提督が退役しました。これより年金生活に入ります   作:デモステネス

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第36話 愉快なやつ(6) アオバワレェ!

「青葉さん、青葉さん。」

「何ですか」

「聞きたいことがあるんですけど。」

「おおう。青葉にインタビューですか。される側になると緊張しちゃいますねえ。」

「どうしてあんなに飛行機の操縦がうまいんですか。」

 漣、エライ。心の中で拍手喝采する衣笠であった。

「それはですねえ。」青葉は一瞬遠い目をした。「短い方と長い方、どっちがいいですか。」

「じゃあ短い方で。」

「派遣先のドイツで猛訓練。以上」

「みじかっ! 長い方でお願いします。」

「長い方ですか・・・。よくぞ聞いてくれました漣さん。それはもう、聞くも涙、語るも涙、の物語があったのですよ。」

 

 涙は涙でも笑い涙の冒険談を待ってましたとばかりに騙る、もとい語る青葉。艦娘と歓談しながら青葉の冒険談を聞いていた柳だが、吹雪を見つめるとテーブルを指で七度、コツコツ叩いた。そして音もなく立ち上がる。

 

「一の真に十の嘘まぜて、わらしばだまくらかす悪いめんたはここがぁ」

 

「あ」 柳が青葉の背後に立っていた。

「青葉、少し太ったようだな。」

「いえいえいえ。そんなことはアリマセンコトヨ!」途中で声が裏返る青葉。

「そうかな。ほっぺがぷにぷにだぞ。」青葉の頬を指つつく。

「いえっ!青葉は毎日最低3回は海軍体操していて体調管理も万全ですっ!」

「それは感心。」柳は鷹揚に頷いて見せた。

「手伝ってやれば完璧だな。」左右を見る。「確保」

 

 立ち上がって逃げ出そうとした青葉であったが、周りに抑え込まれ、ダクトテープで腹回りと脛を椅子ごとぐるぐる巻きにされてしまう。

 

"Round 1, fight!"

 

 椅子に掛け直し、柳は丼ぶりを箸で叩いた。

「やあやあ青葉。ずいぶん肩が凝ってるようだね。」両手をニギニギしながら最上が近寄ってきた。

「いやいやいや、凝ってない、凝ってないからね、最上」首をぶるぶる振る青葉。

「肩凝りはバランスが崩れる元。崩れたバランスは背骨が曲がる原因。曲がった背骨は万病の素だよ。ボクが直してあげよう。」

「字が違う、字が違う最上! うひゃひゃひゃひゃ」

 ※ 最上は、肩もみが絶望的に下手くそです

「喜んでもらえてうれしいなあ、ボク、頑張っちゃうね。」

「やー、がんば あはっ、なくていいっ! あははは」

 

「ご主人様、何やってるんですか、あれ」

「ん、佐世八鎮改め大地寮名物”全身マッサージ、フルコース”だ。」

「全身マッサージ?」

「くすぐり、っていうのは見た目は笑い事なんだけど、あれでなかなかハードな有酸素運動でねえ。」

「うひー」

 漣は楽しそうに肩や首筋をくすぐっている最上と笑い転げている青葉を交互に見た。これはヤバイ。これはきっと普通にグランド走ってた方がいい。

 時計を見ていた柳が丼ぶりを叩き、3分たったこと知らせる。

 にこやかに引き揚げる最上とゼーゼーいっている青葉。そしてあっという間に1分が過ぎ、柳は丼ぶりを叩いた。

"Round2 ,Fight!"

 

「もう、最上さんったら、上ばっかり揉んで。」

 

 吹雪が呆れ顔で溜息をついた。「バランス、って自分で言ってたのにしょうがないですね。白雪ちゃん、腕持っててくれる。響ちゃんは反対。」

「いやいやいや、ツリムとらなくてもいいですからいいですから!」

 必死に抵抗する青葉だったが、左腕を白雪、右腕を響にがっちり押さえられ強制的にバンザイさせられた。

「あたしは左舷いくから初雪ちゃんは右舷お願いね」

「わかった」

「じゃあいきますよ。それっ!」 脇の下をくすぐり始めた。

「あはははは、やめ、やめ、あひゃひゃひゃひゃ」

「駆逐艦四人に悶絶させられる重巡洋艦。これはアリか・・・。」

 

 腐敗と掛け算の覆面作家、オータムクラウド先生が降臨していた。目を爛々と輝かせ、特型駆逐艦に囲まれて嬌声を上げる青葉を見ている。何かインスピレーションが湧きつつあるらしい。鬼畜艦×従順青葉。囲め!、とかなんとかブツブツ呟いている。

 もう、常識人はいないのかしら。よその鎮守府とはいえ、ちょっと青葉がかわいそうだわ。衣笠は、柳に話しかけた。

「柳提督。青葉は何をしたの。」

「それを語る前に」柳はちょっと首を傾げた。

「艦娘で、この人を困らせるなんてありえない、という艦娘は誰だと思う。」

「困らせる、ですか?」 質問を質問で返されたのでお返しだ。

「そう。怒らせる、ではなく、困らせる。」

 その意味を考え、一瞬考え込む。

「まさか・・・」

「そのまさかだ。伝説の54、って聞いたことはないか。」

「えーっ!」 衣笠、漣、秋雲が一斉に声を上げる。

「ウチの青葉の認識番号は、青葉054だ。」

 

 常識を超えた天然バカ。その天然ぶりたるや予想の斜め上を突き抜け、こいつが何かやらかす度に周囲が沈黙、石化、麻痺、暗黒、混乱、恐慌、といった状態異常に陥るという艦娘のかたちをしたグレムリン。生けるマーフィの法則の証拠、と鎮守府界隈で語られる都市伝説なのだが実在したのか。

 でも、なんか腑に落ちた。笑い転げる青葉と妙に納得した顔つきになった衣笠達を前にして、柳は昔話を語り始めた。

 

    *    *    *

 

「Hey、テートク!焼きたてのスコーンダヨー!」

 

 柳の顔を見て金剛が廊下を小走りに駆けよってきた。「Tea Timeデース!」

 

 大淀丸めこむのに時間かけ過ぎたな。もうそんな時間だったか。柳は、内心を悟られないようポーカーフェイスを心掛けながら頭を回転させ始めた。

 プランA。振り逃げ。いや、無理だ。アフタヌーンティーやる気満々で何を言おうが鎧袖一触だろう。奇跡的に振り切ったところで後が面倒くさい。

 プランB。そんなものはない。

 と、なれば。

「いいところに来たな。丁度迎えに行くところだったんだ。」

「Wao!」

 輝く笑顔が眩しい。守りたい、この笑顔。口に出すとウチの秘書艦、舞い上がって何こそやらかすかわからないから言わないが。「あそこへ、一緒に付き合って欲しい。」

 柳が指差した方向を見て金剛は首を傾げた。 "What?"

 

 

「お姉さま、Good afternoonデスネー」

「ハロッズの紅茶がね。手に入ったからお裾分けに来ましたよ。」

 相手が統括鎮守府の所属で自分の部下ではないことから、柳の口調は丁寧であった。

「スコーンが焼き立てダヨー」

「それではお茶にしましょうか。どうぞ、中へ。」

 

 

 懐かしの英国製紅茶に話は弾んだ。深海棲艦に大洋航路を寸断されたこんな時代でも、いやこんな時代だからこそ英国人の紅茶に対する欲求は高まっており、アラビア湾打通-インド洋航路復活で彼らが最初にやったことの一つにセイロン島とケニアへの輸送船団派遣があった。

 英国人の意地はそう簡単に変わりませんね、と二人の艦娘が笑う。二人が建造中のドックから入港するティー・クリッパーを見ていた-もっともその頃には商売替えしていたが-と聞いて柳は驚愕していた。

 

「君たちが建造中の頃にはスエズ運河はとっくに開通していたよね。」

「嫌ですわ、スエズ運河開通は明治元年ですよ。」

「ワタシは、船体が大きすぎて通れなかったネ。」

「なんで汽船の時代に帆船なんか運用していたんだ?」

「石炭庫が要らない分、積載量が多かったのと船体の鉄が紅茶の品質低下の原因になると信じられていたそうです。」

「ブリキ缶に入っているのにかい?クリッパーの船主の誹謗中傷だな。」柳が断定する。

「さて、御用向きをお伺いしましょうか、柳提督。

練習艦にわざわざ秘書艦と御一緒に茶飲み話をされにきたわけではないでしょう。」

 

 用件をどこから切りだすか、世間話が盛り上がり過ぎてどうしようかと思っていたのだが古参艦はこれだから助かる。ついでに深読みもしてくれた。

「いささか困った問題がおきましてね。あなたの知恵を借りたいんですよ。」柳は相手の目を見据えた。「装甲巡洋艦磐手。」

「その名で呼ばれるのはずいぶん久しぶりですわ。」磐手は微笑んだ。「伺いましょうか。」

 

「うちの青葉が一線を超えまして。放置しておけなくなりました。

 鎮守府新聞にくだらんダイエット法やら健康法を連載していて、鈴谷や熊野が話のネタにするとか、摩耶が鳥海のお腹の肉をつまんで煽っている分には構わなかったんですが。

 能代と矢萩が阿賀野の役に立てば、って藁掴んだもんですから、駆逐艦の子たちが真に受けちゃいまして。」

 柳は盛大に溜息をついた。「こと姉のことになると途端にポンコツになるんですよねえ、あの二人。」

 阿賀野型は最新鋭軽巡洋艦である。明治生まれの二人の笑いをとってみた。

「良く食べ、良く働き、良く寝る。毎日赤城を見ていて、どうしてああいうインチキに嵌るもんやら。それで間宮と鳳翔が困っているんです。

 処分するのは簡単なんです、うん。 しかしねえ。」

「しかし?」 磐手は先を促した。

「ヨタ話を書くのは青葉の個性です。吹雪が頑張り屋さんで、曙がクソ提督呼ばわりしてきて川内が夜戦をせがむ。それを否定するわけにはいきません。私の提督としての力量も問われます。

 それに青葉がインチキ記事書く度にいちいち処分していたら、海軍公報に別号つくらなきゃならんでしょう。

 というのが前フリでして。

 与太話を公に処分って、大人気ないというか野暮の骨頂というか。もうちっとスマートなやり方できっちりお仕置きする方法がないもんかなあと。」

 一旦言葉を切って金剛を見る。「壁に耳あり障子に目あり。天井裏には鼠あり。とても執務室では話せなかったんだ。」

「そういうことでしたカー」

 

 磐手も頷いていた。艦娘の人格を認めて正面切ってではなく搦め手から、という柳の言い分が気に入った。搦め手からということで自分のところに相談に来たことも。

 非武装の練習艦ではあったが、磐手は大東亜戦争に参加した佐世保鎮守府最古参の艦艇である。直属ではないが、上司が意見を求めてきたのならそれに応えるのが下の義務だろう。まして艦娘の提督には秘書艦と駆逐艦が初期艦でついているに過ぎず、幕僚がいない。

 

 

「艦娘ともあろう者が間宮を困らせるとは、天をも恐れぬ所業ですわね。屹度仕置きしなくては。」

 自分の言った言葉に閃くものがあった。「こういうのはいかがでしょうか。」

 

    *    *    *

 

 早朝トレーニング中の長良や五十鈴を驚かせながら六人は巡洋艦寮に向かった。先頭は火事羽織・野袴に陣笠を被り、大小二本差し。続く五人は、半纏を着て、鉢巻に白木綿の襷をかけ、小手脛当て、脇差一本差し。皆、十手を手にしている。

 ドンドンドン。目的の部屋に着くと乱暴に戸を叩いた。

「警察です。ここを開けなさい。」

「だ、だあれー」 オフの早朝で衣笠も青葉もまだ寝ていた。

「警察です。一等巡洋艦青葉。あなたを逮捕します。ここを開けなさい。」

「けいさつぅ?」 娑婆の人間が鎮守府に何の用?衣笠は訝っていた。

「そうです。早く開けなさい。」

「ここはけーさつじゃないですよ。」

 明日はオフだし、と日付が変わっても記事を書き続けていたのと、レム睡眠中を叩き起こされたせいで青葉はまともに覚醒していなかった。

「私が警察です!早く開けなさい!貴様、聞こえてないのか!」

「だ、だあれえ」

 青葉は変な夢だと思っていた。衣笠は名指しされたのに青葉がまともに反応しないので戸惑っていた。

「開けねば撃つ!」

「何事ですか」

 騒ぎを聞きつけて他の部屋の巡洋艦が集まってきた。与力姿の磐手が15.2cm砲を構える。

「3,2,1。てーっ!」

 

 高が内扉の一枚、空砲で十分であった。出入りの度に吹き飛ばされるのは提督執務室に限ったことではない。六人が部屋になだれ込む。

「長崎奉行所筆頭与力、磐手肥前尉である。一等巡洋艦青葉、神妙に致せ。

 それっ、召し捕れ!」

「はっ!」

 

 時代装束した大先輩達に引っ立てられていく青葉を衣笠他の巡洋艦娘たちが唖然として見送る。

「何だったの?」

「あたしに聞かれても」 衣笠は放心していた。

 

 

 

「長崎奉行、柳 筑前介様、ご出座~」

 

 扉の脇に立った磐手が真面目腐った表情をして独特の言い回しで柳の入場を告げ、裃姿の柳が入室してきた。扉の上には『至誠一貫』と書かれた額が掛けてあり、文机に向かい、吾妻が矢立をもって記録に備えていた。

 

「佐世保第八鎮守府所属、給糧艦間宮、同じく航空母艦鳳翔の訴えにより、一等巡洋艦青葉に不届の行いあり、鎮守府を混乱せしめたる件につき吟味致す。

 一堂の者、面を上げい。

 青葉。そちがかねてより痩身法、健康法と称して佐世保第八鎮守府新聞にて迷信風説を流布せしめ、艦娘を惑わしたること、既に吟味の結果明白であるが、左様相違ないか。」

「迷信なんて言いがかりです。誰がそんなこといってるんですか!」青葉は叫んだ。

「ダイエットに利く、体にいいと言われていることを連載しただけです。言論弾圧じゃないですか!」悪い夢ならいい加減覚めてよ。真剣に思う青葉であった。

「ならば尋ねる。佐世保第八鎮守府新聞○年○月○日月曜日。『お風呂で簡単。塩揉みダイエット。お肌すべすべ、お腹の脂肪スッキリ』。これを書いたのはそちに相違ないか。」

「はい。塩を揉みこみながらマッサージすると、浸透圧の関係で体内の余分な水分や老廃物が排出されて、基礎代謝や血行も良くなってダイエットに効果的なんだそうです。

 それに塩に含まれているミネラル成分でお肌もツルツルになって美肌効果も抜群だって。あたしたち艦娘も女の子なんですから、そういうことはぜひ伝えなくてはですね」

 

 艦娘の義務教育は戦前どまりなんだろうが、いくら戦前といっても物には限度があるぞ。嘆息しながら柳「浸透圧は、半透膜があって起きる現象である。皮膚は半透膜に非ず。故にそちの申すようなことは起きない。

 鳳翔。海水に浸かっていると、指がどうなるか申してみよ。」

「海で泳ぐと指がふやけるのは、皮膚から水分が抜けるのではなく、皮膚が海水から水分を吸いこんで膨張するからです。」

「青葉。重ねて尋ねる。そちの言う老廃物の名を申してみよ。」

「決まってるじゃないですか。汗とか垢とか脂とか」

「そちが申しているのは、体温を下げるため汗腺から放出される汗、保湿のため皮脂腺から放出される皮脂、劣化、摩耗してして表皮角質層から剥離した角質である垢。これに相違ないか。」

 

 うわっ、ウザ。ふざけた格好に武家言葉で有り余っているのに、なんかひけらかしてきた。罵りたい衝動をぐっとこらえて-相手は上官である-平板な声で応えた。

「はい、そのとおりです。」

「青葉。奉行が教えてつかわすが、そちが申した汗や皮脂は、外分泌細胞が分泌せし分泌顆粒が分泌腺を通って体表に放出されたもの。血管は通っておらぬから血行は関係ない。

 間宮。食材のあく抜きは如何様にして行うものか。」

「あく抜きに使うのは、弱アルカリ性の重曹やクエン酸で、沸騰させるか一昼夜漬けこまなくてはなりません。中性の塩化ナトリウム溶液を人肌程度に温めたくらいで高々10分漬けたくらいでは抜けません。」

「青葉。そちはこれに対して申し開きはあるか。」

「えー。それはそれでそうなんですけど、実際塩揉みダイエットやってる人はそれでお肌ツルツルになって、4kgとか6kgとか減量に成功したって。」

「汚れを磨き粉で磨けば落ちるは物の道理。そちの申し様は、粗塩を磨き粉に使っているにすぎぬ。

 鳳翔。洗濯に塩水を使うとどうなるか。」

「泡が立ちませんから汚れが落ちません。」

「青葉。そちの痩身法では、触れ込みと裏腹に不潔になるものと心得よ。

 さて、水分と脂肪を揉み出すなる件であるが。磐手、鶏肉をこれへ。」

 磐手は柳の方に進み出て、『本日の広告の品 若どり 胸肉 長崎県産 503円』とラベルが貼ってあるパックが乗ったお盆を前に置いた。

「これなるは鳥の胸肉である。」

 ラップを破り、一つを取り出すと肥後守で皮を切り裂いた。

「見てのとおり、皮の下には脂肪がついている。 瑞鶴、これへ。」

 ゴム手ともう一つの胸肉を渡す。

「艤装の展開を許す。脂肪を揉み出してみよ。」

「承知しました。」

 これも間宮券10枚のためよ。16万馬力で雑巾を絞るように鶏肉を絞る。

「ふん、なかなかしぶといわね。」

 額に汗が浮かぶ。こんなの大鳳と腕相撲やった時以来だわ。それでもなんとか脂肪が垂れてきた。

「青葉の申すよう、艦娘が脂肪を揉み出すこと、見てのとおりである。

 さて、青葉。そちも己が腹から脂肪を揉み出してみるがよい。」

「えっ!」

「瑞鶴に力添えさせてもよいぞ。」

「何とぞご勘弁を、ご勘弁を」

 青葉は必死に土下座した。艤装を展開していない状態で瑞鶴さんにそんなことされたらお腹がちぎれちゃいます!

「裁きを申し渡す。一等巡洋艦青葉。迷信風説を流布せしめ、艦娘を惑わしたること、不届千萬。よって、所払を申しつける。 立ちませい!」

「はっ!」




 うんちく 長崎奉行

 江戸幕府の遠国奉行首座。長崎は、幕府直轄の天領で警護は佐賀藩(肥前)と福岡藩(筑前)が担当した。官位は従五位下(上国守)相当。
 筑前介は上国介(従六位下)で本来の官位の三階級下だが、柳は当時大佐で文字どおりの佐(すけ)。佐世保管区各鎮守府の上に統括鎮守府があって、統括鎮守府が長崎総奉行、肥前守という設定。
 磐手を肥前尉にしたのは、根拠地が佐世保鎮守府だったという史実反映。
 長崎奉行は、追放刑までは職権でできるが、遠島刑以上は江戸表伺いの上でないと執行できない。
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