【ドラゴンクエスト】の売り上げが順調の中、バイトから帰ってきたヘスティアが大声を上げ本拠に入ってくる。
「新しい入団希望者が来たよ〜!!」
そう言うヘスティアの後ろには白髪赤目の少年が立っていた。
「べ、ベル・クラネルです!!宜しくお願いします!!」
「「宜しく〜」」
「軽い!?2人とも軽いよ!?」
何とも気の抜けた返事にヘスティアは驚きの声を上げた。
「それで、君はダンジョンに行くの?」
「え?あ、はい!!」
ミユの問いにそう答えたベル、ミユとリュウイチはコソコソと何かを話した後リュウイチがベルの手を取る。
「ベル君!!君には我らが【聖火の遊技場】の広告塔になってもらう!!」
「こ、広告塔?」
「広告塔と言うのはですね、貴方の冒険を支援するので私達の商品を色んな人にアピールして欲しいの、君は良い装備を手に入れられて、私達は商品が沢山売れる、両方得する良い仕組みだと思わない?」
「えっと、【ヘスティア・ファミリア】って商業系ファミリアなんですか?」
「「「………………………………」」」
ベルの言葉にヘスティアも含めた3人は顔を見合わせる。
「そうなる…………のかな?」
「別に半々で良いんじゃないですか?どっちにしても広告塔は必要ですし」
「だな、この髪と目の色なら目立つし、ついでにコイツを団長にするか、俺ら戦闘しないから団長って感じじゃないし」
「そんな適当な感じで良いんですか!?」
「何を言う!!俺達にだってちゃんと役職があるんだぞ?君が団長兼広告塔で俺とミユは製造責任者、ヘスティアは会長兼マスコットかな?今考えたけど」
「と、取り敢えずそれでギルドに提出して来てくれ、ベル君」
「分かりました、行ってきます!!」
ベルは元気良くそう言い外に出るとヘスティアは2人に向き直る。
「で?誰がマスコット兼会長だって?」
「「ヘスティア」」
「何でだよ!?会長ならどっちかがやれば良いだろう!!大体何だマスコットって!?」
「ヘスティア、マスコットを甘く見ないで下さい」
ミユは突如真剣な顔付きになりヘスティアにそう言う、ヘスティアもただ事では無い事を悟ったのかゴクリと唾を飲み込む。
「マスコットは会社の顔、貴女の普段の行動が【聖火の遊技場】のイメージに大きく関わるんですから、ちゃんとして下さいよ」
「は、はい」
ミユの言葉にヘスティアは思わずそう頷く。
「さて、無事全員の役職も決まった事だし新作を作るぞ」
「はい!!それで次は何を作ります?」
「決まっているだろう、【世界で最も有名なゲームキャラ】と言えば何かねミユ君?」
「に、兄さんまさかあのゲームを!?」
「ああ、早速取り掛かるぞ」
リュウイチがそう言うと2人はバタバタと新たなゲームを作り始めた。
ヘスティア・ファミリア【聖火の遊技場】役職
ヘスティア マスコット兼会長 現状やる事がミユとリュウイチが作った新作ゲームを一番にプレイするテストプレイヤー位しかないぐうたら女神
ベル・クラネル 団長兼広告塔 現状唯一の戦闘員、原作より質の良い装備が約束された
ミユ&リュウイチ製品責任者 前世の知識を駆使してめちゃくちゃエンジョイしている人達、現在2作目を作成中
以上4名