現在エタり中:暗殺教室と金属の歯車(旧題:潜入教室)   作:御飯大盛

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なお作者は野球のルールなんて知らないもよう


第14話(球の時間)

Side 航

今日は渚、杉野、カルマと登校している

 

杉野「やっと梅雨開けだ〜」

 

渚「暑くなってきたね」

 

杉野「アウトドアな季節だな!どっか野外で遊ばねー?」

 

渚「うん、何しようか」

 

カルマ「じゃあ、釣りとかどう?」

 

航「いいな、この時期の旬は…」

 

カルマ「夏場はヤンキーが旬なんだ…。渚君を餌にカツアゲを釣って逆にお金を巻き上げよう」

 

渚「ヤンキーに旬とかあるんだ…」

 


 

教室ではすでに球技大会のメンバー決めが行われた。

球技大会は6月末に男子は野球、女子はバスケットボールをトーナメント式で行われる

 

殺「クラス対抗球技大会ですか……。健康な心身をスポーツで養う。大いに結構!……ただ、トーナメント表にE組が無いのはどうです?」

 

航「E組は本戦にはエントリー出来ないんだとさ」

 

三村「「1チーム余るって素敵な理由でな」

 

磯貝「その代わり、大会のシメのエキシビションに出なきゃ行けないんです」

 

殺「エキシビション?」

 

前原「よーするに見せ物さ。全校生徒が見てる前で、男子は野球部の、女子は女子バスケ部の選抜メンバーと戦わせられんだ」

 

殺「なるほど、いつものやつですか」

 

片岡「そう」

 

ガタッ

 

寺坂「俺ら晒し者とか勘弁だわ。お前らで適当にやっといてくれや。じゃあな」

 

バタンッ

 

三村「野球となりゃあ頼れんの杉野だが…なんか勝つ秘策ねぇの?」

 

杉野「……無理だよ。かなり強えんだ、うちの野球部。特に今の主将、進藤。剛速球で、名門校からも注目されてる。勉強もスポーツも一流とか、不公平だよな……だけどさ、勝ちたいんだ殺せんせー。善戦じゃなくて勝ちたい。好きな野球で負けたくない!」

 

殺「ワクワク、ワクワク」

 

一同(……)

 

杉野「お、おう……殺せんせーも野球したいのはよく伝わったよ」

 

殺「ヌルフフフ!先生、1回熱血モノのスポ根コーチをやりたかったんです!殴ったりはできないので、ちゃぶ台返しで代用します」

 

杉野「用意良すぎだろ!」

 

殺「最近の君たちは、目的意識をはっきり口にするようになりました。殺りたい、勝ちたい。どんな困難にも揺るがずに。それに応えて、殺監督が勝てる作戦とトレーニングを授けましょう!!」

 

殺せんせーの作戦のもと、球技大会まで練習が続いた

 


球技大会 当日

 

司会『それでは最後に……E組対野球部選抜のエキシビションを行います!』

 

自分達入ると、野球部も入ってくる。かなりやる気に満ちてんな……あいつら

 

航「向こうは元気いっぱいだな」

 

杉野「野球部としちゃ、全校生徒にいいとこ見せる機会だしな。それに、俺ら相手じゃコールド勝ちで当たり前。最低でも圧勝が義務だから、あっちはあっちで情け容赦なく本気で来るぜ」

 

進藤「……学力と体力を兼ね備えたエリートだけが……選ばれた者として人の上に立てる。それが文武両道だ杉野。お前はどちらも無かった選ばれざる者だ。選ばれざる者がグラウンドに残っているのは許されない。E組共々、二度と表を歩けない試合にしてやるよ……」

 

菅谷「そーいや殺監督どこだ?指揮すんじゃねーのかよ

 

渚「あそこだよ。烏間先生に目立つなって言われてるから、遠近法でボールに紛れてる。顔色とかでサイン出すんだって」

 

①青緑

②紫

③黄色

 

杉野「…なんて?」

 

渚「えっと…殺す気で勝てってさ」

 

磯貝「たしかに、俺らにはもっとデカいターゲットがいるんだ。あいつらに勝てなきゃ、あの先生は殺せないよな」

 

杉野「よっしゃ!やるか!」

 

一同『おー!』

 

配置に着く

 

ナレーター『E組の攻撃 1番 サード 木村君』

 

木村「やだやだ、どアウェイで先頭打者とか」

木村がぼやきつつ、バッターボックスに入る

殺せんせーの指示は、最初は見送りだ

 

ズドン!

 

審判「ストライク! 」

 

…およそ140km/hか

 

①赤

②紫

③ピンク

 

木村(りょーかい)

 

司会『さぁ進藤、二球目!投げた!』

 

コッ

 

司会『あーっと!バントだ!いい所に転がして…内野誰が捕るかで一瞬迷った!』

 

1番のバッターはE組一の瞬足の木村

意表を突いて楽々セーフといったところだ

 

司会『セーフ!これは意外!E組がノーアウト一塁だ!』

 

ナレーター『2番 バッター 塩田君』

 

①黄

②緑

③白

 

コッ

 

司会『 あっと!ブッシュバンドだ!どこにも投げられない!ノーアウト1塁、2塁!』

 

前原「どーよ…。こちとら、アレ相手に練習してんだぜ」

 

〜〜〜〜〜

 

殺『殺ピッチャーは300km/hの玉を投げる!』

 

殺A『間に合うかな〜?』

 

殺B『そちらがどうぞ』

 

殺C『いえいえ、どーぞそちらがお捕りになって』

 

〜〜〜〜〜

 

コッ

 

司会『ま、満塁だーー!!ちょ、調子でも悪いんでしょうか進藤君!?』

 

ナレーター『4番 ピッチャー 杉野君』

 

①水色

②緑

③漆黒

 

カァンッ!

 

司会『打ったァー!!!深々と外野を抜ける!速者一掃スリーベース!!な、なんだよこれ…予定外だ…!E組3点先制!!』

 

ナレーター『5番 バッター 瀬戸君』

 

ブンッ!ブンッ!

 

航「ショウタイムだ」

 

ヒュンッ!

 

バンッ!

 

審判「ストライク!」

 

ヒュンッ!

 

カキィンッ!

 

司会『杉野に続いてまたまた打ったー!しかもホームランだ!聞いてないぞこんなシナリオ!』

 

そして攻守交代し再び攻守が戻った

その時、出てきたのは理事長だった。

 

司会『今入った情報によりますと野球部顧問が試合前から重病で部員は心配で試合どころじゃなかった為、理事長が先生がこの試合の監督を引き継いだようです!』

 

開始早々ラスボス登場ねぇ

 

司会『いくつか指示を出して理事長先生が下がりました!さぁここからどのように……!こっ…これは!?』

 

前原「……!?んだよコレ…!?」

 

司会『守備を全員内野に集めてきた!?こんな極端な前進守備は見たことない!!』

 

カルマ「こんだけ邪魔な位置にいるのに審判の先生も注意しないし、おかしいと思わない一般生徒も守備位置理解できないくらいバカなの?」

 

……カルマの発言に対してなぜブーイングが飛び出す

と、カルマは打ったが次で三振チェンジ

 

この回は杉野が投手でおさえる予定だったが野球部が打った球が運悪く杉野の足に当たってしまった

 

航「問題は誰が代わりを務めるかだ」

 

磯貝「……航、いけるか?」

 

航「自分?」

 

杉野「お前しか頼れないんだ、もし打たれても負けても誰もお前を責めない。だから頼む」

 

航「…分かった」

 

ふぅ……

 

スッ

 

航「はいだらー!!!」ブンッ

 

バンッ

 

司会『な、なんだーあの球の速度!進藤選手並に速いぞ!』

 

航「こんなもんか」

 

カルマ「航、監督から新しい司令。ゴニョゴニョ」

 

航「…了解」

 

司会『こ、この前進守備はっ!?』

 

さっきの野球部と同じ…!明らかにバッターの集中を乱す位置に磯貝とカルマが前進

さっきのクレームを却下した以上今回も黙認するしかない!観客たちも同様だ…!!

 

カルマ「先にそっちがやった時、審判はなーんも言わなかった……。文句ないよね?理事長?」

 

浅野「……。ご自由に。選ばれた者は守備位置位で心を乱さない」

 

カルマ「へーえ。言ったね?」

 

磯貝とカルマはさらに前進し打者が振れば確実に当たる距離に位置する

 

進藤「……は?」

 

カルマ「気にせず打てよスーパースター……ピッチャーの球は邪魔しないから」

 

航「ふぅ…ふんっ」シュッ

 

ブンッ

 

進藤はビビリつつも振るが2人はスレスレで避ける

 

カルマ「ダメだよそんな遅いスイングは。俺達を殺す気で振らないと……次はさぁ……殺すつもりで振ってごらん…?」

シュッ

 

ブォンッ!

 

ガスッ

 

 

航「ほいキャッチ、渚!」シュッ

 

パンッ

 

司会『げ…ゲームセット…E組が……野球部に勝ってしまった……』

 

ふぅ…野球は初めてだったが以外と簡単だったな

 

殺(中間テストと合わせると、一勝一敗ってところですかね……。次は期末でケリをつけましょう)

 

杉野「……進藤」

 

進藤「………」

 

杉野「ゴメンな。ハチャメチャな野球やっちまって…。でもわかってるよ。野球選手としてお前は俺より全然強え。これでお前に勝ったなんて思ってねーよ」

 

進藤「…だったら、なんでここまでして勝ちに来た。結果を出して、俺より強いと言いたかったんじゃないのか?」

 

杉野「んー…。渚は、俺の変化球練習にいつも付き合ってくれたし、カルマや航の反射神経とか、皆のバントの上達ぶりとか、航のホームランとか、凄かったろ。でも、結果出さなきゃ上手くそれが伝わらない……。要はさ、

 

 

 

 

 

ちょっと自慢したかったんだ!昔の仲間に、今の俺のE組仲間のこと!」

 

進藤「……!フッ…覚えとけ杉野。次やる時は高校だ!」

 

杉野「おう!」

 

杉野(……高校まで地球があれば…な)

 

……友情というものは素晴らしいな

 

Side out




在寮中……帰省したい……

中村 吉希様
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