転生者がっ転生者が多いっ!!!(修正多し)   作:護衛艦くらま

4 / 4
期間が空いてしまって申し訳ございません!!取り敢えず本編へ、どうぞ


3話 大社

大社、そう名乗る組織の者達が春康達の前に現れた後、春康らは城内に停車している箱型の何か─バスに乗せられる

「な、なんだこれは……?」

 

「……妖術の類ではありませんね」

それに若葉が答える

「あぁ、これは車と言ってな、まぁ油で動くからくりの馬車…みたいなものだ」

 

「……なんと……」

 

「…だ、大丈夫なのか…?これに乗っても……」

 

「大丈夫ですよ。」

ひなたが少し警戒気味の広豊を諭す。

「……行くしかないか……」

 

「ですな」

 

そんなやり取りをしつつバスに乗り、一同大社本部へと向かう。

 

 

 

 

 

「と、…殿……」

 

「あぁ……見ているとも」

 

「あの建物でかっ…」

 

丸亀城を出てしばらくの間、春康達は外の景色に夢中だった。

 

 

「馬もおらぬな…まるで異世界だ……」

見慣れぬ大きなガラスを大量に使った高層建築物、箱が連なり、その中に人が乗って移動している乗り物、黒みがかった道、自分達の乗る車も馬より圧倒的に速く、乗り心地が良い

 

……馬車もいない、武士もいない、街の人々の格好も全然違う………

 

何もかもが新鮮である。

 

「……っと、これから向かうのは、大社本部…とやらだが、これはどこに置かれているのだ…?」

 

それにひなたが答える

 

「あっそれはですね、香川県の県庁所在地……というより、日本国四国残存政府の臨時首都になっている、香川県高松市ですね。」

 

「高松……生駒殿のお膝元か」 

 

 

 

 

 

春康らを乗せた大社のバスは、大社本部へと向かう─

 

 

 

 

(讃岐ではなくなぜ香川なのかやら、県庁所在地とは何かとか色々気になるが………それは置いておこう……。)

 

 

 

 

─四国政府臨時首都 香川県高松市『大社』本部─

 

春康達がバスを降りると、そこには荘厳な寺社建築の建物が建っており周りの神官が一斉に礼をする。

 

「殿……これは……」

 

「う、うむ……」

 

(…これは…ただの礼には見えぬ……人に向けるにしては何か違う…家臣達の礼とも、領民たちのする礼とも違う……まるで、神やその眷属に向かって向けられるような…?)

 

そして、一人の男性神官がこちらに歩いて来る

 

「お待ちしておりました。乃木様、上里様。……そして、お初にお目にかかります。転生者様。私は、案内役を仰せつかっている神官、花本と申します。以後お見知りおきを。」

 

「こちらこそ、お初にお目にかかる、安芸結城家当主、結城春康と申します。以後、よろしくお頼み申し上げる」

 

花本と名乗った神官は、少し神妙な面持ちで口を開く

 

「早速ではございますが、転生者様方には乃木様と上里様もご同席の形で改めて現状のご説明をさせていただきます。こちらへ……」

 

そう言って、花本は一礼する。

 

「承知いたしました。各々方、粗相なきよう十分気をつけよ」

 

『はっ!!』

 

この時、春康の袴以外は甲冑姿(脱ぐタイミングを逃した)の転生者達は、威勢の良い返事の後に花本の後ろにぞろぞろとついていくという凡そ現代では見ないような光景を作り出していた。

 

「お、おぉ…なんというか、凄い絵面だな…」

 

「ま、まぁまぁ若葉ちゃん。これも多様性と思えば…、」

 

 

因みに槍など長物は大社神官に渋々預けました☆

 

 

 

巫女や神官が、自分達の甲冑の擦れる音を鳴らし、腰当てに刀を差して歩く姿を不思議そうに遠目から見ているのを感じながら、会議室に向かう。

 

 

 

─そこは光がほそぼそと灯る薄暗い部屋に、ずらりと正座して並ぶ神官。その迫力たるや、寺社が力を持つ時代を生きてきた春康らであっても、息を呑むほどのものであった。

 

「お待ちしておりました。転生者の皆様。我々大社一同、心よりご到着をお待ちしておりました。そして、乃木様、上里様もよくお越しくださいました」

 

「乃木若葉、呼び出しに応じ参上した」

 

「同じく、上里ひなた、参りました」

 

若葉とひなたが、正座をした後、そう言葉を返す。春康たちも、正座をしつつ、頭を下げる。

 

 

「…………お初にお目にかかります。結城春康と申します。私を含め、我々無名の将を、神樹のご意思により転生させていただきましたことと、このような場にお招きいただいたこと、感謝致します」

 

春康は、なんとか平常心を保ちながら頭を下げて自己紹介をする。

 

「頭をお上げください。……貴方方は"神樹様が"お選びになった方々です。並みの御仁ではないと我々は感じております故」

 

「……過分なほどのお褒めの言葉、恐悦至極に存じます。」

再度お礼を述べた後、春康一同は頭を上げる。

 

 

しかし、春康らは、神官たちの言葉の節々に違和感を感じ取っていた。特に春康、秀勝、義信の3人はその違和感の正体に気づき始めていた。

 

 

(………我々はまだ何も戦果など上げていない、素性も知らぬ上でこの言葉………)

 

(なぜここまで殿だけでなく、名乗りも上げていない我々家臣にさえ全幅の信頼を寄せているような言葉をかけられる……?)

 

(……それに、先程の言葉…妙に"神樹様"を強調していた………これは、我々ではなく………)

 

 

 

 

(((──神樹様を信用している…)))

 

 

 

 

3人は、言葉を交わさずとも胸中で辿り着いた結論は同じであった。

 

そして、高位の神官と思わしき者が、口を開く

 

「……ある程度の説明は、転生の際に受けていると神託がありましたが、

 

 

 

改めて、現在の状況について説明致します」

 

 

 

 




やっべぇ…原作外伝読み返さないと原作設定が頭から抜けていく……。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。