その日、リヴェリアに激震が走った。
「…………………………………………」
ある日のリヴェリアは食堂で黙々と食事を取り黙々と仕事をこなし黙々と何処かへ出掛けていった。
「ねぇアイズ、やっぱりリヴェリアおかしいと思わない?」
「うん、確かに何時もと雰囲気が違うね」
「何かあったんでしょうか?」
「追いかけてみる?」
こうしてアイズ・レフィーヤ・ティオナの3人はリヴェリアの後を追い掛ける事にした。
そうしてリヴェリアを追い掛け辿り着いたのは【聖火の遊技場】その2号店
「あ、あの子最近リヴェリアと仲良い子だ」
ティオナが指さした先にはジークアポロドラゴン使いの少年がおり2人で何やら真剣な表情で話し込んでいた。
「何話してるんだろう?」
「ここからだと良く聞こえませんね」
「レフィーヤ、ちょっと聞いてきてよ」
「ええ!?何で私なんですか!?」
「だって私とアイズはカードゲームやったこと無いし」
「レフィーヤなら【遊戯王】やってるから入っても自然だし」
「そ、それはそうですけど…………」
レフィーヤはティオナの言葉に怖じ気付きアイズを見る。
「頑張って、【HERO使いのレフィーヤ】」
「ガハッ!?」
アイズに黒歴史を抉られながらもヨロヨロと【聖火の遊技場】に入る。新しいカードを見る振りをしながらそれとなく少年とリヴェリアに近づく。
「むぅ、やはり……ヴルム…………10000……脅威」
(脅威!?もしかしてリヴェリア様何か重大なお話を……)
更に詳しい話を聞くためレフィーヤは更にリヴェリアに近付く。
「そっかぁ〜エルフさんも【ブレイヴキラー】にやられたんだ、僕もだよ」
「やはり【闇の聖剣】と【滅神星龍ダークヴルム・ノヴァ】は厄介だな、何か対策を立てなくては」
(あれ!?もしかしてこの2人単にゲームの対策考えてただけ!?)
「所で、お前は何をしているんだレフィーヤ?」
「はうっ!?」(ば、バレてる〜!!)
「エルフさんの知り合い?」
「知り合いと言うか、弟子だな、こいつは【遊戯王】をしている」
「へぇ、じゃあデュエリストなんだね、折角だからお弟子さんの意見も聞いてみようよ」
「へ?あの、私バトルスピリッツについては点で素人で…………」
「そうだな、レフィーヤ、お前は…………」
そこから2人の対ブレイヴキラー対策の話に巻き込まれたレフィーヤが解放されたのは夜になっての事だった。
翌日
リヴェリアは新たなデッキを手に【聖火の遊技場】でバトルしていた。
「ふん、俺様のブレイヴキラーデッキに勝てるかな?」
「今度は勝つぞ、ルナテックストライクヴルムとデス・ヘイズを
「馬鹿な!?血迷ったか!?【闇の聖剣】Lv2の効果で疲労するだけだぞ!?」
「私達を何時までも同じと思うな!!ルナテックストライクヴルムの【重装甲:可変】発動!!【重装甲:可変】はブレイヴによって色を変える。デス・ヘイズは紫、よって【重装甲:白・紫】となる。【闇の聖剣】は紫ネクサス、よって【闇の聖剣】は月の光で浄化した!!」
「何だと!?」
「アタックステップ!!
「ら、ライフで受ける!!」
「これで終わりだ、
「ら、ライフで受ける…………」
「私の勝ちだ」
「やったねエルフさん!!」
「ああ、君も勝った様だな」
「うん!!何とかね」
こうしてリヴェリアはブレイヴキラー相手に勝利を挙げた。
「「………………………………何これ?」」
ティオナとアイズの呟きは残念ながら観客の歓声の前に消えた。