オラリオで娯楽革命を   作:寝心地

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祝勝会

「それじゃあ、【戦争遊戯】勝利を祝って!!カンパーイ!!」

 

ヘスティアの音頭と共にグラスを打ち鳴らす音が響く。

 

【報酬分配】から数日、【派閥連合】で共に戦った者達と宴会を開き馬鹿騒ぎしていた。

 

「お〜い!!飲んでるかお前ら!!」

 

ボールスがベルに肩を回し絡んでくる。

 

「まだ飲んでねぇよ」

 

「私は果実水にしておきます。もうあんなのはゴメンです」

 

ミユはそう言い大人しく果実水を飲みリュウイチは笑いながら葡萄酒を一口煽る。

 

「は〜い!!お料理お持ちしました〜!!」

 

そこにシルが大量の料理を持ち込む。

 

「うっひょ~!!これが人間の料理ってやつか!!」

 

その料理に最も喜んだのは異端児達、見慣れない料理の数々に興味津々だった。

 

「うめぇ~!!この香草焼きって奴!!肉から良い香りがして口の中ではスッゲェ量の脂が!!」

 

「此方の魚の塩焼きも良い塩加減で身も柔らかく…………」

 

「酒だ!!ここの酒はめちゃくちゃ美味いな!!これに比べたらダンジョンで俺達が飲んでた酒なんて…………」

 

「アイツら盛り上がってんな〜」

 

ドンちゃん騒ぎをする異端児達に【ヘスティア・ファミリア】は温かい目線を送る。

 

「まぁここの飯は特に美味いからな、あいつらも頑張ってくれたし今日くらいは良いだろう」

 

「で、俺としてはそろそろこの状況に突っ込んで欲しいんだが?」

 

ヴェルフは異端児達から視線を外し酒場全体に目を向ける。そこには普段店員として働いているメンバー以外に元【フレイヤ・ファミリア】の団員達が働いていた。

 

「ミア母さんが迷惑かけたんだからその分しっかり働けって」

 

シルがすかさず元【フレイヤ・ファミリア】のメンバーが働いている理由を述べリュウイチ達はそのカオスな光景を眺める。

 

ヘルンやヘイズがベルに絡みオッタルが黙々と料理を運んでいる。ガリバー兄弟もブツブツと文句を垂れながらも持ち前のコンビネーションできっちり仕事をこなす。

 

「あれ?アレンさんは?」

 

「上で見張りをしているらしいですよ」

 

「ふぅ~ん」

 

「それで、【ヘスティア・ファミリア】の皆さんの今後のご予定は?」

 

「取り敢えず俺達はゲーム開発とか色々の再開だな、今回の【戦争遊戯】の取り分で前々から欲しかった者は手に入ったしな」

 

「欲しかった物?」

 

「物件さ」

 

リュウイチはそう言うと何処から取り出したのか設計図の様な物を広げシルはそれを覗き込む。

 

「【聖火の遊技場】3号店、そして【ゲームセンター】を作る。丁度手が空いて退屈にしてるだろう人材も見つかったしな」

 

「そ、それってつまり」

 

「女神の命令とは言え散々俺達を引っ掻き回したんだ、これからはタップリ俺達の為に働いてもらう」

 

リュウイチはそう言うと設計図をしまい宴会を楽しんだ。

 

翌日、宴会に参加した殆どのファミリアが二日酔いに苦しめられる中、リュウイチとミユは【聖火の遊技場】3号店の開店準備に奔走した。

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