泡沫   作:ロベリア ヴァイオレット

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化け物のエンディング

 

 

 

 

 

ピチャッ…   ピチャッ…

 

血が滴り 足下に血溜まりができている

腕が本来あるところには 千切れた肉塊しかない

なんとかバランスを取りながら立っている

 

 

ピチャッ…   ピチャッ…

 

出血は止まらず 視界もボヤけている

身体の至る所に弾丸が打ち込まれている

 

 

ピチャッ…   ピチャッ…

 

「ノ \ ノ \ ノ \…ここ…maデ…なのカ」

 

掠れた声で呟く どうせ彼女たちには理解できない

化物が呻いている様にしか聴こえないだろう

 

「アa…こŕęデ…おŵªリ…か」

 

桃色の髪の生徒が盾を構えながら銃口を向けている

その隣には、先生と薄い水色の髪の生徒が立っている

 

「…ノ \ ノ \ ノ \……」

 

本来ならばありえることのない結末

自身と言うイレギュラーによって迎えた結末

 

一丸となって化物を倒すために 多くの生徒が集まっている

分け隔てなく 手を取り合いながら 化物を倒すために 生徒達が集まっている

そこに過去の遺恨も何もない

 

「ゴほッ…」

 

ベチャ…   ベチャ…

 

使える物は全て使った

そうしてこの光景が作れた

その事実だけで 満足だった

 

 

バシャン…

 

バランスを崩し 地面に倒れる

 

この『怪物(texture)』が最後まで剥がれることが無くて良かった

最後まで化物としての『役割(Role)』を保てて良かった

 

誰にも理解されなくて良かった 

 

良かった… 良かったんだ…

 

「…șôノ…はズ…だ…řº」

 

ポロポロと涙が溢れる 

嬉しさからか… 苦しみからか…

 

「…ナンďě…オレは…」

 

後悔はなかったはず…

 

「şơっチ…じゃ…ńąイん…ɗâ」

 

痛い 苦しい  

 

「オレ…mọ」

 

誰か

 

「Ọ…řê…mō!!」

 

助けてくれよ

 

「………」

 

「…ノ \ ノ \ ノ \…」

 

俺は子供じゃない 俺は生徒じゃない それを捨てた ただの傀儡

進むことも 戻ることも その権利全てを 使い果たした

後悔はないはず その選択をしたのは 自分自身なのだから

 

「…ノ \ ノ \ ノ \…ノ \ ノ \ ノ \!!!…」

 

最後 虚しく消えていく

 

化物の最後に相応しい 『終幕(ending)』だろう

 

 

 


End 獣は地に堕ちた

 

条件 【代償と恩恵】の異能を有していない

   神秘等を有してない

   ゲマトリアと独自のコネクトがある

   特定の団体、人物以外と接触を有していない

 

リザルト

 

 

梔子ユメの生存

 

SRT特殊学園解体後

獣を狩るため特殊学園『EATER』の設立

不知火カヤを『EATER』の生徒会長に任命

クーデター不発生

 

トリニティ、ゲヘナ、アリウスによる

獣を狩るため連合団体『夜狩』の設立

それに伴ってアリウスの独立

3校の関係改善

 

 

 

獣の唸りは、理解できない

獣の考えは、理解できない

獣の苦しみは、理解できない

害獣を狩るのに、心を痛める必要もない

狩りは終わった、狩り人の勝利によって

 

 

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