幻想入りチートオリ主を殺しまくるだけの話   作:コウタロー

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「東方オタが強い蜘蛛妖怪に転生したったwww」の世界 前編

…目が覚めた。

ここはどこだろうと思い見渡すとどうやら洞窟の中の様だ

そして私は宙吊りになっていて私の体に縄が巻き付いていた。

しかもただの縄ではなくどうやらフェムトファイバーのようだ。

…成る程。

今回のオリ主は

「フェムトファイバーを出す程度の能力」あたりなんだろうな…

チート野郎め、殺してやる

そう思っていると起きた私に気付いたのか何かが蠢きながらこっちに来た

 

「起きたみてぇだなァ…ゲヘヘ」

 

蠢いた何者かが下卑た声で私に話しかけた。暗くてよく見えないがその姿は醜い蜘蛛のような姿をしていた。

 

どうやら転生して妖怪になったパターンのようだな

 

「お前外来人か??

あんま美味そうじゃねえけど俺のディナーにしてやるよォ イーッヒッヒ!」

 

生理的に無理な声でゲスい発言しやがって…絶対殺してやる!

決意した私はフェムトファイバーの縄を力任せに切った。

すると奴は顔がみるみる青ざめわめき始めた

 

「ンヒィ!?俺のフェムトファイバーの縄を切りやがった!?大国主でも切れない縄を!?信じられん!!?ありえん!!」

 

わめき散らす奴に向かって私は言った

 

「悪いが私はこの世界では大国主を超える存在なんでな 悪いが君とこの世界には消えて貰おう」

 

私は奴に前と同じようにパンチを食らわせ殺そうと構えた。

すると奴は命乞いをしながらわめいた

「た、助けてくれ!大ナマズ様にも会ってねえのに死にきれねえ!許してくれェ!」

 

…ん?大ナマズ?

大ナマズといえば「東方非想天則」に出るあのナマズが浮かんだが…

まさか。

そう思った私は奴にカマをかけてみた

 

「オイ、貴様 「東方project」というゲームを知っているか?」

すると奴は旧友に久しぶりにあったかのように顔を輝かしてこう答えた

 

「東方…ああなんて懐かしいんだろう!それを聞くのは100年振りだ!勿論だ!ゲームもサントラも全部ある!俺の人生だ!」

 

やはりか…元は東方オタで転生して幻想入りしたパターンか。

私は奴に興味を持った

普通なら女性キャラの筈なのに好きなキャラが「大ナマズ」の奴なんて早々いないからだ。

好奇心が湧き、さらにインタビューした

「何故、幻想入りした?」

すると奴はこう答えた

「まさしくテンプレの流れだ。東方オタのガキだった俺はある日トラックに跳ねられ、死んだ。

だが俺は「フェムトファイバーを出せる程度の能力」を持った蜘蛛の妖怪としてこの幻想郷に転生したんだ」

 

「ほう…なるほど。 とするとやはり無双してハーレムを作ったんだな?」

 

すると奴は俯きながら答えた

「いや…無双はしたんだがハーレムは無理だった… 紅魔館とか白玉楼とかに行って俺の能力で無双しまくったんだが、あと一歩の所で八雲紫に倒されちまったんだ…まあこの見た目じゃハーレムは作れねえだろうな…」

 

確かに、その蜘蛛を無理矢理擬人化したようなグロテスクな姿では少女達に嫌われるな…

 

「オイ旦那!今「そりゃそうだ」みてえなこと思っただろ⁉︎傷付くなァ〜俺」

 

「誰が旦那だ。で?何で今はこんな所にいるんだ?」

 

「八雲紫から命からがら逃げたんだよォ旦那ァ〜 今はこの洞窟を寝ぐらにしながら外から来るやつらを食って細々と生活してるんだよォ」

 

「要するに「無双失敗オリ主の末路」というワケか…哀れなもんだな」

 

「そんな哀れみの目で見るな!傷付くだろ!旦那こそ何なんだよ!マネキンみてえな姿でフェムトファイバー切りやがって!」

 

「「マネキンみたい」は余計だ。

まあ良いだろう、私はな…」

 

私は奴に自分が幻想郷群を管理している管理者であることを教えた

「なるほどなるほどォ!つまり凄いお方ってワケか!」

 

「…本当に解ってるのか?」

 

「解ってるも何もフェムトファイバーを切った時点で凄いお方ってことは知ってますよォ!旦那ァ!」

 

だから旦那呼びはやめて欲しい。

まあどうやら今は悪い奴でも無さそうだし別にこの世界は良いか…

と思い私は管理世界へ帰ろうとした。

すると洞窟の外から腹立つ声が聞こえてきた

「ハッハッハー!!どうも先輩!悪いけど先輩には俺の「無双伝説」の1ページになって貰いますよ!」

 

…どうやらコイツが今のこの世界のオリ主のようだ。

 

殺さねばならんな

 

 

 




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続きます
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