「先生!!このFateと言う作品について質問が!!」
「私はこのモンスターハンターと言うゲームのジンオウガと言うキャラクターについて…………」
「先生!!クレイトスはアトレウスの居なくなった後どんな生活を…………」
レフィーヤの覇王騒動から少しして、リュウイチの授業は更なる人気を誇り生徒達はあっという間に知識を吸収しゲームについて色々な質問をする者が増えてきた。
現在一番人気は前回の【戦争遊戯】の影響で【Fateシリーズ】次いで未知のモンスターとの戦闘が出来ると言う意味で【モンスターハンターシリーズ】が人気を獲得している。その下はどっこいどっこいだが僅差で【ゴッド・オブ・ウォーシリーズ】が人気だ。
「ふむ、皆かなり知識を付けてきたな、これなら前から考えていたアレをやっても良いかもしれない」
「え!?兄さんアレやるんですか!?流石にまだ早いと思いますよ?知識を付けてきたと言っても皆まだ素人の域を出ませんし…………」
「分かってるよ。けど、素人の思い付きほど凄いと思わせてくれる物も無いだろう?」
「確かにそうですけど…………」
「んじゃ決定、明日早速皆に話してみよう」
翌日
リュウイチの教室には生徒達が無数に押し寄せていた。
「さて、早速授業を始める。今日の授業は実技だ」
今までの授業では無かった実技と言う言葉に生徒達は首を傾げる。
そんな生徒達を置き去りにリュウイチはとある文字を書く、そこには【ゲーム開発】と言う言葉があった。
「先生、ゲーム開発とは一体?」
生徒の一人が手を挙げ質問する。
「言葉の通りだ、君達には今まで俺が授けた知識を元にゲームを作ってもらう。勿論専門的な事は俺達がやるから君達にやってもらうのはストーリーやアイテムの名前を考えたりだな」
「ゲーム開発…………私たちでゲームを作るんだ」
「その通り、それだけじゃないぞ、もし俺達の目を引くゲームを作れたらそのゲームの商品化もあり得る。その時は開発者の名前としてお前達の名前が並ぶぞ」
その言葉に生徒達のやる気は更に上がった。
放課後、生徒達はゲーム開発に熱を入れていた。そんな中で1人の少女はゲーム開発では無くゲームをしていた。
(皆ゲーム開発に熱中してるなぁ〜)
「あれ?君はゲーム開発しないの?」
そこにたまたま通り掛かったミユがその少女に尋ねる。
「開発するならまずどんなゲームがあるかを調べないと」
「そっか」
その姿にミユは微笑みを浮かべ何も言わず去っていった。
少女が最初に手を出したのはテトリス、順調にブロックを積み重ねブロックが消える。そこで少女は思い付いた。
「自由にブロックを重ねて遊べるゲームとかどうだろう?ストーリーは余り広げず土や木のブロックから鉄や斧を作る、モノづくりのゲーム、うん、良いかも」
少女はそれからもそのゲームついて色々な事を磨いていきその作品が出来る。
「な?素人の発想は馬鹿にできねぇだろ?」
「兄さんの先見の明には驚かされてばっかりです」
生み出されたゲームにはこう名前が記されていた。【マインクラフト】と。
このゲームは後に建築家やモノづくりの系のファミリア達に多くの影響を与えるのだがそれはまだ先の話。