無数の黄金の波紋と剣の応酬が行われていた。
「チッ」
そんな応酬の中でギルガメッシュは小さく舌打ちをする。
(発動されては困る我が財を優先的に潰しにかかっているな、あの小僧の様にエアを抜く暇は与えんと言うことか)
「やはり場数が違えば同じ力の持ち主とて変わるか、面白い」ギルガメッシュが笑みを強め更に波紋を展開する。エミヤは冷静に波紋の位置を確認し武具の射出を防ぐ。
ギルガメッシュの【
最早ギルガメッシュに打つ手はないと思われたその時、数cmの所まで来ていたエミヤの剣が弾かれる。
「アハハハハハ貴方も【
「面白いわ!!楽しいわ!!貴方を殺したくなる程に!!」
そこには今まで動きの無かったディース姉妹がおりその手にはそれぞれの得物が握られ地面に剣が突き刺さった。
「「さぁ、殺し合いましょう!!」」
「チッ!!」
「雑種共が、余計な真似を」
ディース姉妹は抜群のコンビネーションでエミヤに襲い掛かる。
全員が思ってもいなかった乱入にリュウイチも介入しようとするが、あまりに高度な戦闘にかえって邪魔になると判断し動けずにいた。
「アハハハハハハハハ!!どうしたの!?もっと頑張って!!」
「ホラホラホラ!!このままじゃ殺されちゃうわよ!!」
「確かに素晴らしい戦闘力とコンビネーションだ、しかし4つもある目を全て私に向けているのが君達の弱点だ」
「「え?」」
ディース姉妹の左後方、そこには片膝を付き弓を構えるベルとその傍らに立つミユの姿があった、ミユの手には小さな瓶が握られていた。
「やっちゃえ」
「はい!!【
放たれた螺旋の剣はディース姉妹に真っ直ぐ進む。
((避けられない!!))
「弾けろ【
ベルの言葉と共に飛んでいた螺旋剣にヒビが入り大爆発を起こした。
「「キャアアアアアアアアアアアアア!!」」
爆発をもろに受けたディース姉妹は大きく吹き飛びボロボロになり気を失った。
それを確認したベルはエミヤを見る。
「一緒に戦ってくれますか?」
「……………………良いだろう」
エミヤがベルの隣に立ち共に干将・莫耶を投影し共にギルガメッシュを見る。
「決着をつけよう、英雄王」
「来い、我を楽しませてみろ」
ギルガメッシュは背後に無数の波紋を展開し、ベルとエミヤは駆け出した。