【二度あることは三度ある】とは良く言ったものだ。
ベルの肉体が限界を迎え未来に帰る筈だった3人、目を覚ませばそこは最初の頃より大きな戦火となったオラリオ。
「おいおいおい、あれで終わりじゃねえのか?」
「寧ろ前より酷くなってますね」
「と、兎に角助けましょう!!【
3人は戦火の中を走り闇派閥を殲滅していく。
「ゴハッ!?」
「兄さん!?」
しかし順調だったのはそこまで、突如リュウイチは見えないものに押し出され壁に激突する。
「雑音の源は貴様らか」
そこには漆黒のロングドレスに灰色の髪を棚引かせる女がいた。
「っててて、何だ今のは?」
「……………………お前は…………」
女は閉じていた瞳を見開きベルを凝視する。
「お前、名は?」
「???………………………………シロ」
「もう一度私に嘘を付けば拳骨で風穴を開ける」
とんでもない発言にベルは仰天しながらもミユにも促されベルと名乗る。
「…………フッ、フッフッフッ、フハハハハハハハハハハハ!!」
ベルの名を聞いた途端、女は笑いだしその瞳でベルを見る。
「夢か?幻か?違うな、お前は確かにここに在る。ならば性根の腐った神の仕業か?良いだろう。踊ってやる、下らない筋書きがあるのならそれを踏み潰した上でな」
「貴女の名前は?」
「アルフィア…………ただのアルフィアだ、来い小僧、英雄の作法を教えてやろう」
「ベル!!周りは俺達に任せてソイツに集中しろ!!片手間で倒せる様な相手じゃないぞ!!」
「ッ!!はい!!」
ベルとリュウイチ達は1度そこで別れベルはアルフィア相手に【ブレイズ・オブ・カオス】を抜く
「アアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「煩い」
「ゴハッ!?アアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「煩いと言っている、しかしその得物は悪くない」
そう言いながらもベルの攻撃を尽く躱し逆にベルにダメージを与えていく。
「クッ!!【
「得物に頼り過ぎだ、技がなければ竜も切れまい、刃とはこの様に振るう」
「ガッ!?」
手刀を当てられ倒れたベルはそのままアルフィアに干将・莫耶を投げつける。
「駆け引きのつもりか?子供騙しの間違いだ」
「
更に干将・莫耶を生み出しアルフィアから距離を取るとそれすらも投げつける。
「物を投げつけるだけなら赤子でも出来る」
アルフィアはそう言い最低限の動きでそれらも避ける。
「【
「
同時に最初の干将・莫耶が不自然な軌道を描き戻って来るとアルフィアを背後から狙う。
「
「
「【
完璧なタイミングで決まった【
「アイデっ!?」
しかし結果はアルフィアに傷一つ付けられず逆に反撃を食らうだけだった。
「互いに引き合う特性の武器の波状攻撃、だが上ががら空きでは意味も無い」
ベルは再び立ち上がり右手を前に出す。
(この人に生半可な攻撃は通用しない。もうあれで行くしかない!!)
「何のつもりだその手は?まさか降参などと言うつもりはないだろう?」
アルフィアが言い終わると同時にベルはその詠唱を紡ぐ。
「【体は剣で出来ている】」