ただ痛いのは嫌だけド!戦いの痛みは大好きだから、拳で語るアルネ! 作:NO NAMEz
一部弄って名付けております。
(一部、ステータスの調整)
次の日――――
謎の竜に文字通り粉砕されて萎えた紅花は、あの後そのままログアウトしたのだった。
後日、学校で酷く落ち込んだ紅花を見て同級生達は心配するも、
紅花は「大丈夫アル、心配ないネー」と応対していた。
そんな紅花を心配する学友達の中には紅花がどこぞの男子に告白して
こっぴどく振られたのではないか、どこぞの男子許すまじと知らぬ所で火が立っていた。
New World Online ログイン2日目――――
「前回の不覚は、ワタシの油断と確認不足ネ・・・装備とステータス、習得したスキルの確認を怠ったが故の敗北ネ、戦場で3つ以上のミスを重ねたら無様に死ぬだけとパパが言ってたネ」
そう自分に言い聞かせ、紅花はステータス確認を始めた。
PN:ホンファ Lv11
HP 40/40
MP 10/10
【STR 50 (+22)】
【VIT 0 (+10)】
【AGI 50】
【DEX 0】
【INT 0】
【REMAINING STATUS POINT 50】
装備
・頭 【空欄】
・体 【初心者の服】
・右手【初心者の棍】
・左手【〃】
・足 【空欄】
・靴 【初心者の靴】
・装飾品
【空欄】
【空欄】
【空欄】
武器スキル
・棍アクティブスキル
【
【
【
・棍パッシブスキル
【
常用スキル
・アクティブスキル
【
【
・パッシブスキル
【
といった紅花の現在のステータスや所持しているスキルが記載されたパネルが表示されていた。
拳で戦いたい彼女にとっては棍スキルなど目に毒な代物ではあったが、先の敗北が頭を過ったので
スキルは使いようという事で区切りを付けた。深く考えない引き摺らないが紅花の生き方である。
「とりあえず余ってるポイントは全部、STRとAGIに振るとしてスキルを確認しないとネ」
そう言って、いつのまにか獲得していたスキルの内容を確認していく。
【
地に足をつけている相手に対して、2倍のダメージを与える。
与えるダメージは使用者のSTR値を2倍にした数値に依存する。
[習得条件]
短時間の間に地面を歩行するモンスターを複数体まとめて撃破を一定回数こなす。
【
空を浮遊・飛行している相手に対して、2倍のダメージを与える。
与えるダメージは使用者のSTR値を2倍にした数値に依存する。
[習得条件]
短時間の間に空を浮遊・飛行するモンスターを複数体まとめて撃破を一定回数こなす。
「あー・・・そいえば滅茶苦茶に棍を振り回してた時、何か色んなモンスター巻き込んでたネ・・・
けど何か変ネ?2つのスキルが・・・合体して1つのスキルになってるアル・・・えーっと・・・」
【
地を足をつけている相手と空を浮遊・飛行している相手に対して、3倍のダメージを与える。
与えるダメージは使用者のSTR値を3倍にした数値に依存する。
[習得条件]
1.地払い・空払いの習得条件を同時にクリアする。
2.地払い・空払いの習得条件を満たした状態で一定時間ダメージを喰らわない。
「アイヤー・・・何かとんでもねぇモンに進化して習得してしまったアル・・・進化スキルなんてのも あるアルカ・・・。ほ、他には・・・」
【
HPの30%を消費し、渾身の力を込めて棍を地に振り下ろす。
発生した衝撃波にも、ダメージが発生するが与えるダメージ量は半分となる。
消費するHPがない場合は、使用不可。
[習得条件]
攻撃したモンスターのHPを倍にした数値より、高いダメージを一撃で与える。
「そういえば、発散を開始した直後に兎みたいなモンスターが出てきたのにイラついて思いっきり
棍を振り下ろしてたような気がするアル・・・・・・罪無き兎よ、
お次は、棍を装備している際に常時発動するスキルを1つ習得していたようなので確認していく。
【
*HPが半分・もしくは半分以下の際にのみ発動*
特定の構え中に攻撃を受けると、攻撃を軽減・無効化し相手の急所・部位に目掛けて反撃を行う。
[習得条件]
1.HPが半分以下となっている時に、格上の相手に対して特定の構えを行って対峙する。
.もしくは棍を装備時、HPが半分以下の時に、最大HPの3倍以上のダメージをわざと受ける。
「コレを習得したのって絶対あのドラゴンに即死コンボ貰った時ネ・・・3倍・・・3倍以上のダメージを喰らってたアルカ・・・あの一瞬に・・・」
ここからが武器に依存しないアクティブスキルの詳細である。
【
*使用者のHPが相手からの攻撃(一撃)によって60%以上削られた際にのみ、1度だけ発動可能*
使用者のSTR値が4倍になる。
発動から60秒経過、もしくは使用者のHPが回復した際は効果が消失する。
[習得条件]
HPが相手からの攻撃によって90%以上削られた後に、最大HPの5倍以上のダメージを受ける。
「う、うーん・・・かなりリスキーなスキル・・・ただでさえ耐久のないワタシが攻撃を一度受けた上で
発動して、その後は最低60秒間はノーダメを維持しないと駄目アルカ・・・。よほど集中でもしないと中々厳しいかもしれないヨ・・・というか3倍どころか5倍以上貰ってたアル・・・・・・」
【
モンスターの注意を自分に引き寄せる。
[習得条件]
10体以上のモンスターの注意を一度で奪うこと。
「これには特に感想はないアル、あれだけ暴れてたら注意も引くネ」
最後に武器に依存しないパッシブスキル。
【
森林地帯での戦闘中、ステータスが僅か上昇し、被ダメージを僅かに軽減する。
[習得条件]
森林地帯で戦闘を行った際、広い範囲の草木を短時間薙ぎ倒し続ける。
「もはやノーコメントネ・・・自分の自然破壊行動を思い出して嫌気がしてきたネ・・・しかし、こうして見ると本当に色々習得したアル。実用的かは、この際考えないものとしてネ・・・」
そう自問自答しつつ、紅花は思った。
これらのスキルを習得し、ステータスを振りなおした今ならば憎き木岩竜にリベンジできるのではないかと。
「なるべくなら拳で戦いたいアル、けど今はとりあえずあのドラゴンをシバき回してからネ・・・!」
そう決断すると、紅花は身支度を整えて颯爽と宿屋を後にした。
しかしギラギラと眼光を光らせ西の森へ歩いていく紅花を見掛けたプレイヤー達の中には、
その狂気的な笑みに恐怖を感じ道を譲る者や驚きのあまり腰を抜かす者がいたそうな・・・・・・。
その日のNWO掲示板にて―――
【NWO】何かヤバイ笑顔の中華娘がいた件について【情報求ム】
1.名前:名無しの槍使い
何か、凄い顔した女の子が西の森へヒタヒタと歩いていったんだけど、何アレ・・・?
2.名前:名無しの双剣使い
kwsk!早よ!旗袍とか着てた?
3.名前:名無しの斧使い
俺も見たわ・・・今時あんな感じの顔って何て形容すればいいんだ・・・?
オリジナル笑顔・・・?
4.名前:名無しの槍使い
そう、そんな感じ。口元は確かに笑顔・・・笑顔?なんだけど、目がヤバい。
人としてしちゃいけない目してたわ。因みに旗袍は着てなかったぞ、初心者ちゃんだな、服装的に。
5.名前:名無しの双剣使い
もしかしなくても通報案件では?大丈夫なのかソレ?
6.名前:名無しの魔法使い
大丈夫、だと思うなぁ。きっと多分あれだよ、西の森でのレベル上げが楽しくて仕方ないー!
・・・みたいな?
7.名前:名無しの大剣使い
いや、どう見ても西の森での殺戮たーのしー!ってやつだろ、アレ。
絶対レベル上げとか二の次だゾ・・・。
8.名前:名無しの大盾使い
もしかしたら今になって未発見だったユニークモンスターと遭遇したから嬉しくて~・・・
とかかもしれねぇぞ?
9.名前:名無しの槍使い
ないな。
10.名前:名無しの大剣使い
無いだろ。
11.名前:名無しの双剣
(ヾノ・∀・`)ナイナイ
12.名前:名無しの魔法使い
ある訳ないでしょ
13.名前:名無しの槍使い
まさかの総スカンで、とても悲しい(・ω・`)
【ポイントを振り終えたステータス】
Lv11
HP 40/40
MP 10/10
【STR 75 (+22)】
【VIT 0 (+10)】
【AGI 75】
【DEX 0】
【INT 0】