オラリオで娯楽革命を   作:寝心地

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龍が如く

「ほぉ〜ここが【聖火の遊技場】の店か」

 

契約を結んだヴェルフを【聖火の遊技場】に招待する。

 

「ヴェルフ様【聖火の遊技場】来たこと無いんですか?」

 

「ああ、正直あんまり興味無かったからな、しっかしこうして来てみると中々興味がそそられる物ばっかりだな」

 

「折角なら何かやってみますか?」

 

「良いのか?あんま詳しく無いけど高いんだろ?」

 

機材を設置するミユにそう尋ねるがミユは何でも無いように良いと許可を出す。

 

「折角なら新作やってみるか?」

 

「新作?」

 

ヴェルフがリュウイチを見るとその手には蹴りを放つ男の絵が描かれたパッケージがあった。

 

ヴェルフはミユとリュウイチに促されるままゲームをプレイする。

 

数時間後

 

「いや〜面白かった!!鍛冶師としては複雑な心境だけどな、けど、良い刺激になったぜ!!ありがとよ」

 

ヴェルフはそう言い帰って行った。

 

「やっぱり男受けは良いみたいだね」

 

「そう言う主人公だからな、彼は」

 

「リリにはさっぱり良さが分かりません。だって一言で言えば犯罪者なんですよね?この人」

 

「そうだけど…………僕はカッコいいと思うな、友達の為に自分を犠牲にするなんて、その後も女の子を助けてたし」

 

「あ〜、そういう意味ではベル君の理想とする英雄だね」

 

「……………………やっぱりリリには良さが分かりません」

 

やいのやいのと新作ゲームについて語る3人を見ながらリュウイチとミユはゲームを量産した。

 

そうしてゲームの発売から数日後 【ガネーシャ・ファミリア】 本拠

 

トン トン トン トン

 

団長であるシャクティは自室で考えを巡らせていた。その机の上には【聖火の遊技場】から発売されたばかりの新作ゲーム【龍が如く】が置かれ机を挟んだ向こう側にはガネーシャもいた。

 

「全くヘスティアの奴、とんでもない物を出してくれたな。ガネーシャ驚愕!!」

 

ガネーシャの言葉と同時にシャクティの指が止まりため息をつく。事の発端はゲーム発売された当日、ガネーシャが新作ゲームを手に入れプレイしたことだった。

 

彼女達がこうまで頭を悩ませているのはその内容、龍の名を冠する男が一人の少女と出会い【極道】と言う犯罪組織の闇に立ち向かう物語。更に主人公【桐生一馬】の出自も【極道】であり養護施設で育ったと言うのと所属に後ろ暗い物を持ちながら善行を積んでいると言う事も彼女達を悩ませる種だった。

 

これが単なる遊戯や物語の設定なら斬新程度で彼女達がここまで悩む事もなかったのだが、問題は現在その力を増し続ける【聖火の遊技場】が新作として出していると言う事だった。

 

「下手に勘る者達は【聖火の遊技場】が悪に身を置く事を助長しているとすら感じるだろう」

 

「更にこれを期に【暗黒期】の残党が活発になるかも知れない」

 

「「困った」」

 

本当に困った2人は最終的に【ヘスティア・ファミリア】に何とか出来ないかと相談に向かった。

 

以降、リュウイチとミユはゲームが始まると同時に必ずこう表示される様にした

 

【この物語はフィクションです】

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