オラリオで娯楽革命を   作:寝心地

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バイオハザード3

地上に迷い込んでしまった異端児達を回収した後、ダンジョンに戻りたいと言った異端児達はフェルズ経由で無事ダンジョンに送り返された。

 

それから少ししたある日、【ヘファイストス・ファミリア】でとんでもない事件が起こった。

 

「ハッハッハッハ!!どうだ主神様!!手前の腕前も中々の物であろう!!」

 

「…………………………」

 

「何だ黙りこくって、凄すぎて声も出ないか?」

 

「へ」

 

「へ?」

 

「ヘスティアああああああああああああああああああああ!!」

 


 

「で、どうしようも無くなって僕の所に持ってきたと」

 

「元凶はアンタ達なんだから責任持って何とかしなさい!!」

 

「そんな事言われてもねぇ〜」

 

ヘスティア・ミユ・リュウイチは目の前に差し出されたソレを前に若干困った顔を浮かべる。

 

「物としては間違いなく一級品なんだけどねぇ」

 

「良いじゃないですか、貰っておきましょうよ!!ベルは既にヘスティアナイフがあるからヴェルフかリリルカさんに持たせれば戦力アップですよ!!」

 

「それはそうだけど………………」

 

「なら悩む必要はない、ヘファイストス様、喜んでこの品ウチが買い取りましょう」

 

その言葉にヘファイストスの事は全て知り尽くしていると思っていたヘスティアですら知らない顔を浮かべていたと言う。

 

「「「「た、ただいま〜」」」」

 

夕方、帰って来たベル達は沈んでいた。

 

「おかえり〜何だい辛気臭い顔して、ダンジョン攻略上手くいかなかったのかい?」

 

ヘスティアが尋ねるとリリルカが答える。

 

「いえ、実はダンジョン攻略中に見たこともない異端児に会ったのですが」

 

「へぇ、まだ会ったことない子がいたんだ」

 

「ええ、その異端児がベル様が最初にランクアップした際に戦ったミノタウロスの生まれ変わりだったのです」

 

「それは興味深い話だね」

 

「ええ、それでその異端児がベル様に再戦を申し込んできたんですが、ベル様が負けてしまって」

 

その言葉にその場に居なかった者達がピタリと止まる。

 

「ベルが負けた?」

 

「ええ」

 

「ふぅ〜ん、珍しい事もあるもんだな。ヘスティア、そろそろアレを」

 

「う、うん…………ねぇ2人とも、アレだけだとさ、やっぱりベル君にあげたいんだけど」

 

その言葉に2人はそんな気がしたと言いながらミユが奥から例の物を持って来る。

 

「これは…………」

 

そこにあったのは禍々しい双剣、その柄頭には鎖がくっついている。

 

「【ブレイズ・オブ・カオス】?」

 

「持ってみろ」

 

ベルにそう促しベルが双剣を掴むとスルスルと鎖が巻き付く。

 

「あっっっっっづ!?」

 

その鎖はベルの両腕を焼き肉の焼ける匂いが部屋に充満し春姫は気絶し他の者も顔を顰めながらもベルの様子を伺う。

 

「おい!?大丈夫かベル!?」

 

「ハァ……ハァ……ハァ……だ、大丈夫」

 

こうしてベルは新たな力を手に入れた。

 


 

「フレイヤ様、買ってまいりました」

 

「ありがとうオッタル♪」

 

フレイヤはオッタルからカセットを受け取るとそれをゲーム機にセットする。

 

【バイオハザード 3】

 

テレビ画面にそんな文字が浮かび上がりゲームが始まる。

 

主人公は1から続行しジルがラクーンシティから脱出する為に奮闘する姿が描かれていた。

 

「あらあら、モテる女の子は辛いわね」

 

初っ端からネメシスに追われることになるジルを操作しながらフレイヤは追われる事にゾクゾクしながらゲームを進めジルはヘリに乗りラクーンシティはミサイルによって灰となった。

 

「結局、人が得意とするのは生産でも創造でもなく破壊、と言うことかしらね」

 

フレイヤはゲームの終わりにそんな事を言い残し電源を閉じた。

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