オラリオで娯楽革命を   作:寝心地

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学区

【学区】が来た。巨大な空飛ぶ船が現れた。

 

リュウイチとミユは最後まで関心を示さなかったがベルは興味を示し学区を一目見ようと足を運んでいた。

 

学区を眺めているとヘルメスが現れ学区に侵入しようと甘ごとを囁いてくる。

 

ヘルメスの甘言に乗せられたベルは仕方無くヴェルフに新調してもらった【ブレイズ・オブ・カオス】を使い【学区】に侵入した。

 

しかしヘルメスのドジにより侵入がバレ、ベルは学区内を逃げ回る事になった。

 

散々逃げ回った後、ベルはバベルを模した塔に逃げ込みそこでベルを生贄に逃げ出したヘルメスとバルドルと言う神と知り合う。

 

「貴方がベル・クラネル、この世界の新たな希望」

 

「た、助けていただいてありがとう御座います!!」

 

「いえいえ、しかしその両手の双剣だけは下ろしていただけませんか?その双剣には余り良い思いがありませんので」

 

バルドルの言葉にベルは両手に持っていた【ブレイズ・オブ・カオス】を背中に戻す。

 

「あれ?バルドル様この双剣知ってるんですか?」

 

「バルドルは君の所の【ゴッド・オブ・ウォー】シリーズのファンなんだ」

 

「まさか自分がああなるとは思わなかったですがね」

 

「あの、アレってあくまで創作…………ですよね?」

 

少し不安そうにベルが尋ねバルドルとヘルメスは互いの顔を見合わせ笑う。

 

「それは私の口からは言えませんね、フレイヤの沽券に関わる事ですので」

 

「俺も詳しい話は知らないから俺の口からも言えないかな、さてバルドル、さっき話していた俺のお願い、聞いてれるかい?」

 

(お願い?)

 

ベルはバルドルを見るとバルドルは顎に手を当て少し考え込む。

 

「良いでしょう。ベル・クラネル、学区の生徒になってみませんか?」

 

「………………………………ええええええええええええええええ!?」

 


 

その後、1度ファミリアの本拠に戻されたベルはヘスティア達に事の経緯を詳らかに話す。

 

「良いじゃないか、何事も経験・勉強だ、行ってきなよ」

 

ミユがそう言いリュウイチもベルの背中を押す言葉を送る。

 

「そ、それがその〜」

 

しかしそこでベルは何か言いにくい事があるように困った笑みを浮かべる。

 

「えっと、バルドル様がリュウイチさんとミユさんも是非学区に来て欲しい…………と」

 

「「………………………………ええええええええええええええええ!?」」

 

「どういう事ベル!?何で私達も行く流れになってんの!?」

 

「そ、それが学区の神様達がお二人のゲーム開発に興味があるらしくて…………それ専用の臨時学科を作るらしい…………です、はい」

 

「つまりお二人はベル様の様に【生徒】として行くのではなくゲームについて教える【教師】として学区に招かれた、と言うことですか?」

 

「う、うん」

 

「……………………まぁ折角だし行ってみるか」

 

「だがうちの稼ぎ頭3人が丸々居なくなるのは流石に不味いんじゃないか?」

 

「フッフッフ〜、それについては問題無い。お~い、入っておいで〜」

 

ヴェルフの言葉にヘスティアがそう返すと廊下に向かって声をかける。すると扉が開き1人の人物が入って来る、その人物とは

 

「今日より【ヘスティア・ファミリア】にお世話になります」

 

「り、リューさん!?」

 

【豊穣の女主人】で働いていたリュー・リオンだった。

 

「昨日入団希望に来てね、うちに入る事になった。彼女が居るから3人は気兼ね無く言っておいで」

 

「3人のいない間は私がしっかりと皆さんをお守りしますのでご心配なさらずに」

 

「はい!!リューさんありがとう御座います!!」

 

リューとヘスティアの言葉に純粋なベルは直ぐに心配が消えた。一方2人は

 

「「……………………余計心配だ」」

 

店でのポンコツ具合をミアから聞いていた2人はリューに戦闘力以外の面に期待していなかった。

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