【報酬分配】が終わったヘスティアとリュウイチは疲労がピークに達した体を引きずりながら本拠へ戻る。
「あ!!お帰りなさい兄さん、ヘスティア」
リビングではベル達が団らんしており春姫がお茶を運んで来る。
「おう、何してたんだ?」
「ベルにエミヤ・オルタの投影を止める様に言い聞かせてました」
「それが良い、今回は運良く何ともなかったがベルの魔法は【投影魔術】に近いだろうが、万が一【置換魔術】の様な事もあり得るからな」
「【置換魔術】って?」
「Fate世界の魔術の1つ、文字通り何かと何かを入れ替える魔術だが、下手な事をすれば入れ替わった事に気付けないまま永遠に入れ替わった物として過ごす事になるかも知れない」
「それってつまり、ベル様がエミヤ・オルタ様として永遠に生きるかも知れない、ということですか?」
「可能性としては無くもないだろう。まぁ、可能性の1つだし他に何かメリット・デメリットがあるかも知れないしな、下手な事はしない方が身の為だ」
「分かりました」
「さて、ベル君に釘も差した事だし、皆ステイタスの更新をしよう!!あの【フレイヤ・ファミリア】を倒したんだ!!きっと凄い伸びに違いないぞ!!」
ヘスティアの言葉に全員が頷きそれぞれステイタス更新をしていく。
「うっわぁ〜」
ベルの更新の時、ヘスティアがドン引きした表情と声を漏らし全員の更新が終わった時にベルの用紙を全員で見る。
「「「「「「うっわぁ〜」」」」」」
漏れなくヘスティアと同じ表情・声音でドン引きした。
Lv5の上がりたてでステイタスオール0の所から一番低い値でも力のD、一番伸びた魔力に至ってはAに到達している。
更に
・得意な地の場合全能力値上昇 ・得意な地の場合発展アビリティ【精癒】の一時発動 |
|---|
「これは…………」
「戦いやすい場所で更に戦いやすくなるスキルだな」
「でも得意な地って何ですか?」
「ベルの場合【無限の剣製】だろうな」
「えっと、つまり【無限の剣製】展開時は能力値が上昇して【精癒】で魔力を賄う事が出来る?」
「と言っても微々たる物だろう。まぁ今は【無限の剣製】を使ったら自分に有利になる位に覚えとけ」
「はい!!」
「さて、ベル君の話はその位にして、おめでとうリュウイチ君、ミユ君、2人共【ランクアップ】だ」
「「………………………………はぁ」」
「反応うすっ!?それだけ!?もっとこう【やったー!!】とか【よっしゃあ!!】とか無いの!?」
「だって…………ねぇ?」
「俺達がランクアップしてもあんまり意味無いだろ、ダンジョン行くわけじゃないし」
「フッフッフ〜、実はコレが大いに意味があるんだな〜、2人も発展アビリティが出たんだけど、1つは【射撃】未知のアビリティだけど、まぁ多分遠距離武器の命中補正って所だよ」
「そう言えばヴェルフが作れる様になってからは銃ばっかり使ってたからな」
「もう1つは【神秘】だ」
「「「「【神秘】!?」」」」
「神秘って確か魔道具作れる奴ですよね?」
「うん、確か今は片手で数えられる位しか居ないって話だったと思うけど…………」
「「じゃあそれで」」
「早っ!?」
こうして2人は無事ランクアップを果たした。
と言うわけで2人の【二つ名】を募集します。
詳しくは活動報告の【ミユとリュウイチの二つ名】まで