超かぐや姫!〜縄文時代から時を超えて〜   作:ウミウシになりたい

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縄文時代書けることなさすぎて…弥生時代にとびます!

私は、時代区分毎に分けてエピを作りたいと思っていますが…縄文時代が長すぎて………。打製石器ってそれだけ便利だったんだなって思いました。それと、弥生時代は引き延ばしてポツポツと縄文時代であったことを、ハルとかぐやが遠巻きに思い出しながら何をしたか書こうかと。

あっ、そういえば急なネタバレですが、ハル君は完全な不老不死ではないです。
不老不死じゃないと時代にいけないけど不備あります(暗黒微笑)その点の変化は次の話で!ではでは!本編どうぞ!



受け容れるって難しい…

 

 

俺は目が覚めた。辺りは静まりかえっており、人っ子一人の気配もないそんな夜。

あれ?俺は熊に激突して…それで!と、ガバっと起き上がり警戒態勢へと移行した。

なお、その際に

 

 

「………へっ?!ちょちょっと何これ!どういう状況〜!」

 

あ〜れ〜、とクルクル旋回しながら空中に放り出されたかぐやが一匹。ぐへっと、情けない声が聴こえたが、そんなことよりあの熊の方が最優先度は高い。

 

 

「って?あれ?熊は…やったのか………いっててて…」

 

 

頭が痛く、集中が途切れ途切れになるが徐々に熊との決闘を思い出す。確か、かぐやの光学迷彩が切れて…それで俺は熊の牽制にあいそうになって…仕留めたんだったか。

 

事実、俺の数メートル先に見慣れぬ巨体がある。そして念には念を入れ、目が夜に慣れてきた頃に再度確かめれば、それは昼に倒した熊で間違いない。

 

しかし、俺は言いしれぬ違和感があった。それはあるはずのものがない、という違和感。その違和感をかぐやがひょこっと、熊の背の上から顔を出して言う。

 

「そういえば……ハル!傷!傷が治ったんだよ!それも、大怪我の!すごいよ!ハル!」

 

人だったら、喜色満面の笑みが見えるだろうなという声色で告げてきた。それはそうだろう、俺自身も最後に身体のあちこちから鳴ってはいけない音が響いていたのだ。

この時代だったら、間違いなく命を失っていたであろう怪我。それが跡形もなく無くなったのだ。

 

「あ、ああ…怪我が無くなって良かったけど…不気味すぎないか?」

 

「……けど、治ってなかったら亡くなってた、よね?」

 

「それは…そうだな」

 

俺は深く考えるのを止めることにした。というか、今のかぐやに対してこの話をつつくと、涙目フェイスにまたなりそうなのでしない。

 

それよりもひとまず、俺は熊の退治に成功したことを報告するために、かぐやが頭の上に鎮座したのを確認して、集落に戻ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

あの後、戻った後は大層驚かれたがそんな事を気にする間もないほど、俺は眠い。ついさっきまで、気絶して寝ていたというのに体は休みを欲しているようだ。

 

「…ねえ、ハルってさ…やっぱり、私と同じ…だよね?」

 

寝転がって寝る体勢に入った、俺の腹の上に真っ直ぐつぶらな瞳でこちらを見据えてかぐやがそう言う。

空腹な腹でもあるため、寝苦しさを感じながらも真面目なトーンで話すかぐやを邪険に扱うこともできやしないだろう。

 

………俺もサブカルチャーを見ていたし読んだりした身である。こんなご都合展開は、現実においてそうそうないものだが、現に俺はあの怪我をして生きている。

もう、答え合わせは終わっているんじゃないか…。と頭に過ぎるが…もう答えを言うしかないだろう。しかし、万が一を考えるとやはり時期尚早だと思わざるおえない。そのため、含みをもたせて言葉を紡いでいく。

 

 

「ああ…俺ってやっぱり、身体がずっと同じように感じるし…病気や怪我には細心の注意をしてきたが、今回のような怪我は初めてだ。けど、それも瞬きのうちに治ったんだろ?」

 

 

「ッ!うん!」

 

 

「………だったら俺は、かぐやの言う不老不死ってものかも」

 

 

「ぜっったいに!絶対にそうだよ!やったー!」

 

 

SSR〜SSR〜と、鼻高々に口にするかぐやは、先ほどの真面目トーンから一気に上機嫌なものへと変わっていた。

言葉を最後、被せられたが…あくまで、まだかもしれないだ。

答え合わせは、更に数十年経過しないといけないだろう。

 

 

 

 

 

〜10年経過〜(70歳)

 

「………うん、まだ変わったところはないな」

 

「いい加減、認めなよ!そんなにかぐやと一緒じゃいやなの?」

 

「いや、そういうわけじゃないが…」

 

「あ〜!今あそこに!白色の髪が〜!もしかしたら!」

 

 

 

〜10年経過〜(80歳)

 

 

「お〜!おじちゃん!ナイスショット〜!」

 

 

「………俺って本当に80歳になったんだっけ?」

 

 

「んー、私の記憶にもあるけど、ハルはもう80歳だね!元気だね〜」ニヤニヤ

 

 

「……いいか、現代日本の平均寿命は〜」

 

ヤメロー! アタマノウエデメガトンジャンプ

 

ハイハイ、ソンジャバイバイ~ 

 

ワ~!マッテー!

 

 

 

〜10年経過〜(90歳)

 

 

 

「身体に異常ないな…あれ?俺って不老不死とかホントに…?いや、人生100年時代と言われていた日本出身!寿命は〜」

 

 

「往生際悪いよ!認めようよ!なーんで〜!かぐやと一緒に…現代目指しちゃおう☆?特別にー!ライブチケット優先的にあげるから〜!」

 

 

「これから先、万年生きるかもしれないのに…?流石に、俺でも………」

 

 

ウゥグスッ…ハルガイジワルスル~

 

………ハイハイツキアウツキアウ

 

ヤター!

 

 

 

〜10年経過〜

 

 

よっし、俺はもう不老不死だ。この40年で大怪我とかまたしたり、空腹もなんか我慢しても大丈夫だったり…はあ、なんでこんなことになってるんだ…。

 

「えへへ!UR!UR!ウルトラレアのハルだあ〜!うおおおぉおお!!!」

 

節目の100年を迎えてついに折れた俺は、かぐやのそんな言葉に、はいはいURURと、軽く相槌してから俺とウミウシは、一時期は広大に見えた日の本をまた一周しようと、旅に出ることにしたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜5700年経過〜(5720歳)

 

 

俺は、今日も今日とて狩りをするルーティーンをこなす。もはや、手慣れたもので獲物を狙わずとも意識外で処理できるようになった。幾千年の時が流れようとも、俺自身は良くある展開で不老不死であり、それに耐えきれなくなる。とはあるあるだが、俺が大雑把などんぶり勘定で生きているからだろうか?そんなことは一切なく、淡々と時が刻まれていた。

 

そして、かぐやはというと鳴りを潜めて静かになっていっている一方だ。出会った頃と比べて…喧しかった口は減り言葉数が少なくなっていた。

 

俺も俺で、この変わらぬ縄文時代から剣やら槍やら、触れてきたがどれも中々しっくりせず、相変わらず弓を主軸とした狩り中心だ。

最近は、狩りなんかはせずにうろ覚えになってきている歴史のあれこれや、数学、国語、社会を中心とした教科を覚えている範囲内で反復して学習していた。

 

とはいっても、紙やらパソコンなどもちろんないわけで…地面に文字を書く毎日だ。

 

 

途中、海に出て外国を回ろうと敢行したことがあるが…無論、素人では到底できない船づくりという高い障壁がある。時とともに、島と島とで交流していた交流していた所も見たことはあるが…。

その頻度は極僅かで、やはりそれ相応のリスクがあるのだろうと諦めた。万が一、離れ離れになってしまった暁には二度と合流できないリスクもある以上、海外へと気軽に行くことは尚更できなかった。

 

「……なあ、かぐや…歌を聞かせてくれないか?」

 

俺は、お日様を見てボッーとしていたかぐやに向かって一言言った。んー!と、背伸びらしき動きを見せるとやれやれ…と顔を横に振り

 

「ふふふ、そんなに聴きたいの?」

 

と、しょうがないなあ…といわんばかりの態度だが、俺は構わずメッチャ聴きたいなあ、と続ける。

 

そんな俺に対して、分かった!と元気よく頷くかぐや。俺は、長い年月でその歌をカケラも習得できず、マスターさせる気自信満々のかぐや様から、お墨付きでもう無理と言わしめたその才能。

 

そんな俺には奏でることができない、その口ずさむ時のかぐやはやはり───

 

 

「〜〜〜♪」

 

 

─とても楽しそうで、同時に寂しさも綯い交ぜになっており声色が悲しみも帯びていた。

 

曰く、記憶がどんどん薄く朧げになっていってる。曰く、もう戻れなくて一生このままかもしれない。曰く、本当に一万年前かもしれずまだまだ続くことに絶望している。

 

この5000年で変化などなく、集落も生活も文化も、平行線を辿っておりもう発展しないのではないかと諦めにも似た、かぐやの吐露を聞いていた。

 

数多の人間を見届け、失って出会って、仲良くなったら直ぐに亡くなって…こうも不老不死というのは、残酷なものなのか。俺は行く先々で常々思った。

ただ、俺が唯一良かったと思うのもまた不老不死で良かった、だ。何故なら目の前に少女…いや、一匹のウミウシの姿をした、かぐやが膝の上からこちらを見上げて

 

 

「………感想、聴きたいな?」

 

 

「ああ、お前らしい歌だったな。確か、メロディーは『私はわたしの事が好き』だったか?本当にかぐやっぽいな、音楽と一緒にまた聴きたいよ」

 

もうもと光る竹から、残っていたエネルギーはとうの昔に無くなっており、俺が初めてかぐやと会った日には既に…だったそうだ。色々とメロディーを変えて流していたそれは、かぐやの口でしっかりと受け継がれているということは、良くわかる。

 

かぐやの口ずさむその音からも、心が湧き立ち元気をもらえるいい曲だ。

 

でしょー!と胸を張ったような仕草を見せるかぐやを横目に、俺はある提案をした。

 

「なあ、かぐや…もう一回だけ日本を巡らないか?」

 

俺達はここのところ、山奥で生活して人とあまり関わることをここ数百年やっていないという事実があるのだ。それは、何故かというと…かぐやが徐ろに口を開いて言う。

 

 

「………だって、ハル以外いなくなっちゃうから…会う意味なんて、ないじゃん…」

 

「いいや、そんなことはない…それに、変わってるかもしれないだろ?彩葉って子に、元気なかぐやを見せるという大役があるからなあー」

 

「あはっ…何それ、そうだね………何時までも、ウジウジしてても私らしくないもんね!んー!よし!いっくよー!ハル!」

 

俺が引かない姿勢を見せるや否や、それを察したかぐやが饒舌に舌を滑らした。よっし、そうと決まれば早速行くかと、俺はまだ準備がー!と喚くかぐやを、肩にひょいとのせて記憶にあった大きめな集落へと足を運んだ。

おめぇ…大した荷物もないだろ、お転婆お姫様め…と、口には出さなかった俺は褒められても良いだろう。

 

 

 

 

「ッ!………ッ!こ、これは…?!」

 

 

「ん〜〜?ん〜〜?私って幻覚見てる〜?」

 

 

俺は見慣れた縄文集落から…時代の移り変わりを宣言するかのような、住居がポツポツと建っており極めつけは日本のソウルフードのアレ、だ。

 

 

「「〜〜〜米だあ〜!!!」」

 

 

2人して声をあげてしまったのは、俺が散々米についての教義を教えていたからだろう。それ程までに俺は米を欲していたのか?と疑問に思うヤツは、毎日変わりない木の実やら、味付けされていない肉やら、野草やら………。

不老不死なんだから、毒キノコやら気にせず食えるんじゃ?と思ったヤツ…、死ぬほど痛い目に遭うからやめとけよ?

 

黄金にたわわに実った穂は、試験的な意味合いも兼ねてなのか規模は小さいながらも確かに目の前にあった。

 

俺は食べたい衝動に駆られながらも、支配者である長に会えと門衛?の人に言われたので大人しく従うことしかできない。縄文時代ではあり得なかった支配者構造…これは、やはり確信に近い考えを落ち着いた時にかぐやに伝えようと思った。

 

あっ、門衛さんへの手土産は…熊さん丸々は持ち運び的にダメだったので、肝を渡したのだが………えらく引かれてしまったなあ…。

 

目の色を輝かせて、食べたい!と宣うかぐやを尻目に、一人俺はその長へと向かった。背後から待てー!これデジャヴー!と追いかけてくるウミウシに、ひーと逃げるように小走りしてだが。

 

 

「『ふむ…そなたが優秀な戦士、か。お相手したいが、何分些か大陸の者がうるさくてなあ…』って、言ってるよ」コソコソ

 

 

「いえいえ…それより、長にお願いしたいことが」ホンヤクバッチリ

 

「『申せ、これでも権力とやらはあるはずだからな。そなたとは仲良くしたいからの』って」

 

それなら、滞在する許可を〜っとお願いすると、快く許可してくれた。それに、滞在する間は住居がもらえるようで何故か至れり尽くせりの接待だ。

なぜ?と、疑問には思うが受け取れる厚意は素直にもらってしまえという、持論で唯々諾々と頷いたのだった。最後にボソッと何か言っていたが、俺はそれに気付くことはなかった。

 

かぐやは終始、俺の声になりきって声を発してくれて大変助かる。まあ、かぐやの声と俺の声は似つかわしくないがやらないよりかはマシだろう。

 

「かぐや〜、なーんか不気味なくらい好待遇だなあ。受け取れるもんは受け取るけど」

 

 

「……うーん、あんまり考えすぎなくて良いんじゃない?悪い感じでもないし」

 

 

俺は、そうかなあと言い、かぐやはそれに対してそうだよ!と元気よく返事を返すこの帰り道。また、あの頃の旅が戻ってきたんだなあ、と感慨深い。

 

家は長の家からほど近いため、案内は必要ないとのことで俺とかぐやの2人の道中だった。

 

 

 

「ふぅ〜………これが、文明開化の味ッ…!」

 

 

「んぅ〜!!!おいしい!これはおいしいもの!」モグモグ

 

俺は感無量と言葉では言い表せない感情が、胸の奥から湧き出るのを感じた。それ程までに、旨い。美味しい。

品種改良もなく、雑穀も混じっているが縄文で食ってきた物と来ればそれは天と地の差があるといってもいいほど、感動がプラスされて天元突破している極上の味。

 

かぐやも、おいしいもの!と素直においしいと言えば良いもののそこは流石食の通ガールということか…。

 

ガっと夢中になって、米をかっ食らう中───

 

 

ウッ!ゴホッ!ゴホッ!

 

「ハル!どうしたの!?」

 

「み……みずぅ……」

 

わー!死んじゃダメ~!と、いつもの調子でおちゃらけた声で、俺に水を持ってくる。ぷはぁ〜!と、俺は水を飲んで一命を取り留めた後、2人して笑いあった。

 

 

 

──────────

 

 

かぐやSide

 

 

私は、いつ彩葉に…会えるのだろうか?、と気が遠くなりそうなほど、いつも考える。それは、途方もない年月を踏まないと会えないという高い壁…。

頭を何度、ひねったところでここがどんな年代なのかは皆目見当もつかない。

 

しかし、そんな私にも出会いがあって…それが、ハルという自身と同じ不老不死の青年だ。青年と言っていい年なのかは、甚だ疑問だが…まあ、それは余所の話しだ。

 

この出会いは、あの日隕石にぶつかった不運や、縄文時代という年代に不時着してしまった不運などを丸々無くせるような、奇跡的な出会い。

 

もし、ハルがいなかったら…とそのifを考えることもあるが、もしそうだったら耐えられないな、と密かに思う私がいる。

 

ここのところ、ハル以外の人に会っておらず、人はどうなっているんだろうな?と心の何処かではワクワクしていた私がいる。もう、縄文時代に慣れに慣れきっていた私だが、やはり変化があってほしいと願うものなのかもしれない。

 

そして、今日は目新しい物がいっぱいで新鮮な1日だった。現代にはやはり見劣りする新しいいっぱい。だが、それは確かに時代の変化を予感させるのに十分だった。

 

 

ハルと一緒に、ご飯を食べて私はハルの膝上へと鎮座する。別に暖かみは感じないし、感触もないが………それでも手でそっと包み込まれると暖かい気持ちにはなれる。私はそれで十分だった。

そして、私が眠る気満々でスリープ態勢になろうとしていると、上から声がかかった。無論、ハルしかいない。

 

「なあ、かぐや………ここって弥生時代だよ…長かった、長かったなあ…」

 

妙にジジ臭く言うハル。それに対して、もちろん私は

 

 

「……長かったねぇ……やっ〜と、弥生時代かい?」

 

「ああ、そうさ…婆さん…」

 

震える声で、記憶にあるおばちゃんらしき声で言ってみた。確か、千となんやらの神隠し!に出てきたおばちゃんだ!

 

まあ、それはそれとして……弥生時代から現代って後何年だろう?そんな私に対して、雰囲気が変わった私を察したのかその答えを言う。

 

「………およそ、現代から2000年〜2500年前だ……これから、文明が加速していく。ただ、俺とかぐやにとっては…もっと早く…だよなあ」

 

と、諦めたような、から笑いで締めくくる。本当に、早く…彩葉…彩葉に、会いたい……………。その願いが、やはり頭の中で木霊するのであった。忘れない、ために。どうしよう………彩葉の声はとうの昔に忘れてしまって、匂いもなくなって…けれど、姿だけは微かにまだ覚えていた。それなら、私はまだ頑張れるのだ、彩葉の笑顔を…………また見たい。あ、あとパンケーキ!パンケーキも!もう名前だけしか覚えてないけど!

 

 

 

 

翌朝になって、ハルが起きた反動で私も身を起こす。最初は丁寧に私を手で包んで、起き上がってくれていたのにいつの間にか雑に起き上がり、我が物顔で起きる始末だ。ちなみに私のいつも寝る定位置はハルの腹の上である。あの日以降、ハルが確かにここにいるという安心感があるため、日々そこで寝ているのだ。もう、習慣化していてそこで寝ないと落ち着かないけど…。

 

この時代…というか、ハルの使用する寝具は獣皮の手入れをしっかりと行っているためか、いつ見てもモフモフとしていて、寝心地が良さそうだ。私は感じることができず歯痒いが………。

 

とまあ、それはさておき見ていなかった村の中を共に見回っていくことにした。

 

「あれは?あれは何してるの?」

 

 

「あ〜あれはなー」

 

人の生活や営みは変わることは、もう無いんじゃないかと、落胆していた私には嬉しい変化がやはり沢山あった。弥生ファッションやら、弥生土器?というもの、そしてお米を作る稲作!、そして数が少ないながらも青銅器という石じゃない道具まで!

 

これは、一昔前の私に向けて言っても信じてくれない変化だろう。だが、何よりもこの変化を伝えてくれるハル…いや、彼がやはり頼もしかった。

変わらずここにいてくれる安心感は、もう手放せない。もう、彩葉の次に大切な存在だ。

 

ハルが言うには集落というより、村になってきているというこの集落は、これから先、一体どれだけの進歩を見せてくれるのだろう。はやく、発展してくれないかなあと彼に聞こえないように、ボヤくのだった。

 

そして、その日は何事もなく村の人と話してその日を終えた。ハルは、記憶では近頃(4000年前)慣れないながらも縄文語を習得していたのだが、時代の移り変わりとともにクセが変わっており最早、未知の言語となっていたためまたもや言語習得に必死だ。

彼には、私がいるから語学習得遅れてるけど…って言われたがその目は優しく本気でイヤになっている訳ではないと直ぐに分かる。

 

また新たな日常が始まる予感に、胸を弾ませた。

 

 

 

 

 

 

 

「………あれ…?飯に、味が…しない…?」

 

 

翌朝、ハルが思わずといった表情でそう言った。

 

 

 

 

 




熊追っ払っい依頼した集落は、ハル君が出て行った後は直ぐに滅びました。熊退治に目を光らせて他集落より長くハルを滞在させた弊害ですね。ハル君は良い集落だったなあ、と思っていたくらいには愛想良い集落でした!悲しい…ハルにとっての狩りと、かぐやにとっての狩りの考え方の違いがでました。
色々と、かぐやも命懸けというものを否が応でも認識してますので。身近な人が傷つくのは初めてだったので、その感情もひとしお。でも、楽しそうにするハルに伝えるの億劫だもんね!健気!

時代とばし、どんぶり勘定でやったので…違和感あったらすみません。でも縄文時代本当に長すぎて…原作、最低5000〜最高6000年をかぐやちゃん過ごしてますね。
ヤバすぎ()

ルーキー14位、誠にありがとうございます。
更新を気長にお待ちくださいませ!稚拙の本作をここまでお読みくださり感謝の至りです!
誤字脱字報告ありがたいです!誤字脱字報告画面で、修正できないんですね…読み直してやり切ります!本当にありがたい!
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