それは普段と変わらないとある日の昼だった。
「ヘスティア!!」
そう叫び飛び込んで来たのはヘファイストス、目には以前にも増して涙が浮かんでおり更に隈が酷くなった気がする。
「今日はどうしたんだいヘファイストス」
「どうしたもこうしたもあるもんですか!!アイツラ好き勝手言って!!【オンパロス石】だとか【ネメシスの鞭】だとか……………………大体持ってきたのただの石ころでしょうが!!ただの石ころからどうやって雷属性の武器が出来るのよ!!錬金術か!!」
「うわぁ〜」
「仕事が出来る女が限界迎えると面倒臭いって友達が言ってましたけど、本当だったんですね」
ミユの言葉に標的がヘスティアから2人に変わり2人は逃げ出そうとするが呆気なく捕まってしまう。
「アンタらが元凶でしょうが!!」
その後、3時間ヘファイストスの愚痴を聞かされた2人だった。
「待っとった!!この日を待ってったで〜!!」
【ロキ・ファミリア】の本拠
その自室でロキは【God of War Ⅲ】をゲーム機に挿入する。
『私の復讐が、今終わる』
そう言うクレイトスが映り画面が暗転しいきなり戦争の場面が映し出される。
『ゼウス!!貴様の息子が戻ったぞ!!終焉を引き連れてな!!』
いきなりクレイトス&タイタン族VSオリンポスの神々と言うクライマックスから始まりガイアの背に乗るクレイトスは迎撃に来たポセイドンを撃退する。
『ゼウスが貴様を神にしなければ、私を殺した所で、また新たな神が貴様の前に立ちはだかる』
『ならばソイツらも殺そう』
クレイトスはそう言いながらポセイドンに歩み寄る。
『我々の死はオリンポスの滅亡を意味する』
『ではお前も死ぬが良い、ポセイドン』
その後、操作がロキに戻されクレイトスとなったロキは嬉々としてポセイドンをボッコボコにする。ついでにオリンポスの海が終わった。
「ハーハッハッハッハ!!ポセイドンザマァwww」
その後もロキは様々な神を殺し等々ゼウスに辿り着く。因みにここまででロキが一番気に入ったのは生きたまま首をもぎ取られた挙句アイテム扱いされる某太陽神らしい。
その後の決戦でゼウスはクレイトスに殴り殺され霊体となったアテナから真実が語られクレイトスは自身の中にあった【希望】と言う力を世界にばら撒きその場に倒れエンドロールが流れた。
「ハァ〜楽しかったな〜、でもこれで終わりか〜ほんま楽しかったな〜」
ロキはしみじみとした雰囲気でエンドロールを見ていた。しかしエンドロールが終わった後、クレイトスが倒れていた場所が映し出されていたがそこにクレイトスの姿は無かった。
「嘘やろ!?もしかして続編あるん!?」
戻って【聖火の遊技場】
ヘファイストスは愚痴を吐ききり元の落ち着いた雰囲気を纏っていた。
「全く信じられる?ゲームの中の私が作れるからって【ブレイズ・オブ・カオス】の次は【ネメシスの鞭】…………冗談じゃないわ!!」
訂正、まだ吐き出しきれて無かったらしい。
「まぁ元気だしなよヘファイストス、もう死んじゃったからこれから出てくる事は無いよ。それにゲームの中の話だし!!」
「「言い方!?」」
「そうね、もう死んじゃったし私の出番は無いわよね…………ハハハ」
その後、ヘファイストスの扱いに困った3人はたまたま必要な鉱物を纏めた紙を持ってきていたヴェルフに丸投げし逃げ出した。