俺の双子の弟は緑谷出久 ~大魔道士ポップと憑依する竜の騎士~   作:篠原えれの

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マスコミと学級委員長

 

 午後の模擬戦が終わった後、雄英高校の校門前。

 突然、校門の外に待機していた報道陣が一気に押し寄せてきた。

 

 「緑谷兄弟! ちょっとお時間いいですか!?」

 「オールマイトの授業について一言お願いします!」

 「今日の模擬戦でポップくんはオールマイトと直接対戦したそうですが、いかがでしたか!?」

 

 フラッシュが激しく焚かれ、マイクが何本も突き出される。

 ポップ兄ちゃんは明らかに面倒くさそうな顔で、ため息をついた。

 

 「……おれ、インタビューとか苦手なんだよな……」

 僕は隣で完全に固まっていた。

 「え、えっと……あの……」

 記者たちが次々に質問を浴びせてくる。

 「緑谷出久くん! オールマイトの授業はどうでしたか?特に兄であるポップくんとオールマイトの対戦を見て、どう思いましたか!?」

 「ポップくん! 大魔道士としてオールマイトと戦った感想を!あの炎の魔法は一体どのようなものですか!?」

 ポップ兄ちゃんは頭を軽く掻きながら、渋々答えた。

 「……まあ、オールマイトは強かったよ。おれのメラゾーマやイオラを正面から受け止めてくるなんて、さすがだなって思った。でも……正直、インタビューされるのはあんまり好きじゃねえんだ。授業の内容は……まあ、勉強になったよ。それだけ」

 記者たちは納得せず、さらに突っ込んでくる。

 

 「出久くん! 兄貴がオールマイトと戦う姿を見て、弟としてどんな気持ちでしたか?自分もいつかあんな風に戦いたいと思いますか!?」

 僕は顔を真っ赤にして、慌てて手を振った。

 「え、えっと……!ポップ兄ちゃんがすごくかっこよくて……でも、オールマイト先生が本気で戦ってるのを見て、まだ僕なんか全然だなって……すごく勉強になりました……!あ、でもインタビューとか、急に言われても……困ります……」

 お茶子が少し離れたところから心配そうに見守りながら、小声で言った。

 「出久くん、ポップくん……大変そうだね……」

 

 飯田天哉は真面目な顔で記者に向かって手を挙げた。

 「申し訳ありませんが、授業直後ですので、生徒たちのプライバシーを尊重していただけますでしょうか!」

 それでも記者は引かない。

 「最後に一言! オールマイトの授業で一番印象に残ったことは!?」

 ポップ兄ちゃんは深いため息をついて、諦めたように答えた。

 「……一番印象に残ったのは、オールマイトが本気で来てくれたことだよ。おれも本気で応戦できたし……まあ、いい経験になった。それだけだ。もういいか?」

 僕は隣で小さく頷きながら、必死に言葉を絞り出した。

 「僕も……ポップ兄ちゃんが頑張ってる姿を見て、もっと強くなりたいって思いました……あとは……インタビューはちょっと苦手です……」

 記者たちがまだ食い下がろうとした瞬間、校門の方から相澤先生の眠そうな声が響いた。

 

 「取材はここまでだ。生徒たちは授業が終わったばかりだ。邪魔をするな」

 相澤先生の登場で、ようやく報道陣が引き始めた。

 ポップ兄ちゃんは大きくため息をついて、僕の肩を軽く叩いた。

 「ふう……疲れたぜ。おれ、こういうの本当に苦手だわ」

 僕はまだ顔が熱いまま、苦笑した。

 「僕も……急にマイク突き出されると何言っていいかわからなくなるよ……ポップ兄ちゃん、英語の授業の時より緊張したかも」

 ポップ兄ちゃんが小さく笑った。

 「まあ、お前はまだマシだろ。おれなんて『大魔道士ポップ』って呼ばれて、魔法のことまで聞かれそうだったしな」

 二人は並んで校門をくぐりながら、今日の出来事を振り返って小さく笑い合った。

 

 ◆

 

 オールマイトが雄英の教師に就任したってニュースは全国を驚かせて連日マスコミが押し寄せる騒ぎになってた。

「オールマイトに直接お話伺いたいのですが!」

「あなた小汚すぎません?」

 オールマイトに会いたいという声や、相澤先生を批判したり。

「うわああ何だああ!!?」

 マスコミはやりたい放題だったが校門を入ろうとした瞬間、雄英バリアーが発動した。

「雄英バリアーだよ。俺らはそう呼んでる」

 「ダサ!!なんスかそれ」

「学生証とかさ通行許可IDを身に着けてない者が門をくぐるとセキュリティが働くんだ。校内のいたるところにセンサーがあるらしいぜ」

「なにそれーお高くとまっちゃって!!一言ぐらいくれてもいいのにさ!!」

「ったく本当によー2日も張ってんのにウンともスンとも言わねー!!」

 取材陣の不満を見ていた者が一人。

 

 

 場所はかわって1ーA教室

「さてHRの本題だ……急で悪いが今日は君らに学級委員長を決めてもらう」

「学校っぽいの来たー!!」

 皆一斉に学級委員長をやりたいと手をあげる。

 普通科であれば雑務って感じでこんなことにならないと思うけどここヒーロー科では、集団を導くっていう…トップヒーローの素地を鍛えられる役なんだ。

「みんなようやるわ。おれはパスー。」

 みんなが手をあげるなかでポップは一人めんどくさそうに嫌がっていた。

 周りの視線が一気にポップ兄ちゃんに集まった。

 上鳴電気が驚いた顔で言った。

 「えー!推薦なのに!?」

 切島鋭児郎が笑いながら突っ込んだ。

 「意外と面倒くさがりなんだな、ポップ!」

 お茶子が少し残念そうに言った。

 「ポップくんもやってくれたら面白かったのに……」

 飯田天哉が発言する。

「静粛にしたまえ!!「多」をけん引する責任重大な仕事だぞ…‥やりたくない者はもちろんやらなくていいとは思うが「やりたい者」がやれるモノではないだろう!!周囲からの信頼あってこそ務まる聖務……!民主主義に則り真のリーダーを皆で決めるというのなら……これは投票で決めるべき議案!」

 そびえ立ってるじゃねーか!何故発案した!と、飯田が挙手してるのをクラスメイトは見逃さなかった。

「日も浅いのに信頼もクソもないわ飯田ちゃん」

「そんなん皆自分に入れらあ!」

 蛙吹梅雨と切島鋭児郎からそれぞれ苦情が入るが飯田はめげなかった。

「だからこそここで複数票を獲った者こそが真にふさわしい人間という事にならないか!?どうでしょうか先生!!!」

「時間内に決めりゃ何でも良いよ」

 相澤先生の許可もしっかりもらい。

 投票の結果

「僕 四票ーーー!!!?」

「めんどくさくなっておれ出久にいれちった」

 出久の悲鳴に、ポップがてへっと正直に答える。本当に学級委員長をやりたくなかったらしい。

 「いれちゃったじゃないよポップ兄さんーーーーーー!」

 当然爆豪から苦情も入る。

 「クソ野郎は仕方ないとしてなんでデクに票が集まったんだ…!」

 「まーおめえに入るよか分かるけどな!」

 そんなこんなで、委員長は緑谷出久に決まり、副委員長は八百万になった。

「うーん悔しい……」

「マママ、マジでか」

 出久は終始おどおどしていたが、クラスの皆は出久の実力ならそうだよねと納得していた。

 

 ◆

 

 雄英高校 大食堂 昼休み大食堂で昼食を取っていた生徒たちの穏やかな時間が、突然の校内放送によって破られた。

 『セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんはすみやかに屋外へ避難してください』

 放送が響き渡ると同時に、食堂内は一気にざわつき、パニックに陥った。

 窓の外では大勢の報道陣が校門を突破して敷地内に侵入してくる姿が見え、生徒たちはトレイを置いたまま立ち上がり、混乱し始めた。

 その時、飯田天哉が率先して動いた。

 彼は麗日お茶子の個性で身体を浮かし、非常口まで自分の個性を使って移動して非常出口のポーズをとり、大声で状況を説明し、秩序正しく避難するよう呼びかけ続けた。

 飯田の落ち着いた誘導と明確な指示により、食堂内の混乱は徐々に収まっていった。

 ポップ兄ちゃんは窓際の席でその様子を静かに見守っていた。

 出久は兄の横で、飯田の対応を頼もしく感じながら、心の中で思った。

 やっぱり学級委員長は飯田くんが適任だ。騒動が落ち着いた後、出久は周囲に語った。

 自分よりも飯田くんの方がみんなをまとめられると思い、委員長の座を譲る気持ちを伝えた。

 こうして、昼食中の突然の騒動は、飯田天哉の活躍によって比較的早く収まり、1-Aの学級委員長は彼に正式に決まることとなった。

 

 マスコミが侵入して来た理由、それは雄英バリアーが何者かに破壊されていたからだった。

「ただのマスコミがこんなことできる?」

 リカバリーガールがぼやく。根津校長が話す。

「そそのかした者がいるね……邪な者が入り込んだか。もしくは宣戦布告の腹づもりか……」

 

 ◆

 

 放課後、雄英高校の正門を出て帰り道を歩いていると、出久の瞳がふっと優しく変わった。

 ダイが軽く憑依した状態だ。

 『ポップ、今日の事件……ちょっと驚いたよ』

 ダイの声が、出久の口を通じて自然に響いた。

 出久自身もダイの言葉をはっきりと頭の中で共有できている。

 ポップ兄ちゃんは両手をポケットに入れたまま、軽く頷いた。

 「ああ、あのマスコミの騒ぎか。入学してまだ数日なのに、早速大勢押し寄せてくるなんてな」

 ダイは少し考え込むような気配を伝えてきた。

 『うん……出久くんがテストで目立ったのもあるけど、ポップ、お前が推薦で入って、オールマイトと戦った話が広まった影響も大きいと思うよ。大魔道士ポップって呼ばれてるのも、結構話題になってるみたいだね』

 ポップ兄ちゃんは歩きながら小さく笑った。

 「大魔道士か……まあ、呼ばれ方はどうでもいいけどな。実際はただの呪文使いだぜ」

 ダイが優しく笑う気配がした。

 『でも、今日の騒動は飯田くんがよくまとめてくれたよね。あの子、学級委員長としてしっかり動いてた。出久くんも「やっぱり飯田くんが委員長でよかった」って思ってたよ』

 出久は心の中で静かに頷き、ダイの言葉を共有しながら少し照れくさくなった。

 ポップ兄ちゃんは前を向いたまま、ぼそっと言った。

 「飯田は真面目でいい奴だな。ああいう時、声を張ってみんなを誘導できるのは大事だ。おれは……まあ、必要なら動くけど、今日は飯田に任せて正解だったよ」

 ダイは温かいトーンで続けた。

 『そうだね。出久くんが無個性から急に超パワーを使えるようになったこと、ポップが異世界の魔法使いだって噂も広がってる。これからマスコミだけじゃなく、敵も目を付けるかもしれない。……だからこそ、おれも出久くんをちゃんと守らないと』

ポップ兄ちゃんは軽く笑って答えた。

 「そうだな。お前は出久の体を借りて戦って、おれはそばでサポートする。三人でやれば、なんとかなるだろ」

 ダイが優しく肯定する気配がした。

 『うん、そうだね。これからも、よろしくね。ポップ』

 憑依が自然に解け、ダイの気配が優しく薄れていった。

 出久はぱちぱちと目を瞬かせて、兄を見上げた。

 「ポップ兄ちゃん……ダイ兄ちゃん、今日の事件のことも心配してくれてたよ」

 ポップ兄ちゃんは弟の頭を軽く撫でながら、穏やかに言った。

 「ああ、わかってる。三人で頑張ろうぜ」

 夕方の帰り道を並んで歩きながら、今日の騒動を振り返りつつ、三つの魂が静かに繋がっているのを感じる時間だった。




今回もほぼAI作成なんですがAI作成故に時間がかかりました。
難しいですね
これはAI君にポップ君のスペックを書いて貰いました
参考程度にどうぞ

基本スペック個性名: 「呪文(Spell)」
言葉を唱えることで様々な魔法(ドラクエ系呪文)を使える。
個性としては「一つ」扱いだが、実際は多様な呪文を唱えることで幅広い効果を発揮できるため、周囲からは「複数の個性みたい」と見られることが多い。

身体能力: 一般的な雄英生徒レベル(推薦入学なので基礎はしっかりしているが、爆豪や出久のような肉体強化型ではない)。

持久力は魔法の消費に左右されやすい。

魔法力(MP相当): かなり高い。

物語開始時点でメラゾーマを20発以上連発できる程度の魔力量を持っている(原作ポップの成長過程を反映)。

ただし、雄英世界では「個性」として扱われるため、検査で「唱えないと使えない」ことを説明して誤魔化している。

現在使える主な呪文(確認済み・よく使うもの中心)攻撃系メラ系(火炎): メラ、メラミ、メラゾーマ
(特にメラゾーマが得意で主力)
ヒャド系(氷): ヒャド、ヒャダルコ、ヒャダイン
イオ系(爆裂): イオ、イオラ
ギラ系(閃熱): ギラ、ベギラマ
その他: ベタン(重圧呪文)

移動・補助系トベルーラ: 浮遊・飛行(今回の事件では使っていない)
ルーラ: 瞬間移動(屋内では制限あり)
バイキルト:強化(以前の訓練で使っていたもの)

回復系ベホイミ、ベホマ(高位回復)
(物語序盤〜中盤で徐々に使えるようになっている)

その他煙幕や視界操作に使えるような応用呪文も少し
メドローア(極大消滅呪文)はまだ習得していない(または未使用)。原作のようにマトリフ的な師匠がいないので、この世界では後々出てくる可能性あり。

現在の強み・弱み強み:攻撃のバリエーションが非常に豊富(火・氷・爆裂・重圧など)
回復もそこそこできる(出久のサポートに強い)
浮遊(トベルーラ)で機動性あり
出久(+ダイ)と連携すればさらに強力

弱み:基本的に「唱える」必要がある → 高速戦や奇襲に弱い
肉弾戦は苦手(出久や爆豪相手だと分が悪い)
個性検査で「呪文が多い」と目立ってしまい、検査尽くしになった過去あり
今回のマスコミ事件では積極的に活躍せず、飯田に任せていた(ポップらしい「めんどくさいけど必要なら動く」スタンス)

総評(現在の段階)ポップはサポート・中距離攻撃・回復をこなせる万能型として機能しています。
雄英入学直後なのでまだ「大魔道士」の全盛期には遠いですが、原作ポップのように成長のポテンシャルは非常に高いです。
出久の超パワー+ダイの憑依と組み合わせれば、チームとしてかなり強力な布陣になります。

と、聞けばここまで書いてくれますAI君 イオ系は使えるんじゃない?というAI君の判断です

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