オラリオで娯楽革命を   作:寝心地

103 / 122
ウォーキング・デット シーズン1

ベル達が崩落に巻き込まれた一方、その知らせをまだ受けていない【ヘスティア・ファミリア】では特にこれと言ってやることも無い為全員ゲームに興じていた。

 

「しかしゾンビとは恐ろしい物ですね。一度でも噛まれてしまえば感染が広がっていく」

 

リューはリリルカが操作している【ウォーキング・デット】を見ながらそう呟く。

 

「確かに、【バイオハザード】は言ってしまえばまだ世界が崩壊せずに済んでいますがこのゲームでは少なくとも国一つが滅んでいます。下手を打てば世界も、そんな中でこそ人間は本質を問われるとミユ様は以前言っていました」

 

そんな事を言いながらリリルカがゲームを進めていくと早速倫理的にヤバい奴らが現れる。

 

主人公達がコテージで生活しているととある二人組が現れ自分達が経営している牧場に来ないかと誘われ行くことになる。

 

しかしそこで仲間の一人が負傷し彼が治療を受けている間牧場を手伝う事になったが不信感を抱いた主人公を含めた一部の仲間が牧場を調べる事になり真相を知る事になる。

 

「うっ」

 

「これは…………外道ですね」

 

かなりの地獄を生きてきたリリルカを持ってしても吐き気を催すその存在に主人公達は当然反発し殺し合いに発展する。

 

何が起きたかは濁すが簡単な話【肉牛が居ないのに肉が提供された】事と【怪我を負った仲間はゾンビになった】とだけ言っておく。

 

それからも色んな事があったが物語の終盤、主人公はゾンビに噛まれながらも少女クレメンタインの救出に向かう。

 

主人公達は様々な事がありながらも犯人の元に辿り着き何とかクレメンタインを救出するが主人公はゾンビウイルスに侵され眠りについた。

 

そこからクレメンタインは散り散りになった仲間を探し遠くの丘に二人の人影を見つけた所でゲームは終わる。

 

「中々ハードな物語でしたね」

 

「ええ、立場や環境が違うだけでこんなにも話が変わるとは」

 

「それで?貴女から見て彼はどうでした?」

 

リリルカは尋ねるとリューは難しい表情を浮かべ口を開く。

 

「彼が何をして捕まったのかは分かりませんが少なくともあの娘を守りたい、守ろうとした事は変わらない事実です。彼は変われた、それだけは事実です」

 

リューがそう言うとリリルカは満足した様に微笑み同時に扉が明け放たれヘスティアが入って来る。

 

「た、たたたた大変だ!!ベル君がダンジョンでの大崩落に巻き込まれた!!」

 

その言葉にリューは苦い顔をしリリルカは「またか」と言う顔を浮かべながらも救出するべく動き始めた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。