若狭・城崎殺人ルート   作:新庄雄太郎

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我々は、次の日に城崎へ向かった。


第4章 合同捜査

次の日、南と高山は高杉班長の命令で午前6時00分発の東海道山陽新幹線「のぞみ1号」に乗って京都へ向かい、そこから特急に乗って城崎へ向かった。

 

「へぇー、城崎へは特急「北近畿」だけではなく特急「きのさき」に乗って行く事も出来るんだ。」

 

と、南は高山に言った。

 

「ええ、96年のダイヤ改正で北近畿高速ネットワーク化になったんですよ。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「天橋立へ行った後は、城崎へ行ったからね。」

 

「どうでした。」

 

「すごく楽しかったよ。」

 

8時11分、新幹線「のぞみ」は京都に到着、京都からは8時59分発の特急「きのさき1号」に乗って城崎へ向かった。

 

「休暇中に天橋立で殺人が起きたばかりですからね。」

 

「今度は城崎で殺人か。」

 

「でも、若狭で起きた殺人は京都府警でしょ。」

 

「ええ、そうだが。」

 

「一連の事件と関係しているんでしょうか。」

 

「とにかく、現場へ行ってみないと。」

 

13時52分、特急「きのさき1号」は城崎温泉に到着した。

 

「どうも、兵庫県警の叶です。」

 

「鉄道公安隊の南です。」

 

「同じく、高山です。」

 

早速、南と高山は兵庫県警のパトカーに乗って有子山城跡へ向かった。

 

「でも、どうして山口が有子山城跡で殺されたんだい。」

 

「我々としては、誰かに睡眠薬のませた後に殺害して遺棄したと思われます。」

 

「金持田が若狭で起きた殺人と関連しているんじゃないでしょうか?。」

 

「しかし、若狭で起きた殺人は京都府警でしょ。」

 

「いやそれが、若狭と城崎で起きた殺人は関係しているんじゃないでしょうか?。」

 

と、南は言った。

 

「ああ、その可能性がありますね。」

 

「犯人が連れ去った後に殺害したと考えられます。」

 

「その可能性もあるな。」

 

南と高山は、有子山城跡の現場へ向かった。

 

「これは酷い。」

 

「それで、死因の方は。」

 

と、高山は言った。

 

「死因は、絞殺と思われます。」

 

「犯行の手口が違うって事は、犯人は同一人物による犯行って事か。」

 

「ええ、恐らく。」

 

若狭と城崎で起きた殺人は同一犯の犯行とみられ、兵庫県警と京都府警の合同捜査が行われた。

 

「殺害された2人は、怨恨の可能性が高いと思われます。」

 

「恐らく、犯人は城崎温泉で泊まった後に若狭へ向かって殺害したと考えられます。」

 

「つまり、犯人は有子山城跡へ連れて殺害したと考えられます。」

 

「それで、目撃者はいたのか?。」

 

「いや、今聞き込みをしています。」

 

「そうか。」

 

「黄金週間に言った若さと城崎が殺人旅行になるとはな。」

 

と、南は言った。

 

そして、南と高山は特急「北近畿」と新幹線「のぞみ」に乗り継いで東京へ帰京した。




そして、犯人は誰なのか?
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