ブルーアーカイブの世界で最高のエンディングを目指したい! 作:熱いマルゥ!
賞金首(俺達か…敵は一人以上と見るのが無難か。)
物陰に隠れた樂を追撃するようにグレネードを投げる。
樂「危ないだろ!」
樂「投げるなら言ってくれ!」
樂はナイフをグレネードに当てることで、
起爆のタイミングを早める。
爆風と共に戻ってきたナイフを手に取り、
ホルダーに仕舞う。
賞金首「ミス?…いや、何かを投げて爆発を回避したか。」
樂「接近戦まで持ち込みたいが、距離があるな…」
相手はグレネードを投げた際に距離を取ったようだ。
とはいえ二人の戦闘している場所は建物内、
環境を利用すれば幾らでも勝ち筋はある。
樂「正面突破は無理そうだなぁ…」
―――その瞬間、樂は出口に駆け出した
賞金首「逃げた訳では…なさそうだな。」
賞金首(大方、裏から回るつもりだろう)
賞金首「侮れん相手だ。少し本気でやってやる。」
賞金首もまた、裏の部屋に移動した時だった。
カチッ―― 仕掛けが作動する音が足元から聞こえた。
賞金首「…っ地雷か!」
閃光が目を潰す。次の瞬間には衝撃が身体を包み、
爆発音と共に建物の一部が崩壊する。
賞金首「…いつの間に?罠も確認したはずだったのに」
どうやら、罠を仕掛けたポイントに場所に移動したらしい。
樂「びっくらぽんだろ?」
戦闘に入る前、樂は既に建物の幾つか罠を仕掛けていた。
相手がこの建物から外出した隙に。
廊下にはナニかを埋めたような不自然な補修跡、壁には極小の糸が張り巡らされおり、引っ掛かれば仕掛けが作動する。
形を変え、仕掛けを変え、
幾つもの罠が建物を支配する。
相手は気付くだろう…既に“トラップハウス”と化した
この建物から逃げることは出来ないと。
賞金首「…おもしろい。争いとはこうではなくてはな!」
ガラス片が、わずかに音を立てた。気配を感じる。
振り向けば、窓から男が覗いていた。
樂「おかわりはたくさんあるぜ?」
賞金首「ふふっ…最高だよ。名前を聞いても?」
樂「俺は樂、フルネームは覚えてない。
これからアビドス所属になる。あんたは?」
エマ「私は雪村エマだ。ゲヘナ所属の情報部だ。」
樂「…自己紹介も済んだ所で続きやろうか。」
エマ「そうだ…なっ!」
瞬間エマの銃口が火を吹く。容易に躱せる射撃。
エマの居る部屋は天井が崩壊し、樂の居待つ窓から出るか
瓦礫を退けて部屋から出るしかない。
樂「時間稼ぎか?させねぇよ。」
1本のナイフをエマに投げる。エマは反撃読んでいた。
顔を傾け避ける―――が、エマの頬に掠り傷がつく。
避けきれなかったが問題はない。
樂「傷がついたな?」
その一言に頭を回す。
エマ(…このナイフも仕掛けがあるのか?まさか毒?!)
切り傷がついたことを確認し、窓から侵入する。
そして手首にはナイフが1本刺さっていた。
エマ「…なっ?!正気じゃない!」
確かにナイフには仕掛けがある。 エマの予想は的中したが、それがナニかまでは理解できなかった。
ましてや自分に刺すなど。
エマ「…でもな、時間稼ぎは終わってんだよ!」
部屋の瓦礫を退かし切ることが出来た。
そのまま、廊下の奥に進んでいく。
ボシュ…―――!!
エマ「っんん?!」
仕掛けたガスのトラップが、作動してしまった
ガスの効果は分からないが、長期戦は不利になるだろう。
そしてエマは気付いた、既に逃げ道がないことに。
樂もトラップの作動に気付く。決着はここで決まるだろう。
エマは瞬時に樂と向き合い銃を構えるが、
ナイフに何発か弾かれてしまう。
樂「…がっ…!」
樂側もタダでは近づけない。身体に風穴が空く。
カチッ―― 今度はエマの銃から。
弾切れが訪れる。
エマ「しまった!」
銃を投げ捨て、樂に駆け出す。
樂「忘れたか?…“俺達”ってのを。」
樂が刀を抜刀する―――筈だった。
樂「…っ!それはねぇだろ?!」
力を込める。暴れるわけでもない。
だが、 ―――抜けない
まるで拒まれているように。
びくともしない 今度は反抗期なのか。
樂「この流れでお前抵抗すんのかよ?!」
樂「ちょ、タイム!タイムタイム!」
エマ「…よく分からんが」
エマ「ここまで私を追い詰めたのは評価してやるよ!」
エマ「最後は、小細工無しの殴り合いだぁ!!」
二人が今度こそ向かい合う。互いに足は止めない。
樂「…やっぱお前は大嫌いだぁ!!」
樂も刀を放り投げナイフを構える。
あれから数分程経ち―――決着。
エマ「……かなり、手こずった…それにすごく眠い…」
樂は力なく崩れ落ち、気絶している
―――立っていたのは、エマだった。
もしも刀を使えたらエマに勝っていたのか?
それは分からない。
何はともあれこの勝負はエマの勝利に終わった。
エマ「これで…よし。私も寝るよ。」
エマ「……おやすみ樂。」
エマもまた崩れ落ちるように倒れる。
ボロボロの建物に二人が眠る。
今日の敵は明日も敵なのか?それは明日確かめればいい。
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前話のタイトルとか文の修正をしました!
めっちゃ変わってる訳ではないので、気にしなくても大丈夫です。申し訳ない…
身勝手ながら、話を広げすぎてしまったため、今後の方針について整理させてください! 現在の本編(一部)は、しっかり完結予定です。その上で、次の展開(二部の原作開始)についてアンケートを取らせてください。二部は、一部を読んでなくても、楽しめるような展開を考えてます!
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今の展開は面白い
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今の展開は興味ない
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一部と同時平行で二部を書いて欲しい
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一部をちゃんと書ききって欲しい