オラリオで娯楽革命を   作:寝心地

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バイオハザード2

【聖火と兎】とか言う黒歴史を生み出した2人は最速でその黒歴史を過去の遺物とするべく爆速でとある続編を生み出す。

 

「「ハァ……ハァ……ハァ……ハァ」」

 

「お二人がここまでお疲れなのは初めてみました」

 

「あんな駄作を作ってしまった心のダメージもある」

 

「駄作とは何だ駄作とは!!僕とベル君のイチャイチャを見られて皆満足だろう!!」※個人的な感想です

 

「……………………取り敢えず我らの黒歴史を払拭するために一刻も早くこの作品を販売しなくては…………」

 

ミユはササッと荷物を纏め外へ出ていった。

 

その光景を見ていたベルと命は何とも言い難い顔を浮かべていた。

 

「何だ、まだ歓楽街の狐人の事を気にしているのか?」

 

リュウイチはベル達の顔を見てそう言う。歓楽街からの帰還後、命から歓楽街へ向かった詳細を聞いていた。更に何の偶然かベルは歓楽街で迷子になっていた時にその人と思わしき人物と会っていたと言う。

 

「あの、やっぱりリュウイチさん達でも何とか出来ないんですか?」

 

「ベル、その話5回目だぞ、何回も言うが今までは金と娯楽の力で何とか出来たが歓楽街を牛耳っている【イシュタル・ファミリア】はその両方を持っている。つまり俺達の話を聞く理由が無いんだ」

 

「………………………………」

 

「向こうから喧嘩を売られるか何か犯罪でも犯してない限りは向こうからのコンタクトを待つしか無いが」

 

「喧嘩は【アポロン・ファミリア】の前例がありますから来ないでしょうね、リスクの割にメリットが少なすぎますし」

 

「そっ、つまり打つ手無しだ」

 

リュウイチの言葉に命とベルは暗い顔を浮かべるのだった。

 


 

一方ミユはプロジェクターを設置しスイッチを押した。

 

【恐怖 再び】

 

『ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"』

 

そんな唸り声が響き頬が裂けた白濁した瞳が映し出される。

 

『何だコイツ!?』

 

『何なのよコレ!?』

 

【物語の真実に迫れ】

 

【バイオハザード2】発売

 


 

「やぁ春姫、調子はどうだい?」

 

歓楽街にあるとある建物、その一室で外を眺める狐人の少女にアマゾネスの女性が問いかける。

 

「アイシャ様、今日は余り人入りが少ない様です」

 

「そうかい、んじゃ退屈してるアンタに良い物やろう」

 

そう言ってアイシャと呼ばれたアマゾネスが置いたのはテレビとゲーム機、そして発売されたばかりの【バイオハザード2】だった。

 

「これは?」

 

「最近オラリオで流行ってるテレビゲームってやつさ、アンタも客との話題作りに1個くらい持っといた方が良いだろうと思ってね」

 

アイシャはそう言うとオロオロする春姫にコントローラーを握らせ横から口出ししながら説明する。

 

「コーン!?アイシャ様!?殿方の足が…………」

 

「言ってる場合じゃないよ、ほら撃ちな」

 

「コーン!?」

 

それからレオンの前にエイダが現れ二人の間で色々な話がされた。

 

「何だか掴み所の無い妖艶な方ですね」

 

「全く、アンタも彼女を見習って少しは男を手玉に取る方法を身に着けな」

 

それから2人は何とも言い難い別れを経て、レオンは悲劇の街ラクーンシティの外へと逃げた。

 

「はぁ〜、まるで英雄譚を見ている様でした。ありがとう御座いましたアイシャさん」

 

「また気が向いたら買ってきてやるよ」

 

アイシャはそう言うと客が来たと言いその場を離れた。

 

一人になった春姫は再び外へ目を向け満月になりかけの月をみる。

 

「またこの様な物語に会う機会は無いと思いますが、それでも楽しい一時でした」

 

この時の春姫は知る由もないが彼女はここから英雄に命を救われレオンの大ファンになっていく事になる。

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