「………………………………ご注文の品をお持ちしました」
ある日、そう言って現れたのは目の下に濃い隈を作ったアスフィだった。最初アスフィの接客をしていた春姫はそれはもう心配したがいつもの事だとアスフィは返し春姫に両手に収まる位の箱を2つ渡し去っていった。
「キタキタキタキタ〜!!」
「これこれ!!やっぱこれがないとな!!」
春姫が受け取った箱を居間に運ぶと最初に反応したのはリュウイチとミユだった。
2人はそれを見た瞬間小躍りを始めそそくさと何かの準備を始めた。
翌朝
何時もの噴水広場にはリュウイチとミユ両方が揃っておりプロジェクターを起動する。
【遊戯王が新たな王者を求めている!!】
【第2回 遊戯王チャンピオンシップ 始動!!】
ただ短くそう出たスクリーンに人々は歓喜しその隙を見逃さずリュウイチは声を上げる。
「皆さん!!【聖火の遊技場】のリュウイチです!!この度【第2回 遊戯王チャンピオンシップ】の開催を決定いたしました!!今回は優勝賞品だけでなく決勝で素晴らしい物が待っています!!是非参加して下さい!!」
リュウイチの言葉にデュエリストは歓声を上げた。
チャンピオンシップ 開催日
多くのデュエリストが集まりリュウイチは早速大会の開催を宣言する。
「皆さん!!良くお集まり頂きました!!これより【第2回遊戯王チャンピオンシップ】を始めます!!それでは皆さん本日も高らかに宣言いたしましょう。【デュエル】!!」
『デュエル!!』
大勢の声が響き次々と勝者と敗者が生まれていく。
そんな感じで次々と勝者が減って行きとうとう決勝戦、残ったのはこれまで幾度と無く窮地を切り抜けここまで来た【E・HERO】使いレフィーヤ、そしてもう1人は前大会王者ST
「ここで決勝戦を更に盛り上げる機能を紹介します!!」
2人の紹介が終わりリュウイチがそう言いミユが2人の腕に何か機械を取り付ける。
「ここにありますのはかの【万能者】に作ってもらったアイテム、その名も【デュエルディスク】!!その機能は【ソリッドヴィジョン】この様にカードを置くと」
リュウイチがレフィーヤのデュエルディスクにマシュマロンのカードを置くとマシュマロンが姿を現し観客はおお〜と感嘆の声を上げる。
「二人にはこのデュエルディスクを使いデュエルしてもらいます。それでは皆さん、ご唱和下さい【デュエル】!!」
『デュエル!!』
「私の先行!!ドロー!!」
レフィーヤはカードを確認しその中の1枚を場に出す。
「クレイマンを守備表示で召喚!!カードを1枚伏せて、ターンエンドです」
「僕のターンドロー、永続魔法【古代の機械城】を発動、更に【古代の機械兵士】を召喚!!」
「ッ!!サイバー・ドラゴンじゃない!?」
「対策されている事が分かってるんです。ターンエンド」
「最初のターンはお互い様子見か」
「まだまだこれからですよ」
第3ターン レフィーヤ
「私のターン、ドロー!!手札から魔法カード【E-エマージェンシーコール】を発動!!デッキからE・HEROを手札に加えます。【E・HERO ネオス】を手札に加え【カードガンナー】を召喚!!カードガンナーはデッキの上から3枚を墓地に送りその攻撃力を1枚につき500ポイントアップ出来ます。」
E・HEROネクロダークマン
E・HEROスパークマン
E・HEROワイルドマン
「バトル!!カードガンナーで【古代の機械兵士】を攻撃!!」
「グッ!!」
「カードを1枚伏せターンエンドです」
第4ターン ST
「僕のターン、ドロー!!【古代の機械騎士】を召喚!!バトル!!古代の機械騎士でカードガンナーに攻撃!!」
「キャッ!?カードガンナーの効果発動!!カードガンナーが破壊された時、デッキから1枚ドローです!!」
「……………………ターンエンド」
第5ターン レフィーヤ
「魔法カード【融合】を発動!!手札のフェザーマンとバーストレディを融合!!マイ・フェイバリットカード!!【E・HEROフレイムウィングマン】!!バトル!!フレイムウィングマンで古代の機械騎士を攻撃!!」
「グアッ!?」
「更に!!フレイムウィングマンの効果で破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与えます!!ターンエンドです」
「これは、負けてられないな。僕のターン!!」
第6ターン ST
「僕は【古代の機械巨人】を召喚する。その際古代の機械城の効果で古代の機械城を生贄として召喚出来る。来い!!【古代の機械巨人】!!フレイムウィングマンを粉砕しろ!!更に相手は魔法・罠を発動出来ない!!」
「キャアアア!?」
「ターンエンド、どうやら勝負あった様だね」
「いいえまだです。ここからが本当の勝負です!!私のターン!!」
第7ターン レフィーヤ
「ドロー!!……………………私の勝ちです、STさん」
「何?」
「魔法カード!!【ミラクル・フュージョン】!!このカードは墓地のE・HEROで融合召喚を行います」
「墓地から融合だと!?」
「墓地のフレイムウィングマンとスパークマンを融合!!融合召喚!!【E・HERO シャイニング・フレアウィングマン】!!」
燦々と輝くHEROに皆目を奪われる中、レフィーヤは続ける。
「シャイニング・フレアウィングマンは墓地のE・HEROの数✕300ポイント攻撃力がアップします。私の墓地に眠るHEROは4体!!よって攻撃力は3700!!バトル!!シャイニング・フレアウィングマンで古代の機械巨人に攻撃!!究極の輝きを放て!!【シャイニング・シュート】!!シャイニングフレアウィングマンの効果で、古代の機械巨人の攻撃力分のダメージを受けてもらいます」
「決まった〜!!第2回 遊戯王 チャンピオンシップ2代目優勝者はレフィーヤ・ヴィリディス!!熱いバトルを繰り広げた2人にもう一度大きな拍手を!!」
リュウイチがそう言うとバトルを見ていた観客から拍手喝采を浴びレフィーヤは照れながら頭を下げ優勝賞品であるイラスト違いのシャイニングフレアウィングマンを受け取った。
尚、当然【ロキ・ファミリア】にもその事が知れ渡りリヴェリア共々カードゲームに熱中しているエルフと言う意味で【カード妖精】とか呼ばれる様になった。
ネオスはティオナの時活躍したから今回はシャイニングフレアウィングマンで