最悪な世界へようこそ   作:鯖みそ

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この世界に転生した不良に関する情報

シンフォギアの大体のストーリーは知っている


仮面ライダービルド 外伝、本編、共に知っている


ていう感じです


未知との遭遇と絶唱との遭遇

 

 

クソだな!

 

が、先程までいた空間の最後の一言

 

「はぁ、なったもんはしゃあねぇ」

と、現状の確認をする

 

 

確か、あの神が言った限りはここは戦姫絶唱シンフォギアという世界…はぁ

 

思わずため息が出る。実は彼、シンフォギアのアニメを観たことがあるのだ。

 

「一応俺は大体のストーリーは知っているだけで…それだけでもここがクソで治安最悪な世界なのは覚えてる」

 

 

大体というだけでも、クソ…という感想を覚えるほどにはこの世界はろくでもないということ

 

 

 

「に、加えてだ」

自身の周りにあるおもちゃのような銃とアタッチメントと箱

 

「エボル…地球外生命体、星食い…厄ネタじゃねえか」

 

 

彼は、仮面ライダービルド本編を全話観たことがあるのだ

 

 

「珍しく外伝作品も観たし、主役が使ってたベルトも買ったな」

 

 

だからこそ

 

 

「この力、エボルトの能力のヤバさ」

 

 

一応、これを見ている方ならエボルトのヤバさは知っているだろうが

念のためまとめておこう

 

 

地球よりも発達した文明を持つ火星を滅亡させた。

手痛い反撃をくらい、大半の力を失うも、ビルド世界の地球で暗躍し、無事力を取り戻し…

 

結果的に主人公たちに倒れされはしたものの、2人の仮面ライダーを消滅させ、数多の人を、星を食い散らかした化け物

 

 

「で、シンフォギア…妹が見てたのをチラ見せしただけだから合ってるからわからんが…」

 

それだけでもここの世界の治安は最悪。何回か滅亡しそうになったて…

 

 

 

「第一話見て、泣いちまったあいつをあやしたのは今や思い出と…」

脳の奥にしまっていた思い出が湧き出る、とはいえアニメ、空想だからこそ感慨深いと思えてるだけで…

 

 

実際、今の状況は悪いとしかいえない

 

「そもそも時系列はどうなってんだ?それによっちゃ今後の活動も決まるって」

 

「って、いうかここどこ?森の中にある廃れた神社…なのは分かるが…」

 

突如として轟音が響く、それだけで最悪なことになると直感できた

 

 

「ふざけんな、己も、周りも、右も左もわからんってのに」

 

意外なことに、彼は音の発信源へと向かう、不良の気まぐれの善意ともいうのか

 

 

 

始めは嫌々なのが分かる速度で、しかし段々と脚の動きが速くなったと思うと、チーターあるいは高速道路で走る車のような速度へと

 

 

走りは加速する

辺りの草木満ちる光景は灰色のコンクリートが混ざり、挙句の果てには電柱やら乗り捨てられた車やら、燃え盛る家が増えて

 

 

若干の後悔はありつつも、脚は止まらず、音の発信源へと辿り着く

その場所の光景は

 

 

『…っ!』

不定形でゼリーのような質感をした肉塊が人々を襲撃して、襲われた者たちから次々に炭素へと変わり、崩壊する。新手の地獄と見紛う光景、また新たな犠牲者が増える…しかしそれを許さない存在がいた

 

それこそ

 

 

絶唱の戦乙女、シンフォギアシステムという力

 

 

装者たちである

 

 

 

一人は蒼白のシンフォギアの装者

 

 

一人は神槍のシンフォギアの装者

 

 

二人があわせ繰り出す技はノイズどもを蹴散らす

 

 

それでも、二人であるがゆえに、力なき者、民衆は化け物どもに襲われる

 

 

『あ、あのガキ!』

化け物によって崩れた建物の一部、それはさまり身動き取れない子がいた

 

 

化け物は、幼きものでも心のない機械のように攻撃をくらわす

 

《スチームブレイク! コブラ!》

 

 

コブラを模したエネルギー弾が化け物を吹き飛ばす

 

『うまくいっちまったよ…』

助けることができた…のはいいことだか、自身の体にはあのエボルの力、またそれに関係あるものが内包されていたということ

 

それが分かったのは彼にとっては今後の生き方考えなければならないし

 

 

(目立っちまったよな)

目の前でその力をひけらかしたのはよくないことだろう

 

 

 

(さて、どうするか)

 

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