたくなって、パーカーのフードを被って顔を隠そうとした私の手を、ヤチヨがそっとその手を重ねて止める。そして、私を安心させるためだけの意図なのだと昨日教えてくれた、世界一優しい造形の笑顔で私に微笑みかけてくれた。
私、毎秒ファンサされてる。死にそう。助けて。
そして、本日初めてのヤチヨ量過多にフリーズした私の
(何、何何何何何何何何何何何何何!?!?!?!?!?!?)
頭よわよわ彩葉ちゃんに説明すると、これは壁ドンと双璧を成す、いわゆる顎クイという構図で……
「安心して、彩葉。心配しないで。ここにはかぐやは居ないし、あの子は今ライブの練習で忙しいから、絶対バレないから、ね?」
「ひゃい……」
私は目と鼻の先にある水面の瞳の揺らめきに釘付けになって、ヤチヨがなにを言ってるのか分からないまま半ば自動的に頷いた。
『おい、なんか雲行き怪しくなってきたぞ』
『マジの密会……ってコト!?』
『マジかよヤッチョ失望しましたテテテの森焼きます』
『女と女の間に挟まる……女!』
『いろP単推しワイ、脳に過剰な負荷を感じのたうち回りそう』
「それに、彩葉はかぐや以外の為の演奏、シたことないでしょ? これはコラボライブなんだから、ヤッチョの為に弾く経験も積んどかないとね……」
ヤチヨは私に顎クイしている方の手はそのままもう片方の腕を私の腰に回して、騒ぎを聞きつけてどんどん増えてきたロビーのギャラリーに見せつけるように私を抱き寄せた。……ああ、これ、もしかして、そういう……
「ヤチヨ、駄目、みんな、見てる……!」
「見せつけてあげようよ、ヤッチョと彩葉の仲をさ……別に何にも後ろめたいことなんてないんだから。ヤッチョは彩葉に経験と自信を付けさせてあげたいだけ。だから、こんなの浮気の内に入らないよ……だから────」
ヤチヨは、目を回しながら……だけどヤチヨの意図をなんとなく察したを私の腰をさらに引き寄せると、ロビーに集まった沢山のギャラリーの方に向き直った。
「…………ってなワケで、竹取合戦で激メロいろPに恋しちゃった
そうして、私を抱き寄せたままヤチヨは皆の前で
『しまった! こいつヤチヨじゃなくてYACHI8000だ!』
『こんなところに
『かぐ~やの脳が破壊されてしまう』
『ワイの脳も破壊されました』
『やっぱりヤチヨが面食いって噂は本当だったんだ……!』
『ファンを食い物にするなんて見損なったぞヤッチョ!』
『通報しました』
『かぐやちゃんが可哀そうだよねぇ!』
途端に吹き荒れる罵詈雑言の嵐、売店で売られているポップコーンのイミテーションがひゅんひゅんとヤチヨに向かって投擲される。ヤチヨは中空に展開した海月傘で投擲物をガードしながら、ギャラリーに∩∩顔で中指を突き立てた。
こ、これは……ヤチヨの深夜配信のノリだ……!
「ヤ~~~チヤチヤチヤチ! 悔しかったらいろPとコラボってみるヤチねぇ! ま、ヤッチョは今度いろPと踊るんだけどね~~!」
『こいつマジか……!』
『俺たちのいろPを返せ!』
『かぐ~や早く来てくれ!間に合わなくなっても知らんぞ!』
…………
……
……そうして、さらに激しくなる投擲物の雨あられとヤチヨとギャラリーとのプロレスがひと段落着いた頃には、さっきまでこの場と私を支配していた緊張感がすっかり消え失せていた。
ヤチヨとひとしきりじゃれ合った皆の間に形成されたある種の緩い連帯感が、ヤチヨと私をこの場に違和感なく受け入れられる空気を創り出していた。
「ヤチヨは……凄いね。皆そこにいるのに、いつもの配信みたいな空気になってる」
「ヤッチョが皆を好きで、皆もヤッチョが好きだからできるんだよ!」
ひとしきロビーで騒いだみんなは、思い思いに退出したりクラブに入っていったり和やかに談笑を続けたり。すっかり緊張も狂騒もどこかに消え去っていた。
私は、月見ヤチヨというパフォーマーの力にある種の畏怖すら憶えていた。たとえ配信画面ごしじゃなくっても、ヤチヨは目の前にいる大勢を照らして、巻き込んで、その空間をまるごと「ヤチヨのお部屋」にすることができるんだ。
「それじゃ、いこっか」
「うん……!」
私はヤチヨの月のような輝きと、海みたいな抱擁力を好きになったんだった。
それをこの場で改めて思い知らされる心地で、私はヤチヨの手を取る。そうして皆に見守られながら、すっかり耳に馴染んだ重低音が響くドアの向こうへ二人で歩いて行ったのだった。
……ところで、クラブってどういう場所なんだろうか、なんて言葉は無粋だから呑み込んで。
初めての挑戦で無様を晒すかもしれないことがまったく気にならないくらい、私の緊張は消え失せていたのだった。
☾
私は、彩葉を先導しながらクラブの廊下を進んでいた。
「ヤチヨっ……ちょっと、待って。これ、まだ慣れなくて」
「4つ打ちに合わせて光ったタイルを踏むだけだよ~! トン・トン・トン・トン♪ はい、このリズムでヤッチョと一緒に飛び跳ねて~~!」
『地下アイドル
フロアに響く音楽は魔術的なリズムによって聴く者の肉体に働きかけ、その場に居合わせた人々は踊るようなステップを強制される……という設定。つまり、クリプト オブ ネクロダンサーである。リズムに合わせてステップを踏めばふじゅ~に変換可能なポイントが付与されるルールで、高等テクニックを披露したり、ダンジョンらしく『バトル』に勝利すれば更なるポイントがもらえるシステムである。……とはいえこのポイントの両替レートはたかが知れている。カラオケの採点のように、よりこの場を楽しむための余興のようなものだった。
「リズムに合わせて足を出すだけじゃなくって、ダンスステップで進むと高得点! ほら、彩葉も練習で覚えたでしょ? あれの通りにやれば大丈夫! ヤッチョと一緒にれっつダンシング!」
「む、無茶言わんといて……!」
ランニングマン*1からのトゥーループ*2。ここでいったん止まってクラブステップで足踏みしながらすれ違う人をお見送り。お互いのダンスのノリを手振りと表情だけで褒め合って、ややぎこちないものの初心者にしては軽妙なステップで私に追いつこうとする彩葉に小さく拍手してから通り過ぎていく。
「……あ、そっか。これでいいんだ」
彩葉は、試行錯誤の結果、自分に親しみのあるステップで移動することにしたみたいだった。 ピクピクと狐耳を動かして拍を取りながらアラベスク*3、プリエ*4、そして
「小学生の時にちょっとやってたんだよね、彩葉は」
「う、うん……バレエ教室にね。体験入学だけで辞めちゃったから、ほんとにちょっとだけだけど」
慣れてきたのか、淀みないパ・ド・シャ。HIPHOPスタイルのステップを刻む私と並んで前に歩く彩葉の様になりっぷりといえば、まるで舞台のバックダンサーさながらだった。
……ここのルールを教えらえてから僅か数分。バレエスタイルに決めてからは30秒と経たずにこの精度。つくづく何かを美しく魅せる才能に愛された娘だ。
これがかぐやにとっての人間のデフォルトだったから、殊更に『人間』というものがキラめいてみえたのだった。彩葉みたいに美しいものを好きになって、彩葉みたいに輝く心を好きになる。そういうリズムで私はここまでやってきた。
だから、今回も彩葉のやり方に合わせることにしよう。
そう決めたところで、私は彩葉の一歩前へ出た。流れている曲は変わらない。一定の四拍子に合わせて床が光り、踏むべき場所を教えてくれる。
クセのない、入店後に最初にノるには最適なリズムだけど……今夜のデートを盛り上げるには聊か物足りないビートだ。
「これじゃ、ちょっぴり
「ヤチヨ……?」
私は曲を変えてもらう為に今夜のクラブDJである友人……カカちゃんにDMを送った。
黒羽カカ。深夜帯のチル配信のニーズを
「彩葉、リズムが変わるよ。ちょっと暗くなるから気を付けて」
「えっ……! は、はい!」
彩葉への声かけから二秒と待たず、廊下を照らすタイルの明かりが、四拍のリズムと一緒に全て消失する。そして────
ジャ────────────ン!!!!
次の瞬間には、けたたましくすらあるfffのシンセサイザーとギターのイントロが流れはじめた。激しい旋律に合わせて床のタイルが青白く発光し、クラブ全体がさっきにも増して妖しげな空気に一気に包まれる。
「The Phantom of the operaの、ロックアレンジ、かな? ……ヤチヨ、こういうのもクラブで流れる曲なの?」
「クラブはDJ次第でなんでも流れるけど、これはあんまりないかもね~~……でも、彩葉のダンススタイルには合うかも!」
つまり、人ならざる幻影として
私はフィンガースナップで光る海月をランタン代わりに呼び出して、タイルの青白い色合いのせいで視認性がさっきより悪くなった廊下を照らす。そして、どうやってリズムに乗ったものか考えているであろう彩葉をくらやみの底へ導くべく、彩葉に倣って
「え、ヤチヨ、それ……」
「さ、彩葉。もう一度踊ろっか」
ボーカルの代わりに流れるストリングの旋律に合わせて、私はタイルの瞬きを一足で踏みしめた。
──まずは彩葉と同じパ・ド・シャで二歩。そこから着地した足を軸にして身体を反転させ、滑らせるように反対の足を前へ送る。軽く跳ねて、着地と同時にもう一回転。大きく跳ぶ必要はない。この場所では床の判定を外さないことのほうが重要だから、ピルエット*5からシェネへ繋げて、タイルの光を一つ、二つ、三つと拾っていく。
後ろからおっかなびっくりついてくる姿があんまりにも可愛くて、私は上がり切ったテンションが齎すクスクス笑いを堪えながら、未知の世界へと乙女を導く妖しいお姉さん的な振る舞いを意識して彩葉に語り掛けた。
「ほら、これで総計300ポイントだよ────上手く踊れれば、それだけで評価されるの。ここには他は必要ないよ。音楽とステップと、ヤッチョだけに意識を払って。よそ見は駄目。言うこと、聞ける?」
「……ひゃい」
時折すれ違う他の神々の目線を気にする彩葉の視線は、これで再度
彩葉の角度から最大限に綺麗に見えるように、彩葉が見惚れてくれるようなステップを心掛けながら前に進んでいく。
────
────
歌いながら、私はもう一度回った。今度はシェネで進んだ勢いをそのままフェッテ*6へ繋ぐ。足を開いて、閉じて、また開く。そのたびに身体の向きだけが変わっていくけれど、進む方向はほとんど変えない。
────
紫色の
「ほら、彩葉」
「え?」
「次、こっちだよ」
彩葉は一瞬だけ目を丸くして、それから覚悟を決めたようにゆっくりとその手を取ってくれた。
「……こう?」
「そうそう。上手上手! かんぺき! 最高!」
手を繋いで一緒にステップする私たちの身体は、タイルとランタン海月に照らされて光と影みたいに交錯する。そうやって、凄まじい適応速度で彩葉は私の示すお手本を模倣していった。
「なんか、かぐやみたいな褒め方…………信じていい?」
「ほ、ほんとにほんとだよ~! さっきよりずっと力が抜けてる!彩葉は本当になんでもできてパーフェク可愛いね!」
緊張と気負いさえ解れれば、彩葉はいつだってこんなものだ。私はプリマの手を握ったまま、今度はグラン・パ・ド・シャ*8へ入る。もちろん本来の動きほど大きくは跳ばない。クラブの通路でそんなことをすれば壁や他の人にぶつかってしまう。だから直前で物理エンジンに干渉して慣性を減衰させて、ほんの少しだけ浮いて着地。その瞬間に身体をひねり、彩葉の横へ並んだ。
「……すご」
「じゃあ、彩葉もやってみる?」
「えっ」
「大丈夫。
そう言って、私はまた一歩跳躍した。
曲はまだ続いている。
奥へ進むほど照明は暗くなり、代わりに床と壁を走るネオンだけが鮮やかになっていく。その先にはさらに大きなフロアがある。そこから漏れてくる音は、今までいた通路のものよりずっと重く、低く、身体の奥まで直接響いてくるようだった。
「ほら、彩葉。置いてっちゃうよ~?」
「ちょ、ヤチヨ、待ってってば!」
「ふふっ、早く早く! ……なんか、すっごくデートっぽくなってきたね!」
────
────
そうして私は、私は彩葉を導いてダンジョンの奥へと進んでいった。
光の当たる場所に連れ出されたことで益々濃くなった影から、ここではない何処かへと、彩葉の心を攫うために。
感想、ここすき、高評価、誤字報告、いつも本当にありがとうございます。
本当の予定では今日までに完結させるつもりだったのですが、実力不足故それも叶わず厚顔の至りです。映画再公開までにも完結させることは困難そうなので、いっそ開き直って自分のペースで完結まで更新していきます。暖かく見守っていただければ幸いです。