「う〜ん、このカードはちょっと強すぎるんじゃないかな?」
「でも此方のテーマと良い感じのバランスを取るならこのカードは必須級…………」
ヘスティアと共に【遊戯王】の新カードを入れる協議をしているととあるカードを入れるか入れないかで意見が別れた。
「「兄さん/リュウイチ君はどう思う/いますか?」」
ヘスティアとミユの言葉に目を閉じ黙っていたリュウイチは二人の問いかけに目を開け答える。
「両方の意見は最もだ、そこで、最終手段を取る」
「最終手段?」
「……………………ッ!!兄さんまさか!?」
ヘスティアは何の事か分からず首を傾げミユはある程度察したのか慌てる。
「兄さん!!それは駄目です!!絶対駄目!!」
「何だい何だい?ミユ君が慌てる様な事なのかい?」
結局新規カードは【テーマ強化】として導入される事になった。
それから何時もの噴水広場
リュウイチはプロジェクターを設置しスイッチを押す。
【【聖火の遊技場】からのお知らせ】
画面に文字が浮かび上がり人々は足を止める。
【この度は【遊戯王】をご愛顧頂き誠にありがとう御座います。この度ゲームバランスの調整の為以下のカードを制限カードと致します】
「制限カード?」
「ゲームで制限されるってことか?」
人々はザワザワとするがそんな人々を無視し画面は変わる。
【以下のカードを禁止カード(公式大会において、デッキに入れられないカード)とします
1、【強欲な壺】
2、【天使の施し】
3、【八咫烏】
4、【強引な番兵】
5、【いたずら好きな双子悪魔】
以上、宜しくお願いします】
「マジか〜、まぁどれも強過ぎたもんな」
「ああ、やっぱノーリスクで何枚も引けるのは不味いよな」
【体感しろ、最強の力】
禁止カード予告の後、次にそんな文字が浮かぶ。
『融合召喚!! 究極の輝きを放て!!【E・HERO シャイニングフレア・ウィングマン】!!』
現れるのは光り輝く白い戦士、そして
『宇宙の彼方、ネオスペースより現れろ!!【E・HERO ネオス】!!そしてネオスペーシアン達!!』
同じ声が響き色とりどりの種族も違う戦士達が画面一杯に埋め尽くされる。
『ネオス!!ネオスペーシアン!!コンタクト融合だ!!』
【ネオスとネオスペーシアン達と共に戦おう】
『これを見せるのはあなたが始めてナノーネ、融合召喚!!【|古代の機械究極巨人《アンティーク・ギア・アルティメット・ゴーレム》】!!』
【究極の【
『俺は勝利をリスペクトする、お前の懐にある勝利を奪い取ってでも!!俺はぁ!!【キメラテック・オーバー・ドラゴン】!!』
『見せてやろう裏サイバー流の恐ろしさを!!【鎧黒竜 サイバー・ダーク・ドラゴン】!!』
【手に入れろ、最強のサイバー・ダークの力】
4対のモンスターが画面一杯に映り映像は終わる。
「………………グヌヌ」
「フッフ〜ン、これはもう勝っちゃったかな〜?」
【ロキ・ファミリア】の本拠
その一室でレフィーヤはティオナと【遊戯王】に興じていた。
盤面はレフィーヤの場には何も無く手札は0、ライフも残り僅かと圧倒的不利、対するティオナは場にレッドアイズを出しライフも潤沢に残っていた。
「ま、まだまだ!!ここから逆転です!!私のターン!!」
デッキからカードを引いたレフィーヤは内容を確認しその効果を使う。
「私が引いたカードは【E・HERO バブルマン】!!このカードは手札がこのカードだけの時、特殊召喚出来ます。そしてその効果で2枚ドロー!!」
引いたカードを確認しレフィーヤは更に魔法カードを発動する。
「魔法カード【ホープ・オブ・フィフス】墓地のE・HEROを5枚デッキに戻しシャッフル、その後2枚ドロー!!……………………私の勝ちですティオナさん」
「え?」
「魔法カード【O オーバーソウル】を発動!!墓地よりネオスを蘇らせます!!そして装備魔法【ネオス・フォース】でネオスの攻撃力は800ポイントアップ!!バトルです!!ネオスでレッドアイズを攻撃!!ネオス・フォースの効果でレッドアイズの攻撃力、2400ポイントのダメージです」
「うわあああ負けた〜!!」
リュウイチとミユがいれば『何処の十代だ』と突っ込みそうな程デッキを回し勝負に勝ったレフィーヤは【遊戯王】界隈で有名な【E・HERO】使いになるのだがそれはもう少し先の話。