【ロキ・ファミリア】本拠
そこでロキは早速自室に籠りゲームを起動する。
販売の宣伝があってからロキはそれはもうウキウキで買いに走り部屋のドアに【ノック禁止!!】の掛札までかけ飲み物と菓子類を準備し熱中する準備は万端だった。
最初は洞窟の中から始まり雪の中アトレウスが狩った鹿を担いで現れる。
『食べる?』
「自分の事…………って言って良いのか分からんけどおっきくなったなぁ〜」
それから2人は家に帰る道中、前作でバルドルを殺されたフレイヤが早速襲いかかり2人は何とかそれを退ける。
しかし家に帰り待っていたのはフェンリルの死とアトレウスの変身能力の覚醒だった。
「いや確かにウチ天界で変身しとったけどちゃんと自制しとったで?いや、出来る様になったばかりの頃は出来てなかった…………かも?まぁええか」
それから家に帰ってからもトールとオーディンが来たりトールと戦ったりと色々ありながらテュールを見つけ最終的にオーディンの思惑を止める旅が始まった。
「しっかしテュールをこんな腑抜けにするってどんな拷問や?一応トールに奪われたとは言え元戦神がこのザマわなぁ〜」
ロキは作中のテュールの言動・行動に批判的な意見を述べつつゲームを進める。その中で最大の障害となるヘイムダルを打倒する為の武器を作りに行く。
鍛冶の乙女と呼ばれるその精霊にドラウプニルの槍を作ってもらった。
「お〜めっちゃかっちょええやん!!これ欲しい!!ん?」
『っと、忘れてた。乙女よ、この槍に与えてはもらえませんかね?祝福を…………あの?聞いてます?乙女様〜!!』
ブロックの言葉を無視し乙女は海の闇へ消えた。
『何だよ、まるで俺がここにいねぇみてぇに』
『人魚達は儂らの肉体ではなく魂に語り掛ける。お前さんの魂は、欠けとるのかもな』
その言葉に真実を悟ったブロックは悪態を付く。
『ちくしょう!!シンドリの野郎大ボラ吹きやがって!!やっぱりな!!やっぱりあの時俺は、死んじまってたんじゃねぇか!!』
そこにクレイトスが生まれたばかりの槍をブロックの前に叩き付ける。
『ったくほっといてくれ!!』
『祝福がいる』
『その祝福をくれるはずの女は藻屑と消えちまったよ!!』
そう言うブロックの前にクレイトスは水平に槍を持ち膝を付く。
『偉大な鍛冶師の祝福が必要だ』
「オトン!!やっぱそうよな!!そうでなきゃアカン!!祝福ってのはただ祝福すれば良いもんとちゃうもん!!」
そしていよいよオーディンの凶行を止めようと動き出す中でテュールも漸くその気になったと思った所で事件は起こった。
『で?その道って奴は何処にあるんだ?さっきから宙ぶらりんのままじゃねぇか』
『古の道だ、ここからは行けん』
ブロックとテュールが意見の相違から言い合いになったのだ。
『おい、テメェに言ってんだよ!!』
『『ギャーギャー喧しいわ!!』』
「………………………………は?」
何とテュールはオーディンの姿に変わりブロックを刺しアトレウスを人質に取る。その光景にロキはポカンとしていた。
『儂に!!逆らわん方が良いぞ!!』
その後、ブロックが助かる事は無くシンドリはその亡骸を抱え何処かへ消えその後を追う。
『シンドリ、本当にごめ『いいえ!!』』
『聞きたくありません、何がごめんですか』
『オーディンには必ず償わせる!!』
『その彼を招き入れたのは貴方でしょう!!』
『皆欺かれていた』
『でも取り分け欺かれていた人がいた、違います?』
そう言い鎚を放り出す手に何時もしていた手袋はなくブロックの血の跡があった。
『全て与えたのに、技術・友情・我が家・秘密・宝物、私から奪ってばかり、なのに私には、もう家族すら残っちゃいない』
『……………………行くぞ』
クレイトスに促されアトレウスは名残惜しそうにクレイトスに問う。
『僕らも、家族じゃなかったの?』
『もう違う、好きなだけ嘆け』
クレイトスはシンドリにそう言い残し戦地へ向かう。その道中
『もうやり直せない、そういう事?』
『ああ、だがオーディンを裁けば少しは気が晴れるじゃろう』
『裁く?我らが求めているのは復讐だ!!結局私は、復讐から逃れられない』
「…………………………………………」
一連の流れを見ていたロキはただの他人事・ゲームの話で片付けられない程の怒りと嘆きを覚えていた。
「良し、オーディンぶち殺す。まずはリヴァイアサンで●●して次にブレイズ・オブ・カオスで頭●●●して最後にドラウプニルの槍で●●●の●●で●●●してやる〜!!!!」
仮にも同郷の者に贈るものとは思えないとんでもない罵声が飛び出した。
ロキは悪くない、多分