「シローーーーーーーーー!!」
アーディがベルの偽名を叫びその胸に飛び込む。周りにはヘルメスやアストレア、リュウイチとミユもいる中での出来事にベルは面食らう。
「〜♪べ……シロまた女の子捕まえてきたの?」
「お前………………何時か誰かから背中刺されるぞ、最有力はヘルンだな」
「じゃあ私は大穴狙いでヘスティアにゲームソフト1本!!」
「んじゃ俺は堅実にヘルンにゲームソフト3本な、シロは誰にする?」
「変な賭けしてないでちょっと助けて!?」
まぁそれから修羅場に次ぐ修羅場が続いたがヘルメスが仲裁し【情報交換】の為にアーディと【アストレア・ファミリア】と1度別れる事になった。
ベル達がヘルメスとアストレアと【情報交換】をしている頃、何処かの闇派閥の潜伏先、そこで2人の妖精が泣いていた。
「ああ!!とっても
「ディナお姉様も?私もよ!!彼を思い出したわ!!私達を引き合わせてくれた全ての切っ掛け」
「「そうでしょう?神父様!!」」
狂った妖精が祈る様に両手を胸の前で組み膝を付く、その前には死んだ瞳で薄ら笑いを浮かべる神父服の男がいた。
また別の場所ではベルと戦ったアルフィアが全身漆黒の鎧を纏う男と
「珍しいな、何を言い淀んでいる?その類の静寂は、お前が望むものでは無いだろう?何があった?」
漆黒の鎧の男が一瞥もせずアルフィアに尋ねる。
「メーテリアの子に会ったよ。いかなるからくりかは知らん。だがアレは確かにメーテリアの子だ。血が私に教える。もし出くわせば幾らお前でも心揺れるやも知れん。そうなれば奴は此方を食うだろう。だから伝えた」
「ほぉ、それ程か?」
「ああ、この私に
アルフィアはそう言い左手を見る。そこには掠り傷と呼ぶのも烏滸がましい小さな切り傷があった。
「フッ」
「何だ?」
「何時もより声が弾んでいる」
「【
アルフィアの音の魔法に対し黄金の波紋が浮かび中から飛び出した武具が魔法をかき消す。
「戯れるのはそれ位にしておけ道化ども、幕を下ろすのはまだ先の事だ。精々俺を興じさせろよ?」
金の鎧の男はそう言うといの一番にその場を離れその背中を2人は見送った。
「と言うような感じで頼むよ」
「了解」
ベル達はヘルメスとアストレアとの【情報交換】を終え待っていたアーディと共に街を歩く。2人の邪魔をしてはいけないとリュウイチとミユは適当な理由を付けて適当な距離を取り2人の見えない位置から様子を伺う。
途中シル(フレイヤ)の乱入があり過去に来て何度目かも分からない修羅場に遭遇したベルはアーディの助けもあり何とかシルから逃げ出す事に成功した。
数分後、過去のアイズと遭遇しアイズ(幼女)シル(フレイヤ)アーディ(混乱)に同時に