前回のあらすじ
幻魔教の濃い者同士のデュエル。
私はなんか瑠奈と清香と一緒にカードショップとは比べ物にならない規模のドームに来ていた。
遊紀「えっと…なんでこんなところに来てるの?」
瑠奈「なんかね~デュエル専門学校の名門、ロードストアカデミアの生徒達が本気でデュエルするらしいんだ。」
遊紀「へぇ~」
瑠奈「どんなバニラ使うんだろな~って。」
清香「バニラはそこまで出てこないんじゃないかと思うわよ…」
瑠奈「えぇ⁉ロードストアカデミアの決闘者ともあろう者がバニラを使わないだってェ⁉」
遊紀「そこまで驚くかなぁ…」
清香「私だってあまりバニラは使わないし…」
瑠奈「何言ってるの、清香のシャークデッキにもバニラ入ってるじゃん。」
清香「え…?」
清香は面食らった顔でデッキを確認すると驚いて1枚のカードを取り出す。
清香「なんで私のデッキに『デッド・シャーク』のカードが⁉」
瑠奈「スキを見てねじ込ませていただきました。」
清香「いや何してくれてんの⁉」
遊紀「あ、そろそろデュエル始まるっぽい。」
デュエルするのは「虹の皇帝」や「覇王」と呼ばれている天導大牙という男とロードストアカデミアのナンバー2と呼ばれている加藤亮二という男である。
ちなみにどちらも2年生…
遊紀「2年生であんなに言われてるとは…3年生の面子丸潰れだね。」
清香「え…あ…そこ⁉」
大牙&亮二「「デュエル‼」」
大牙「僕の先攻。僕は『宝玉獣サファイア・ペガサス』を召喚。効果でデッキから『宝玉獣アメジスト・キャット』を永続魔法扱いで魔法・罠ゾーンに置くよ。続いてフィールド魔法『虹の古代都市レインボー・ルイン』発動。カードを1枚セットしてターンエンド。」
LP8000
手札2枚
場 サファイア・ペガサス アメジスト・キャット、レインボー・ルイン、伏せ1
墓地0枚
亮二「私のターン、ドロー。私はペンデュラムゾーンに『DDスケール・サーベイヤー』と『DD零死王ゼロ・マキナ』を置く。そして『ゼロ・マキナ』のペンデュラム効果発動。デッキから『地獄門の契約書』を置く。そして『DD魔導賢者コペルニクス』と『DDランス・ソルジャー』をペンデュラム召喚‼『コペルニクス』の効果でデッキから『DDネクロ・スライム』を墓地に送る。そして『コペルニクス』に『ランス・ソルジャー』をチューニング!過去より繋ぎし覇道の系譜!未開の地を切り拓く不滅の王よ、次元の壁を穿ち、今ここに君臨せよ!シンクロ召喚!現れろ、レベル6!『DDD創始王クロヴィス』!」
大牙「おぉ…」
亮二「続いて墓地の『ネクロ・スライム』の効果発動。墓地の『ネクロ・スライム』と『ランス・ソルジャー』を除外して融合召喚を行う。混沌なるこの世の理を紐解き、深淵なる叡智を以て覇道を照らせ!融合召喚!降臨せよ、レベル6!『DDD聖賢王アルフレッド』!」
遊紀「待って…なんであの『コペルニクス』?とかいうカードはフィールドから墓地じゃなくてEXデッキに送られたの?」
清香「ペンデュラムモンスターはフィールドから墓地に送られる場合代わりにEXデッキに表側で送られるのよ。」
遊紀「うわ~面倒くさそう…」
瑠奈「墓地から展開したいときに邪魔だよね…」
亮二「続いて『アルフレッド』の効果発動!除外状態の『ネクロ・スライム』と『ランス・ソルジャー』をデッキに戻し、再び融合召喚を行う!」
大牙「その時、罠『宝玉の奇跡』発動。フィールドの『サファイア・ペガサス』を破壊して『アルフレッド』の効果の発動を無効にして破壊するよ。破壊された『サファイア・ペガサス』は墓地に送られる代わりに永続魔法扱いで魔法・罠ゾーンに置くよ。」
亮二「ならばバトルフェイズ。『クロヴィス』で直接攻撃!クロノマイヤー!」
大牙「『レインボー・ルイン』の効果発動。魔法・罠ゾーンに『宝玉獣』が2枚以上あるので受けるダメージを半減させるよ。」LP8000→6950
亮二「メイン2、私は『地獄門の契約書』の効果でデッキから『DDグリフォン』を手札に加え、守備表示で特殊召喚してターンエンド。」
LP8000
手札2枚
場 クロヴィス、グリフォン スケール・サーベイヤー、ゼロ・マキナ、地獄門の契約書
墓地1枚
大牙「僕のターン、ドロー。手札から『宝玉の絆』発動。デッキから『究極宝玉獣レインボー・ドラゴン』を手札に加え、さらにデッキから『宝玉獣ルビー・カーバンクル』を永続魔法扱いで魔法・罠ゾーンに置く。さらに魔法・罠ゾーンに『宝玉獣』カードが置かれた時、墓地の『宝玉の奇跡』を除外することでさらにデッキから『宝玉獣コバルト・イーグル』を永続魔法扱いで魔法・罠ゾーンに置くよ。」
遊紀「モンスターを魔法・罠ゾーンに置くの『V・HERO』に似てるな…こっちは永続罠だけど…」
大牙「魔法・罠ゾーンに『宝玉獣』カードが4枚以上あることで『レインボー・ルイン』の効果発動。デッキから1枚ドローするよ。そして『宝玉獣トパーズ・タイガー』を召喚。バトルフェイズ、『トパーズ・タイガー』で『グリフォン』を攻撃する、その攻撃宣言時に手札の『レインボー・ドラゴン』を特殊召喚する。そのまま戦闘続行、トパーズファング!」
亮二「『グリフォン』は守備表示のため、ダメージはない。」
大牙「続いて『レインボー・ドラゴン』で『クロヴィス』に攻撃!レインボーストリーム‼」
亮二「うぉぉぉぉ!」LP8000→7100
大牙「僕はこれでターンエンドです。」
LP6950
手札2枚
場 トパーズ・タイガー、レインボー・ドラゴン レインボー・ルイン、アメジスト・キャット、サファイア・ペガサス、ルビー・カーバンクル、コバルト・イーグル
墓地0枚
亮二「私のターン、ドロー。スタンバイフェイズ、『地獄門の契約書』の効果で1000ダメージを受ける。そして『地獄門の契約書』の効果でデッキから2枚目の『グリフォン』を手札に加える。私はEXデッキの『コペルニクス』と手札の『グリフォン』をペンデュラム召喚する。まず『コペルニクス』の効果でデッキから『ネクロ・スライム』を墓地に送り、『グリフォン』の効果で手札の『DDゴースト』を捨てて1枚ドローする。」LP7100→6100
遊紀「え…EXデッキからペンデュラム召喚する場合EXモンスターゾーンに行くの⁉」
瑠奈「もしくはリンクモンスターのリンク先に召喚できるよ~」
遊紀「リンク先って便利ね…」
亮二「私は『コペルニクス』と『グリフォン』でオーバーレイ・ネットワークを構築!万象を読み解く深淵なる叡智!三千の理をその身に刻み、未知なる地平を指し示せ!エクシーズ召喚!現れろ、ランク4!『DDD智慧王ソロモン』!さらに墓地の『ネクロ・スライム』の効果発動!『ネクロ・スライム』と『ゴースト』を除外し融合召喚を行う。地獄の業火を刃として握り、跋扈する魑魅魍魎を燃えし剣を以て裁け!融合召喚!降臨せよ、レベル6!『DDD烈火王テムジン』!そして除外された『ゴースト』の効果発動。除外されてる『ネクロ・スライム』を墓地に戻す。」
遊紀「融合、シンクロ、エクシーズ、ペンデュラム…色んな召喚法を使うのね…」
清香「『DD』はそういうテーマよ。欲張りねまったく…」
亮二「『ソロモン』のエクシーズ素材を墓地に送って効果発動。デッキから2枚目の『ゼロ・マキナ』を手札に加える。さらにランク4の『ソロモン』の上に『DDD狙撃王テル』を重ねてエクシーズ召喚する!そして『DD』モンスターが特殊召喚されたことで『テムジン』の効果発動。墓地の『クロヴィス』を特殊召喚する。そして『テムジン』と『クロヴィス』でオーバーレイ・ネットワークを構築!深淵なる大海原を支配する威厳!怒涛なる戟をその手に握り、遥かなる荒波を撃ち砕け!エクシーズ召喚!現れろ、ランク6!『DDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザー』!『テル』のエクシーズ素材を1つ取り除いて効果発動。『レインボー・ドラゴン』の攻撃力・守備力を1000ダウンさせ、1000ダメージを与える。」
大牙「ぐぁぁぁ!」LP6950→5950
亮二「そして『エグゼクティブ・シーザー』で『レインボー・ドラゴン』を攻撃!エグゼクティブタイフーン!」
大牙「『レインボー・ドラゴン』は破壊されるとき、墓地に送られる代わりに永続魔法扱いで魔法・罠ゾーンに置く。」LP5950→5150
亮二「続いて『テル』で『トパーズ・タイガー』に攻撃!スナイプストライク‼」
大牙「『レインボー・ルイン』の効果で受けるダメージを半減させる!」LP5150→4800
亮二「私はこれでターンエンド。」
LP6100
手札3枚
場 テル、エグゼティブ・シーザー スケール・サーベイヤー、ゼロ・マキナ、地獄門の契約書
墓地5枚
大牙「僕のターン、ドロー。僕は『宝玉獣エメラルド・タートル』を召喚。そして『レインボー・ルイン』の効果でデッキから1枚ドロー。さらに魔法・罠ゾーンの『サファイア・ペガサス』を特殊召喚する。」
亮二「『エグゼクティブ・シーザー』のエクシーズ素材を1つ取り除いてその発動を無効にし、破壊する。」
大牙「『レインボー・ルイン』は魔法・罠ゾーンの『宝玉獣』が2枚以上ある限り効果で破壊されない。さらに無効にされたのは発動なのでもう一度『レインボー・ルイン』の効果はもう一度発動できる。よって『ルビー・カーバンクル』を特殊召喚するよ。」
亮二「…通す。」
大牙「なら特殊召喚された『ルビー・カーバンクル』の効果で魔法・罠ゾーンの『サファイア・ペガサス』『コバルト・イーグル』『レインボー・ドラゴン』を特殊召喚する。」
亮二「『エグゼクティブ・シーザー』のエクシーズ素材を取り除いて発動を無効にし、破壊する!」
大牙「本命はこれです…フィールド・墓地の『宝玉獣』が7種類存在することで僕は手札からこのモンスターを特殊召喚する!七つの輝きに導かれし、虹の龍王よ。その魂で、希望の未来を示せ!行くよ、僕の相棒!レベル10、『究極宝玉神レインボー・ドラゴン』‼」
レインボー・ドラゴン「さぁ…行きましょうか。」
遊紀「えっと…フィールドには『アメジスト・キャット』『サファイア・ペガサス』『コバルト・イーグル』『レインボー・ドラゴン』『エメラルド・タートル』、墓地には『トパーズ・タイガー』と『ルビー・カーバンクル』…ぴったり7種類だ。」
亮二「なるほど…これはハメられた…」
大牙「さらに、僕が『究極宝玉神』モンスターの特殊召喚に成功したデュエルでフィールド、墓地にある7種類の『宝玉獣』と『究極宝玉神』を除外することでEXデッキからこのモンスターを特殊召喚する。七つの煌きと共に輝きし虹の龍王よ、その美しき魂で希望の未来を永遠に照らせ!『究極宝玉神レインボー・ドラゴン オーバー・ドライブ』!」
亮二「これほどのモンスターを召喚するとは…さすがは生徒会長か…」
大牙「自分の除外されてる『宝玉獣』モンスターが7種類以上の場合、『レインボー・ドラゴン オーバー・ドライブ』の攻撃力は7000アップする!」
遊紀「え…⁉」
瑠奈「私の『ヌメロン・ドラゴン』の現状最大火力よりも上…⁉」
清香「え…いや…え⁉」
大牙「バトルフェイズ、『レインボー・ドラゴン オーバー・ドライブ』で『テル』を攻撃!オーバーレインボーストラグレイション!」
亮二「グワァァァァァ!」LP6100→0
こうしてデュエルは天導大牙の勝利で終わった。
私はデュエルを見終わってからしばらくの間ずっとポカンとしていた。