「では、そろそろ帰りましょうか」
リリルカはそう言い荷物を纏める。リュウイチとミユが持って来ていた【DS】と【ポケモン】は異端児達が気に入った様なのであげた。
「ウィーネはどうする?」
「私、ベル達と一緒にいたい」
異端児とフェルズは散々迷ったが最終的に本人の意思と地上でその存在が周知されてしまっている事を加味して地上へ送り返す事になった。
「それは良いんですけどフェルズさん、今後2度と俺とミユをダンジョンに来させないで下さいね、普通に死にますから」
「ウラノスに伝えておこう」
それから無事地上に帰って来るとリュウイチとミユはヘスティアとリリルカと共に何かを計画し宣伝用のCMを作る。
翌日
ミユはプロジェクターを設置しスイッチを押す。
【チャンピオンを決めろ】
そんな文字と共にドンドンドンと太鼓を叩く様な重低音が響く。
【遊戯王 チャンピオンシップ 開幕】
それだけ流れると映像は終わりミユが話を始める。
「先程流れました通り、数日後、 オラリオで一番強い【遊戯王】プレイヤーを決める大会【遊戯王 チャンピオンシップ】を開催します!!参加費は無料!!見事優勝したプレイヤーは、そのプレイヤーのデッキテーマの強化カードを一足先に、それも特別イラスト版であげちゃいます!!」
その言葉に大盛り上がりを見せた。
数日後 大会開催日
そこそこの人数が集まりリュウイチは声を張り上げ告げる。
「では皆さんルールを説明します!!ルールは勝ち抜き戦、皆さんに配った番号と同じ番号のテーブルに座って下さい!!対面に座った方が対戦相手です」
リュウイチの指示に従いプレイヤーは席に座る。
「それでは皆さん、高らかに宣言しましょう【デュエル】!!」
『デュエル!!』
同時にゲームが始まりリュウイチとミユはその光景を見守る。
「行けぇ!!【ブラック・マジシャン】!!プレイヤーにダイレクトアタック!!」
「うわぁああああああああああああああ!?」
早速1つのテーブルで決着が付いた様で勝者は歓喜し敗者は項垂れる。
その後も次々と勝者が決まっていき最後のテーブルでも決着が付く。
「行けぇ!!【ランパード・ガンナー】!!相手プレイヤーにダイレクトアタック!!」
「甘い!!トラップ発動!!【魔法の筒】!!その攻撃はお前に返す!!」
「何!?うわぁあああああああああああ!?」
「これにて第一回戦を終了します!!10分の休憩を取るのでトイレやデッキ調整は今の内にしておいて下さいね〜」
ミユの言葉にトイレに立つ者やデッキを弄る者等様々。
10分後
「ではこれより2回戦を始めます【デュエル】!!」
『デュエル!!』
2回戦からは慣れてきたプレイヤーもおり相手を圧倒とまでは言わないが優勢に立ち回り続けるプレイヤーも現れた。
それから3回戦・4回戦とゲームは進み決勝戦は【サイバー・ドラゴンデッキ】対決となった。
片方は既に【サイバー・エンド・ドラゴン】を召喚しておりもう片方のプレイヤーは真っさらな盤面が広がりライフも残り少なかった。これは勝負あったかと誰もが思った時、盤面が動く。
「魔法カード【パワー・ボンド】発動!!手札の【サイバー・ドラゴン】3枚を融合!!現れろ【サイバー・エンド・ドラゴン】!!」
攻撃力8000の【サイバー・エンド・ドラゴン】に観客達はおお〜と声を漏らす。
「これで終わりだ!!【サイバー・エンド・ドラゴン】でお前の【サイバー・エンド・ドラゴン】に攻撃!!」
「うわぁああああああああああああ!?」
「決着〜!!第一回チャンピオンは極東出身STさんで〜す!!」
『ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!』
こうして優勝者には来月発売される強化パックから特別イラストの【鎧黒竜ーサイバー・ダーク・ドラゴン】が贈られた。