Part1予期せぬ闖入者
夕闇が本格的にグラウンドを押し包み始める、ほんの少し前
伏射(ふくしゃ)の体勢を崩さず、スコープ越しにノーブルレディを慕い続々と集まる者たちに薄く口角を上げる識の手元で、ノートパソコンが微かな電子呼び出し音を鳴らした。
識は視線を一切スコープから外すことなく、暗闇の中で指先だけを滑らせ、ブラインドタッチで軽快にキーボードを叩く。カタカタっと無機質な打鍵音が数回響き、最小限の視線移動で画面の液晶へと目を向けた。
画面に映し出されていたのは、リアルタイムで転送されてきた新潟の避難所の映像だった。
混乱と不安が渦巻く避難所の片隅で、一人の老人が力なく座り込んでいる。引退前はヒーローチャート第9位に君臨していた男——ヨロイムシャだ。和服を纏った私服姿の男は、かつての威光など見る影もなく、ただ虚無の表情で泥のように沈み込んでいた。
——だが、その老人の胸ぐらを、ガバッと容赦なく掴み上げる影があった。
幼さの残る小柄な体躯。作務衣をモチーフにした独自のヒーローコスチュームに身を包んだ、女ヒーローだ。
「——腹を切るだっけ? あの引退劇の時も、そんな見苦しい啖呵を切っていたね」
作務衣姿の少女は、至近距離から冷ややかな侮蔑を込めて老人の顔を睨みつけ、吐き捨てるように言葉を叩きつける。
「そんな口先だけのものが、武者の誉れかい!? ……討死こそが武者の誉れだろう! 最後に死花でも咲かせようとは思わないのかい!?」
かつての「切腹」というパフォーマンスの軽さと、今の惨めな姿を心の底から蔑むように、少女は老人の胸ぐらを力任せに突き飛ばした。
尻餅をつく元ナンバー9には目もくれず、彼女は翻した作務衣の裾を激しくなびかせ、避難所へ迫るヴィランの群れに向かって、たった一人で一直線に突撃を開始した。
「……」
識は無表情のまま、再びブラインドタッチで瞬時に情報を検索・解析していく。
画面上に次々と立ち上がる無数のデータウィンドウ。全国各地の防犯カメラ、衛星画像、そしてヒーローネットワークの暗号通信——それらを総合して導き出された最新の戦況データを確認した瞬間、識の涼やかな眉が、微かに、だが明確に顰められた。
新潟だけではない。
京都、大阪、神戸をはじめとする——国内7箇所の主要都市。
そこであれほど猛威を振るい、警察や治安維持組織を麻痺させていたはずのヴィランの群れが、相次いで制圧・鎮圧されつつあるという速報データがズラリと並んでいたのだ。
落とし込まれていく夕闇の中、識は眉を顰め、才子への通信を開いた。
「レディ」
Part2.識の進言
「周囲の警察線は完全に崩壊し、無秩序な群衆が押し寄せています。これより先、遠方からの単発の狙撃では、レディの死角を狙う不確定要素を排除しきれません。……私も小学校の敷地内へ移動し、貴女の近くに陣取らせていただきます」
『……分かったわ。気を付けていらっしゃい』
通信越しに届いた短く簡潔な返答を確認し、識は通信を切断した。
告げた言葉に何ひとつ嘘はない。狙撃手としての客観的な判断に基づく、極めて合理的な提案だった。だが、それが識の胸中にある思考のすべてというわけでもなかった。
(——先ほど確認した、全国主要都市における異様な戦況)
国内7箇所で相次ぐヴィランの鎮圧。想定を大きく踏み外したその異常事態を、わざわざ遠隔の通信越しでレディへ伝えるべきではない。才子が動揺するなどとは微塵も思っていなかったが、予期せぬ戦況の激変を機械的な音声だけで伝えれば、わずかな認識のずれや一瞬の隙を生み出すリスクを否定しきれなかった。
動揺の兆候を見せるか否か——そんな不確定な可能性に賭けるくらいなら、自ら才子の傍らへと赴き、直接その耳へ報告を入れる。そして、いかなる突発的な事態にも即座に追随してフォローできる距離を保つ。それこそが、狙撃手として、そして従者として選び取るべき最も確実で安全な策だった。
スコープ越しに、グラウンドを埋め尽くしつつある群衆の不穏な熱気と混乱を最後に網膜へ焼き付ける。
識は感情を一切挟まない合理的な計算のもと、静かに狙撃銃を引き寄せて伏射の姿勢を解くと、行動を開始するのだった
Part3慢心の笑顔
「——ただいま到着いたしました、レディ」
短く声をかけ、周囲の警護に配慮しつつ、通信で伏せていた真実——国内7箇所の主要都市において暴れていたヴィランたちが急速に鎮圧されつつある異常事態を、そのまま才子の耳元へ滑り込ませる。
だが、それを聞き終えた才子の反応は、驚くほど平坦なものだった。
「そう。……いっそ此処まで来てくれたら嬉しいわ」
才子はまるで庭に舞い込んできた小鳥の話でもするように、可憐な首を傾げて優美に微笑んだ。
「先生への捧げ物が増やせるのだもの」
何事も自分の思い通りに運ぶと信じて疑わない、無邪気で揺るぎない万能感。
その言葉を聞いた識は、表情一つ変えないまま、胸中で静かに冷めた息を吐く。
(……相手の正確な戦力も、こちらの迎撃態勢も固まっていない段階で、ただ『捧げ物が増える』と簡単に決めつける。どれほど全能に見えようと、この圧倒的なまでの楽観と自信過剰さも、この方の弱点ね)
識がその思考を完結させかけた、まさにその時だった。
ポケットの中で、識の端末が控えめな通知音を鳴らした。
「——失礼」
一言断りを入れ、識は画面へ視線を滑らせる。暗号通信から送られてきた最前線の最新データ——そこに刻まれた文字列を目にした瞬間、識の指先が一瞬だけ止まった。
一瞬の静寂の後、ゆっくりと顔を上げた識は、感情を削ぎ落とした声で報告を口にする。
「……レディ。その、オール・フォー・ワン先生ですが」
「なあに?」
「現在、オールマイトと交戦中のようです」
重厚な機械の鎧を纏い、命を燃やして立ち塞がる——かつての平和の象徴。その介入という報せ。
だが、才子が浮かべたのは動揺でも焦燥でもなかった。
ぽつりと漏らされた言葉とともに振り返った才子の顔には、まるで待ち望んだおもちゃを与えられた幼子のような、花が咲くような満面の笑みが浮かんでいた。
「——見たいわ」
愛おしい名を聞いただけで世界が一変したかのように、才子はうっとりと頬を緩める。
言葉の響きに籠もるのは、純粋ゆえに底の知れない、圧倒的な狂気だった。
Part4、対峙
冷たい雨が激しく降り頻る、死に絶えた廃墟の街並み。
降り注ぐ雨滴を突き破るように、一人の男が踏み出した。
腕に抱えるのは、鈍い光沢を放つ大きな鞄。万感の思いと決意を宿したその男——オールマイトは、天を仰いで咆哮する。
「——私が来た!」
叫びとともに手中の鞄が幾重にも駆動音を立て、複雑に変形しながらその全身を覆っていく。高密度の装甲と最新鋭の駆動技術が瞬時に組み上げられ、重厚な機械の鎧へと姿を変えた。
「アーマードオールマイト!」
雨を弾く漆黒と白銀の甲冑。かつての『平和の象徴』は、肉体の限界を超越した鉄の拳を握りしめ、上空を睨み据えた。
その視線の先——雨雲の垂れ込む空中に、悠然と浮遊する男がいた。
巻き戻しによって若返りを果たした男、オール・フォー・ワン。
今の彼の胸中には、別の戦場で渦巻く死柄木弔の凄絶な「憎しみ」が、精神の同調を通じて激しく伝播してきていた。だが、それ以上の激しい愉悦が、魔王の心を黒く満たしていた。
落ちぶれ、無個性となったかつての象徴が、機械の鎧などという玩具を纏って命を燃やしにやってきた。……この男を絶望の底へと叩き落とし、煽り立てるための「最高の玩具(死柄木才子)」それを見せびらかせる相手が、向こうから飛び込んできたのだ。
オール・フォー・ワンの薄い唇が、歓喜に歪み、ニンマリと不気味な笑みを刻む。
「……『私が来た』か。その言葉、病院で泣いていたあの時の才子にも聞かせてあげたらよかったのにな」
雨音を切り裂いて届いた言葉に、鎧の奥の眼光が激しく跳ねた。
「お前が……彼女の名を呼ぶな!!」
オールマイトの胸を灼く怒りの怒号。しかし、オール・フォー・ワンはその激昂すら愛おしむように、首を緩やかに振って嘲笑した。
「逆だよ、僕だけが彼女の名を呼んでいいのさ。君にも聞かせてあげたかったよ。彼女はね、僕にこう言ったんだ——『父のように慕わせてください、そしていつの日か本当の娘にしてください』とね」
芝居がかった手つきで己の胸に手を当て、魔王はうっとりと、毒を含んだ言葉を雨の中に紡ぎ出す。
「……柄にもなく、父性というものを感じてしまったよ」
Part5戦闘開始
「黙れ——!!」
オールマイトの魂を絞り出すような怒号が、雨の降り頻る絶望の街に轟いた。
怒りのままに地を蹴り、漆黒と白銀の装甲を爆ぜさせて肉薄するアーマードオールマイト。だが、若返りをを果たした魔王の嘲笑は揺らぐことがない。オール・フォー・ワンが緩やかに指先を突き出す。その一動作に応ずるように、空気を灼く凶悪なレーザー光線が漆黒の閃光となって解き放たれ、直線上にいたオールマイトの全存在を呑み込もうと迫る。
「——エルクレス! 『烈怒頼雄斗(レッドライオット)』!!」
オールマイトの叫びに呼応し、周囲を浮遊していた幾重もの機械パーツが一斉に収束した。無数の装甲板が噛み合い、頑強な大盾となってオールマイトの前面を完璧に覆い尽くす。
爆風と眩烈な光の粒子が吹き荒れ、レーザーの奔流が盾の表面で激しく弾け飛んだ。
グラウンドの喧噪を聞き流ししながら、才子は傍らのバッグから己のスマートフォンを取り出した。
しかし、その画面にはクモの巣状の惨烈な亀裂が無数に走り、液晶は虚しく黒い闇を吐き出すばかりでまったく反応しない。先ほどの混乱か激動の中で砕け散っていたらしい。
「……ッ、使えないわね」
才子は舌打ちこそしないものの、その可憐な眉を大いにひそめ、使い物にならなくなった端末を忌々しげに見つめると、乱雑にテーブルの端へと放り置いた。
「識。あなたの端末を貸しなさい」
「どうぞ、レディ」
察しの良い識は無言のまま恭しく己のスマートフォンを取り出し、画面に衛生通信の中継映像を映し出した状態で、すっと才子の手元へと捧げ持った。
「——ビルドアップ! 『シュガーマン』!!」
駆動音とともに装甲が一段と重厚さを増し、噴射されるエネルギーの推進力を得て、肥大化した鉄の蹴りが魔王の顔面へと容赦なく叩きつけられた。
画面の向こうで繰り広げられているのは、死闘という名の一方的な暴力だった。
重厚なパワードスーツを纏った男が、圧倒的な質量と推進力をもって、画面の中の「青年の姿をした男」を激しく叩きのめし、空を翔びながら殴りつけ続けている。
その惨烈な光景を目にした瞬間、才子は可憐な首を傾げ、どこか腑に落ちない様子で画面を見つめた。
「……この方が、先生……?」
彼女の記憶にある「オール・フォー・ワン」とは、威厳に満ち、すべてを包み込むような落ち着きを纏ったナイスミドル——品格ある壮年の男性の姿だった。
だが画面の中で、無骨な鉄の拳で容赦なくタコ殴りにされているのは、自分と同年代すら思わせる幼さの残る青年の姿だ。
戸惑いを隠しきれない才子の横顔へ、ノートパソコンの画面に視線を滑らせ、打鍵を続けていた識が涼やかな声を添えた。
「——周囲の戦闘記録、およびメディア報道を解析した結果から論理的に考えれば」
画面にデータ群を高速で流しながら、識は淡々と、確信に満ちた声で付け加える。
「あの容姿は……先生が何らかの要因によってを若返りを果たされた姿と見て間違いありません」
「……若返り……」
才子はぽつりと呟き、あらためてスマートフォンの画面へと視線を落とした。
言われてみれば——。
暴虐な打撃を受けながらも不遜に歪む唇のライン、敵を冷徹に見下す瞳の奥に宿る圧倒的な暗雲。その節々に、間違いなく彼女が敬愛してやまない「先生」の面影が色濃く残っていた。
「……ああ、素晴らしいです……先生」
認識が合致した瞬間、才子の頬がぽっと朱に染まり、うっとりとした熱い吐息が零れた。
若返り、いっそう美しく凛々しくなった先生の姿。その神々しさに惹き込まれるように、才子は恍惚とした眼差しで画面に見入る。
画面の中では、若返ったAFOがパワードスーツの猛攻を受け、文字通り滅多打ちにされている最中だった。
しかし、才子はもちろんのこと、横で戦況を観測する識の表情にも一切の焦りや危機感はなかった。才子にとっての先生は絶対無敵の存在であり、識にとっても「あの男がこの程度で崩れるはずがない」という冷静な計算と絶対の信頼があったからだ。
打撃音が乱舞する惨烈な配信画面を、二人はまるで上質な映画でも鑑賞するかのように、静かに見つめ続けていた。
Part6魔王の嘲笑
「魔王が聞いて呆れてるぜ! 無個性でも——戦(や)れる程度とは!!」
オールマイトは魂の咆哮とともに拳を繰り出し続けた。
駆動音を撒き散らすパワードスーツの怒涛の連撃。一撃打つごとに装甲が軋み、肉体が悲鳴を上げる。しかし、オール・フォー・ワンはその熾烈を極める暴風のような打撃を、防ぐ素振りすら見せず、ただ黙って全身で受け止めていた。
雨に塗れ、絶え間なく殴りつけられながらも——魔王の瞳は一切の光を失っていない。そこに宿るのは、不遜でどこまでも冷酷なまでの平穏だった。
(……『無個性でもやれる』か。どこまでも浅はかな男だ…)
絶え間ない衝撃に肉体を震わせながら、研ぎ澄まされた思考が、蓄積された膨大な個性のデータ群を脳内で寸分の狂いもなく精密な回路のごとく繋ぎ合わせていく。
一つひとつの個性を精巧な歯車のように幾何学的に噛み合わせ、爆発的な破壊力をただ一点へと集約させる。
——発条(バネ)化プラス、膂力増強プラス、押し出しプラス、鋲突プラス、ダークボールプラス、振動プラス、肥大化。
——光塵(こうじん)。
ただ力任せに膨らませた雑多な悪意ではない。理性の狂気が編み上げた、一死必殺の過剰なる複合一撃。
膨張した異形の腕から放たれたのは、空間そのものを歪める絶対的な物理とエネルギーの暴風だった。
ドバァッ!! と激震が走り、雨空が真っ二つに割れる。
「ガ、アァッ……!?」
オールマイトの重厚な身体が吹き飛ばされ、装甲が悲鳴を上げて砕け散る。巨躯はまるで紙屑のように、雨の降る廃墟の街並みを何十メートルも突き抜けて遥か彼方へと吹き飛ばされた。
轟音とともに何重もの建造物を破砕し、地表を転がる重装甲。しかし、その落下地点に衝撃波の余韻すら残らぬ刹那、上空から悠然と舞い降りてきた影があった。
『巻き戻し』により若々しさを増した魔王——オール・フォー・ワンが、何事もなかったかのようにオールマイトの至近に着地する。
「戦えている……? 何を勘違いしている、」
吐血し、膝をつく元・平和の象徴を、魔王は心底哀れむような目で見下ろした。
「君がやっているのは、僕が用意した盤の上で踊らされているだけに過ぎない。……そんな虚勢はどうでもいいんだ。それよりも——ずっと疑問だったんだよ」
芝居がかった手つきで己の顎に指を添え、魔王は毒を含んだ甘い声で言葉を紡ぐ。
「君は『平和の象徴』などと大層な看板を背負いながら、生涯ただの一度も家族を持とうとしなかった。……本当は、僕が怖かったんだろう? 愛する妻や我が子を持てば、僕に引き裂かれると怯えて、温かな家庭からも逃げ続けた。……違わないかい?」
血を吐くオールマイトの眼光が、憎悪で激しく跳ね上がる。その反応すら愛おしむように笑みを深め、魔王は自らの胸に手を当てて慈愛すら感じさせる歪んだ笑顔を浮かべた。
「——子供はいいぞ、オールマイト。自分の意志で僕を慕い、僕に人生を捧げてくれる、そう才子のようにね……『父親』として、これ以上の快楽はない。」
画面の中で、雨に打たれながら不敵に微笑む「若き先生」の姿。
彼が公衆の面前で、宿敵の前で誇らしげに己の存在を「自慢の子供」と認め、その父親であることが最高の快楽だと肯定してくれたのだ。才子の胸の奥で、甘やかで狂おしい熱が爆発的に跳ね上がった。
「……あ……」
才子はうっとりと愛おしそうに目を細め、可憐な薄い唇を優美に緩めた。
「……聞こえたかしら、識。先生が……あのお方が、ご自分の口から私の『父親』であることが嬉しいとおっしゃってくださったわ……」
「ええ、レディ。確かに聞き及びました」
感極まった様子で画面を凝視する才子の傍らで、識は、冷ややかな声音で言葉を添えつつも思考は更に別に動いていた。
かつて動画などのアーカイブで目にした「生身の全盛期オールマイト」の超一流の脅威。それに対し、現在の「アーマードオールマイト」が提示する戦力の客観的な比較データが、識の脳内で瞬時に弾き出されていく。
(アーマードオールマイトか確かに一流…いや超一流と呼んで良いわ……でも……かつてのオールマイトは、最早人知を越えていた。パワードスーツという機械で無理やり形を整えた現在の超一流とでは……差は歴然ね)
どれほど精巧で強固な装甲を纏おうと、メッキはどこまで行ってもメッキに過ぎない。命を削り、パワードスーツの出力に頼るだけの攻撃など、老害の悪辣さに若さを得た現在の魔王の足元にも及ばないのだ。
「結果は見えています」
識は打鍵の手を止めず、一切の感情を排した冷徹な眼差しのまま、画面の中で打ちのめされる元・平和の象徴の惨状を静かに見下ろすのだった。
いつだったか、今回で終わりになるみたいな事を書きましたが。すみませんあれは嘘でした
今回のサブタイトルは今後の展開では変えるかもしれません。
着地点は決めてるのですが、思った以上の乱気流で上手く誘導ができませんでした
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要らない
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