ブルーアーカイブの世界で最高のエンディングを目指したい! 作:熱いマルゥ!
作戦を練った後、敢えて触れなかった物に視線を移す。
樂「…結構アグレッシブだな?あんた。」
その理由は目の前の“鞘に収まった刀”にあった。
樂は、帰ってきてから一度足りとも刀に触れていない
親切な者が、鞘に納めたとも考えにくい。
数秒程、にらみ合う。そして、一つの考えに辿り着く。
樂「お利口さんな刀には…ご褒美を与えないとな!」
対ホシノに利用することも考えたが、
その考えは今消え去った。こいつはここで破壊する。
樂「射撃は下手だが、動かねぇ的なら当んだろ?」
距離を取り、拳銃を構える。トリガーを引き銃声が響く。
10発中3発程命中し、一度状態を確認する。
樂「…ただじゃ済まねぇだろ?」
静寂。冷や汗が垂れる。
樂の眼に映ったものは
鞘は見事に撃ち抜かれ、刃が見えていた。
だが、そこから刃を覗けばオーラのようなものを纏い、
樂の放った銃弾を止めていた。
樂「まじか…」
樂「…そこまでされちゃあ、俺もお手上げだよ。」
樂「壊れねぇならどうしようもないしなー。」
樂(簡単には壊せそうにないな。反撃のリスクもあるし…)
これ以上の攻撃は逆に危険と判断し、銃をしまう。
樂「こんな物騒なもん持ち歩きたくないしなぁ…」
樂「そもそも、あんたは何で俺に斬りかかってきたんだよ?」
返事はない。刀に口があるわけでもない。
樂「あれか?黒服の方がいい待遇だったか?」
樂「それとも、俺の身体が欲しかったとか?」
返事はない。
樂「あんたに構ってる暇はねぇんだ。」
樂「…俺にはやんなきゃいけねえコトがあんだよ。」
樂「アビドスを未来に送るために、俺は強くならなきゃ――」
その時、刀が震えた――ような気がした。
樂「…あんたも俺をぶっ倒す理由があんのか?」
刀から目を離さない。 なんの異変もない
それでも樂は、この刀から“思い”を感じた。
言葉を紡ぐ。人と話しているように。
樂「…急にぶっ放っして悪かったよ」
樂「だが、それはお互い様だ。」
樂「もし、俺を殺したいなら“俺達”だけの時にしてくれ。」
柄を握り、鞘から抜く。
樂「っ…!」
柄を握った左手が痛みを訴えてくる。
だか、あの時のような恐怖は感じない。
言葉が伝わったのかは分からない。
それでも、コイツを確かめてみたかった。
樂「…フッ可愛いとこあんじゃねえか。」
鞘に刃を収める。
抵抗するような力が左手に伝わる。
決して良い握り心地とは言えない。だが、悪くない。
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賞金首の手配書が風と共に目の前に落ちる。
樂「…まずはリハビリからだな。お前も手伝ってくれよ?」
手に持った刀を撫でるように触る。
アビドスには風紀委員のようなものは存在しない。
ホシノが見回りをしている程度の治安であり、賞金首がアビドスに逃げ込んで来ることも少なくない。
樂は人が逃げ込めるような建物をしらみ潰しに回り、
2時間ほど経ったのち目標を発見した。
樂「そこの方ーここに載ってる人知りません?」
賞金首「…目ぇついてんのか?」
樂「冗談、冗談!そんな怖い顔しんといて?」
―――静寂。またもや、にらみ合い。
呼吸と瞬きの合間を狙い、賞金首が先行を仕掛ける。
一歩遅れるように反応し、物陰に隠れることで難を凌ぐ。
樂「…合わせてたの?怖い怖い。」
賞金首「まずはその減らず口を黙らせてやるよ。」
樂「黙らせてみろよ。…“俺達”をな。」
穴の空いた鞘から刃が二人を覗く。まるで見定めるように。
身勝手ながら、話を広げすぎてしまったため、今後の方針について整理させてください! 現在の本編(一部)は、しっかり完結予定です。その上で、次の展開(二部の原作開始)についてアンケートを取らせてください。二部は、一部を読んでなくても、楽しめるような展開を考えてます!
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今の展開は面白い
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今の展開は興味ない
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一部と同時平行で二部を書いて欲しい
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一部をちゃんと書ききって欲しい