☆☆月♢♢日
今日からいよいよ大会一回戦が始まるので、俺達は女子野球部の応援の為に試合が行われる球場にやって来た。だが球場前にいるかなめ先輩達はどこか落ち着かない様子だった。なんでもたまきが手術を前にして病院から抜け出したそうなのだ。
ひとまずかなめ先輩達には試合に集中してもらう事にし、俺達が手分けしてたまきを探す事にした。俺が向かったのは学校のグラウンドだ。野球バカのたまきがいるのはそこしか考えられないからな。案の定そこにたまきはいた。たまきは暗い表情で「大会には出られないし、病院から逃げ出すし…これじゃエース失格だよね…」と言っている。
「お前、何か勘違いしてないか?逃げ出す事は別に悪い事じゃねぇ」
「何言ってるの!?私のせいでチームが負けるかもしれないんだよ!なのに私…っ!」
たまきは溜め込んでいた気持ちが出てしまったのか、泣きだしてしまった。そこへ空気を読まずにスキアヘッドとキョーボーグが現れた。マジで空気読めよな!
俺はすぐさまキュアスカイに変身した。どうやらたまきはプリキュアの事を知っていたらしく、俺がキュアスカイに変身して驚いていた。
「安心しなたまき。俺にはとっておきの策があるんだからな!」
「とっておきの策…?」
「フフッ…逃げるんだよォ!」
俺はたまきを抱き抱えてジョースター家伝統の策、『逃げる』を使わせてもらった。
「ちょ、ソラさん!?」
「な?逃げ出す事は悪い事じゃなかったろ?」
「えっ…?」
「こうやって逃げる事でお前を助ける事が出来たんだ。それにさ、逃げる事で自分が抱えてる恐怖や後悔と向き合えるんじゃないか?」
「ソラさん…」
「それと…いくらエースだからって何でも背負い過ぎんな。お前にはかなめ先輩やチームメイトっていう仲間がいるんだからな」
それから俺はたまきを学校の屋上へ避難させ、キョーボーグをぶちのめしてやった。キョーボーグが戦闘不能になったところで騒ぎを聞きつけたであろうプリズム達がやって来たので『マジェスティック・ハレーション』で浄化してやった。
それからたまきを病院に送り届けに来たら、そこにはかなめ先輩達がいた。無事に一回戦を突破出来たようだ。それを聞いたたまきも今度は自分の番と言って手術を受ける事にした。きっとこの野球部なら優勝も夢ではない筈だ。
…あっ、鬼コーチソラの特訓はこれからも続けるから覚悟してろよ?
♢♢月☆☆日
実習から帰ってきたあげはさんが何だか落ち込んでいる様子だった。何でもバタフライ初変身時に出会ったたける君が今週いっぱいで引っ越すらしく、あげはさんが何とか元気づけようとしたが全然相手にされなかったらしく、「私、最強の保育士失格かも…」と、らしくない事を言っていた。そんな中ツバサ君が『最強の保育士』とは何なのかと質問をしていた。
幼い頃に両親が離婚した事で親父さんとお姉さん達と離れて暮らすことになったあげはさんは保育園でいつも落ち込んでいたそうだ。そんなあげはさんにいつも寄り添ってあげた保育士さんがいたらしい。その人のおかげで元気になり、あげはさんの夢を決定づけたそうだ。
俺から何か助言しても良いのだが、保育士でもない俺では大した助言は言えないだろう。
☆☆月♢♢日
助言は出来ないと言いつつも、なんだかんだあげはさんの事が気になったので今日は学校を休ませてもらい、コッソリ保育園まで様子を見に来た。木の陰に移動すると俺と同じくあげはさんの様子を見に来ていたツバサ君と遭遇した。しばらくして雨が降ってきたので遊んでいた園児達は先生達に連れられて建物の中に入っていったが、たける君だけは一人残って屋根の下にある砂場に残っていた。あげはさんは最初こそ連れ戻そうとしたが、たける君がそれを拒否するとあげはさんはたける君と一緒に砂場の山にトンネルを作り始めた。
それからあげはさんはたける君との思い出を話している内に涙を流してしまっていた。それを見たたける君も涙を流し、これまで抱え込んでいた想いをあげはさんに吐露していた。それから二人は笑顔になり、二人の気持ちが届いたかのようにいつしか雨も止んでいた。
そこに良い雰囲気をぶち壊す奴が現れた。言わずもがなスキアヘッドだ。スキアヘッドがキョーボーグを生み出したと同時に俺とツバサ君はプリキュアに変身し、一緒にキョーボーグを蹴り飛ばした。キョーボーグが倒れている隙にあげはさんはキュアバタフライへ変身した。バタフライが園児と先生達に避難するように伝えてほしいとたける君に頼み、たける君はそれを承諾する。
それから三人でキョーボーグをぶちのめし、ウィングとバタフライにタイタニック・レインボーで浄化してもらった。勿論保育園で襲ってきた事スキアヘッドにバタフライは怒り心頭だったが、スキアヘッドはそれを気にも留めずに消えていった。とにかくこれで一件落着だな。
追記:あの後あげはさんはたける君のお婆さんと会ったらしいのだが、実はそのお婆さんがいつもあげはさんに寄り添ってあげたという先生だったようだ。また会えて良かったですね、あげはさん
♢♢月☆☆日
あげはさんの車に乗り、俺達はとある田舎に来ていた。発端は数日前、小さい頃のましろの写真を見た時にましろとあげはさんが初めて出会った時の写真も見つかったのだ。その写真にはましろとあげさん、そして大きな木が映っていた。二人は仲良くなったキッカケをよく覚えていないようで、その木があるところへ行けば何か思い出すんじゃないかという事でこの田舎にやって来たのだが、どうもその木がある場所も覚えていない様だ。まぁ二人が小さい頃の話なので無理もないだろう。
それから今日止まらせてもらうせつこさんと言うお婆さんに挨拶を済ませ、木がある場所を探し回ったり、近隣の人達に聞いて回るも見つからなかった。日も暮れてきたので今日のところはせつこさんの元へ帰る事にした。唯一の手がかりは件の木にましろの帽子が引っかかった事くらいだ。
ところが夕食時にせつこさんが木の事を思い出したそうだ。ようやく木に辿り着けたと思った矢先に俺達…特にましろとあげはさんにとって残酷な真相を聞かされた。
☆☆月♢♢日
昨日せつこさんに教えてもらった場所にあったのは、切り株一つだけだった。せつこさんによると、去年の台風にやられてしまったらしい。せつこさんは切られたとまでは言っていなかったのでまだあるかもしれないと思って来てみたが、現実は残酷である。
とはいえましろとあげはさんは当時の事を全て思い出したそうだ。なんでも木に引っかかったましろの帽子をあげはさんが取ってあげようとしたらしいが、実は木の近くにいたリス達が帽子を気に入ったらしく、その光景を見た二人は思わず笑ってしまったそうだ。それから二人は友達になり、あの写真に繋がったという事か。ちなみに近くの木製のブランコにリスの姿があった。流石に当時のリスじゃないだろうが、ブランコに居るという事はあれは件の木で作ったのかもしれないな。
それからみんなで写真を撮ったのだが、この後空気を読まずに
♢♢月☆☆日
スカイランドの浮島にあるというハレバレジュエルなるものの光が消えたので調査に来たら、恐竜と遭遇した。ツバサ君曰く竜族と言う種族らしい。それからなんやかんやでキョーボーグをぶちのめし、ハレバレジュエルと竜族の問題を解決したのであった。
追記:今日はツバサ君が結構活躍したのだが、なんとヨヨさんの推薦で賢者になれる事になった。ツバサ君、12歳にして進路内定確定である。
☆☆月♢♢日
ヒャッハー!ハロウィンだぁーーー!!
え?キュアパンプキンが現れたって?知らん知らん!そんな事よりお菓子配りじゃーーー!!