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第4章 異世界国家・勢力設定
4-0 世界の概要
世界名
ファルタニア大陸を中心とした世界(通称未定)
文明レベル
おおむね中世〜近世ヨーロッパ相当。火薬兵器はあるが近代以前。魔法が実在する
魔法の位置づけ
軍事・医療・産業に広く活用。上位魔法は戦術核に相当する破壊力を持つ
言語
日本語とほぼ同一(原作設定に準拠)。文字体系は異なる
日本の出現位置
大陸東方の海上に出現(原作とほぼ同じ位置関係)
亜人について
この世界では「亜人」が当然のように存在する多民族世界。外見はゼンゼロのエレン・ライカン・雅のようにケモ耳・尻尾程度の者から、より獣に近い者まで様々
4-1 魔法の軍事的位置づけ
レベル
効果
日本技術との比較
下位魔法
火球・風刃・治癒
小火器〜擲弾相当
中位魔法
広域炎上・城壁破壊
砲兵・航空爆撃相当
上位魔法
都市規模の破壊・天候操作
戦術核兵器に相当
禁呪
大陸規模の影響
存在は確認されているが使用者は極めて稀
4-2 クワ・トイネ公国【友好国】
体制
立憲君主制に近い王国(公国)
位置
日本出現海域に最も近い沿岸国
人口・特徴
中規模の農業王国。小麦・麦芽・根菜・綿花が主産品。農業技術は高いが日本の技術には及ばない
民族構成
人間と亜人が混在する多民族国家。亜人が国民の半数を占める
対ロウリア
国境を接しており、亜人廃絶を掲げるロウリアから長年圧力を受けている
対日本
最初の正式国交樹立国。友好通商条約・安全保障条約を締結
日本との取引
農産物(小麦・米・大豆・砂糖・綿花など)を日本に安定供給。見返りに農業技術・医療・インフラ整備・安保を受ける
首相
カナタ・ルウ・クワ・トイネ(40代前半)。率直で信頼できる政治家。「嘘は長続きしない」を共有できる人物
公国主
アルワーニ二世(28歳)。若いが意志が強く、経験ではなく判断力で補う
キーパーソン
エルヴィン・ヴァレンシア(近衛騎士団長)。深町との関係が物語の軸の一つ
4-3 クイラ王国【友好国・資源大国】
体制
王国
位置
クワ・トイネ公国に隣接。交通・交易の要所
民族構成
人間と亜人が混在する多民族国家。亜人が国民の半数を占める。南部に亜人集落が多い
表向きの資源
鉄鉱石(中世の採掘技術で取れる範囲)、魔石(世界有数の採掘量)
実際の資源(日本視点)
中東レベルの石油(「黒い水」と呼ばれ呪いの土地扱い)、世界最大規模の鉄鉱脈、ニッケル・コバルト・リチウム等の膨大なレアメタル
資源認識のギャップ
石油=「黒い水。作物が育たない呪い」。レアメタル=「鉄に似た何か。使い道不明で捨てている」
不毛の土地
南部平原の約3割が「黒い水が出る不毛の土地」。無人地帯として放置されてきた。実際は超巨大油田地帯
対ロウリア
南部の亜人集落をロウリアに狙われており、長年圧力を受けている。日本が来てから圧力が増した
対日本
友好通商条約・安全保障条約を締結。石油・レアメタル・鉄鉱石を日本に優先供給
日本との取引
石油・レアメタル・鉄鉱石を安定供給。見返りに採掘技術・インフラ整備・安保を受ける
首相
セラ首相(50代)。白髪混じりの髭。目が鋭い。慎重だが信頼を得れば動く
重要設定
クワ・トイネとクイラはロウリアと国境を接している。ロウリアの亜人集落への圧力と、南部油田地帯が地図上で重なる
4-4 ロウリア王国【敵対国・侵攻勢力】
体制
神権的軍事王国
国是
亜人の廃絶を掲げる極端な人種主義国家
軍事力
異世界標準では大規模な陸軍を保有。魔法部隊と大量の歩兵が主力
対日本
最初期の直接的敵対勢力。条約締結後に侵攻を開始
パーパルディアとの関係
パーパルディア皇国から陰の支援を受けているとされる(物資・情報・軍事顧問)。表には出ない
ギムの悲劇
クワ・トイネ北部の都市ギム(人口約4万)に侵攻。近衛騎士団第三大隊(1200騎)が阻止しようとしたが壊滅。住民が虐殺される「ギムの悲劇」が発生
動機
亜人廃絶という思想的理由+クイラ南部の資源(鉱脈)確保の経済的理由が重なっている
日本との衝突
日本の安保条約発動を受け、F-3・TSF・戦車による排除を受ける。エジェイ防衛線で撃退される
内情
王族・貴族の中に穏健派も存在する。単純な悪役としてではなく、内部矛盾も描く
4-5 ロデニア王国【中立・観察】
体制
王国
位置
クワ・トイネの南隣
亜人への態度
亜人を差別しているわけではないが、定住している亜人は少ない
対日本
当初は遠巻きに観察。最初の接触時に別動隊を派遣して観察していた。敵対の意思はなく、近いうちに正式接触を模索している
キーパーソン
エルヴィン・ヴァレンシア(近衛騎士団長)──クワ・トイネ側のキャラクターと同名だが別人に注意
役割
「慎重に観察する第三者」として、日本の行動を評価し、いずれ接触してくる
4-6 パーパルディア皇国【陰の敵対勢力】
体制
皇国(帝国に次ぐ格)
特徴
海軍力が強大な海洋覇権国家。周辺国への支配・搾取で繁栄してきた
対日本
直接のちょっかいは出さない。しかしロウリアを陰から支援することで日本の勢力拡大を阻止しようとしている
ロウリア支援
物資・情報・軍事顧問の派遣(証拠は断定できないが状況証拠あり)
役割
表に出てこないが、実は多くの事態の背後にいる「見えない敵」。物語中盤以降に正面から対立することになる
4-7 ミリシアル帝国【覇権国家・警戒】
体制
専制帝国
特徴
異世界最強の魔法軍事力を誇る覇権国家。「我々が世界の頂点」という自負が強い
魔法戦力
超高位魔法使いによる「魔法師団」が主力。戦術核に相当する破壊力
対日本
当初は侮る→技術力を知り警戒・敵対へと態度が変化していく
役割
日本が外交的・軍事的に最終的に向き合わなければならない大国。物語の大きな壁
4-8 ムー【化学文明国家・複雑な友好】
体制
共和制
特徴
異世界で唯一の化学文明国家。火薬兵器・蒸気機関・初歩的な電気技術を保有。魔法は使えない
軍事力
戦列艦・装甲艦・複葉機レベルの航空戦力。魔法国家からは「魔法なしの野蛮人」と軽視されてきた
対日本
「技術で生きる国」同士として自然と親近感を持つ。ただし日本の圧倒的技術力に強烈な劣等感と対抗心も抱える
役割
海江田が最も警戒する相手。「話が通じる分だけ、交渉が複雑になる」
4-9 アルタラス王国【魔石産地】
体制
王国
特徴
世界有数の魔石採掘量。交通・交易の要所に立地
対日本
積極的友好。日本との関係を国家発展の起爆剤と見なす
重要性
魔石×エイハブリアクターの研究拠点候補。魔力場干渉の緩和技術の鍵を握る可能性
4-10 亜人について
定義
人間と異なる身体的特徴(獣耳・尻尾・翼など)を持つ知的種族の総称
外見の幅
ケモ耳・尻尾程度の「ほぼ人間」(エレン・雅タイプ)から、より獣に近い外見(ライカンタイプ)まで様々
クワ・トイネ・クイラ
亜人が国民の半数を占める多民族国家。人間と亜人が当然のように共存している
ロウリア
亜人廃絶を国是とする。国内から亜人を排除済み
ロデニア
差別はしていないが、定住している亜人は少ない
日本との関係
日本国憲法の平等原則は亜人にも適用される方向で法整備が進む。島津首相が明言
ギムの悲劇
ロウリアによる虐殺でクワ・トイネの亜人・人間問わず多数が犠牲となる。物語の大きな転換点
4-11 物語の構図(勢力関係)
以下に各勢力の関係を示す。
勢力
日本との関係
主な役割
クワ・トイネ公国
友好(条約締結済み)
最初の接触国。食料供給・外交の窓口
クイラ王国
友好(条約締結済み)
資源供給。石油・レアメタルの産地(本人たちは価値を知らなかった)
ロウリア王国
敵対(侵攻・交戦済み)
亜人廃絶国家。パーパルディアの代理戦争を担う
ロデニア王国
中立・観察中
遠巻きに見ている。近く正式接触の予定
パーパルディア皇国
陰の敵対
ロウリアを支援。直接は出てこない
ミリシアル帝国
警戒・敵対傾向
魔法覇権国家。日本の台頭を脅威視
ムー
複雑な友好
唯一の化学文明国。同志感と対抗心が共存
アルタラス王国
友好方向
魔石産地。エイハブリアクター研究の鍵
白の聖座
謎・観察中
超国家的宗教組織。召喚の謎と関連する可能性
4-12 ギムの悲劇【物語の転換点】
場所
クワ・トイネ王国北部・ギム(人口約4万の中規模都市)
経緯
ロウリアが二正面同時侵攻(クワ・トイネ・クイラ)を開始。ギムに向かう道上でクワ・トイネ近衛騎士団第三大隊(1200騎)が阻止を試みた
近衛第三大隊の最期
1200騎対1万超の戦力差の中で最後まで戦い抜き壊滅。百四十三名が生き残った
ギムの陥落
第三大隊が時間を稼いだが間に合わず。住民が虐殺される「ギムの悲劇」が発生
クワ・トイネの対応
エジェイに防衛線を引く。日本のTSF・戦車・F-3と連携して防衛戦を展開
クイラの状況
事前に警戒態勢を敷いていたため国境線で拮抗。日本のDDG艦砲射撃・航空支援で持ちこたえる
日本の対応
安保条約発動。強襲揚陸艦・ドック型揚陸艦でTSFと戦車を展開。エジェイ防衛線でロウリア軍を撃退
深町の行動
ギム市内の生存者捜索を実施。子供のルナを救出し親と再会させる
朝倉の記録
ギムの悲劇を詳細に記録。死者の名前を全員書き留める。水無瀬は国際的に公表を決断
意義
日本が「約束を守る国」であることを行動で示した初めての事例。世界各国がこの日本の行動を注視する