ブルーアーカイブの世界で最高のエンディングを目指したい!   作:熱いマルゥ!

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20話 初めての狙撃

 

 

 

 

 

 

 

パンッ!……パンッ!

 

撃ち終わった銃口から煙が立つ。

 

樂「6発も撃って一発も当たんねぇぞ。やっぱ銃口曲がってんじゃね?」

 

ホシノ「姿勢が悪い。」

 

樂「…あっはい、すいません。」

 

今日はホシノに長物の銃の扱い方を教わっていた。

自慢じゃないが、銃は下手くそなんでね。

 

的との距離は20~30mほど。

的が動いてる訳ではないんだが、一発も当たらない。

 

ホシノ「次は姿勢も気をつけて。」

樂「次は当てるさ」

 

銃声が響く。一発…二発…四発目にして的に命中。

続く二発は、的に当たらなかった。

 

樂「きちゃ!」

 

ホシノ「これで一発目…。先が思いやられる。」

 

樂「まずは褒めてくれよ。」

 

なんで今更ながら銃を教わってるのか?それには海よりも深く、山よりも高い理由があったのだよ。

 

――少し前。

 

樂「俺もうリスカしたくねぇ…!(泣)」

 

やっぱつれぇわ。

 

俺の戦闘スタイルには致命的な弱点がある。それは近接しか出来ないコトと、自傷しないとまともに戦えないコト。

 

樂「中距離も頑張れば行けるが…“あれ”は危険すぎるしなぁ」

 

“あれ”とはナイフを自身に2本刺した上で、神秘を一点に集める技。強力ではあったが、自身へのダメージがデカすぎた。

 

樂「…やっぱ銃使った方が安全か。」

 

銃を扱うならやはりプロに教わった方が早いだろ?

そこでホシノに頼み込んだ。意外にも、すんなりと許可された。

 

――場面は戻り。

 

ホシノに銃を習って2時間が経とうとしていた。

 

ホシノ「今日はこれで終わり。最後らへんは結構当たってたじゃん。」

 

樂「ありがとな。やっぱ時代はホシノだわ。ホシノが一番可愛い。ホシノマジ神。」

 

ホシノ「…思ってもないことを。」

 

樂「本当に思ってるよ?ホシノより可愛い奴はこの世に――

 

ホシノ「うるさい!///」

 

樂「…褒めたのにぃ!」

 

グーパンが飛んできた。手加減はして欲しいです。

 

ユメ「どうだった樂君、銃には慣れた?」

 

樂「全く。ホシノの教え方が悪いんだと思います。」

 

ホシノ「は?!樂が下手くそなだけでしょ!」

 

ユメ「あはは…。2人とも仲が良くなったんだね!」

 

ホシノ「こんな奴と仲良くできません!」

 

樂「仲良く行こうぜ?ホシノっち。」

 

ホシノ「うぐぐ…!」

 

 

 

 

 

そんな時――外から銃声が鳴った。

 

 

 

 

 

不良「アビドスを渡せ!!」

不良「痛い目見たくなけりゃ、さっさと出てくるんだな!」

 

 

――刹那、教室の窓が割れる

 

さっきまでのほんわかした空気が変わる。

 

 

 

ホシノ「…伏せて!」

 

 

 

その言葉と共に窓から離れる。

 

 

 

ユメ「やばいよホシノちゃん!このままじゃアビドス乗っ取られちゃう!」

 

 

 

樂「あーあ。アビドス編終了です。」

 

 

 

ホシノ「2人ともうるさい!あんなの、全員ぶっ飛ばせばいいんですよ!」

 

ユメ「どうやってあの人数相手にするのさ!」

 

ホシノ「私達ならなんとかできます。」

 

そんな時地震が起こったかのように校舎が揺られる。

 

 

 

樂「…戦車か。ホシノ俺も行かせてくれ。」

 

ホシノ「ダメそこで待ってて。」

 

樂「どうしても?」

 

ホシノ「どうしても。怪我も治りかけなんだからじっとしてて。」

 

ユメ「私、先行くね!」

 

ホシノ「…もし戦うんだったらそこから援護して。絶対に前には出ないで。」

 

そう言葉を残しホシノも飛び出していく。

 

 

 

追撃を警戒し、窓から静かに体を覗けば既にホシノが前で戦っていた。先に出たユメも少し遅れてやってくる。

 

 

 

樂「…ホシノと言えど、戦車が相手じゃダメージ通らねぇだろ。それにアイツら武装が充実してるな。」

 

 

 

アビドスでは珍しい戦車や、ゴツい重火器も持っている。

残念だが、俺が行っても大した戦力にはならないだろう。

 

ホシノが戦車まで距離を詰めれば、戦車自体は処理できる。だが、戦車を中心に不良たちは左右に分かれて防御陣形を組んでいる。

 

 

 

樂は窓枠の隙間からスコープを覗き、遮蔽に隠れる敵を狙う。

 

 

 

樂「…スナイパーとしての初仕事ってことね?」

 

 

 

狙うべきは歩兵。ホシノの道を作る。

 

 

 

校舎に視線を移せば、小さな光が反射していた。樂のスナイパーだろう。

 

 

 

 

 

 

 

ホシノ「結局戦うんだ、樂。」

 

前線を押してはいるけれど戦車が邪魔だ。樂もそれは理解してるはず。上手く連携が取れればいいんだけど…

 

ユメ「…誤射とかしないよね?」

 

ホシノ「…無いとは言い切れませんね。」

 

不良からの弾丸が飛んでくるが、遮蔽でやり過ごす。

 

 

 

不良1「テメェらぶっ飛ばせば大金持ちになれんだよ!」

 

不良2「そうだ!そうだ!大人しくうちらにやら――っ!?」

 

不良の足元に弾丸が飛んでくる。

 

不良2「スナイパーが居るぞ!」

 

 

 

樂「外したか。移動しよ……っと!」

 

けたたましい音と共にガラスが飛び散り、壁が崩壊する。

移動しなければ死んでいただろう。

 

樂「これじゃあ時間の問題だな…。」

 

 

 

 

 

 

 

ユメ「…大丈夫かな樂君?」

 

 

 

ホシノ「撃ったあとは移動しろと叩き込んだので、多分大丈夫です。」

 

 

 

ホシノ「私の合図で飛び出しましょう。3…2…1…」

ホシノ「今!」

 

不良「出てきたぞっ!撃て!」

 

弾丸が飛んでくるがホシノは怯まない。ユメも盾を構え前進する。

 

ホシノ「これでも食らえっ!」

 

不良1「がっ!?」

 

 

ユメ「アビドスは渡さないよっ!」

 

不良2「この!」

 

ホシノがショットガンを不良に発砲する。不良の1人が撃沈した。ユメもまた応戦するが、少しずつ押されている。

 

ホシノ「ユメ先輩!」

 

 

不良2「オボフッ…」

 

 

すかさずホシノがカバーに入り、不良を気絶させる。

 

ユメ「…ありがとうホシノちゃん!」

 

ホシノ「にしても数が多い…。」

 

 

 

 

 

 

 

さっき崩壊した場所からスコープを覗く。

相手が止まるまで待ち息を整える。

 

樂「そこ…!」

 

真っ直ぐと放たれた弾丸が、敵のヘルメットを揺らす。命中した。

 

不良「クソッ…!スナイパー!さっきの崩壊した場所だ!」

 

樂「倒せないんだ…。」

 

3人の弾薬も余裕がある訳では無い。今でこそアビドス側が押してるが、長期戦は不利だろう。

 

ユメ「…これ結構まずいね。」

 

ホシノ「いったいどうすれば…。」

 

 

 

 

 

 

 

樂は考えていた。なぜホシノの銃はあれほど火力が高いのか。さき程命中した樂の弾丸はあまり効いていなかった。

 

ヘルメットのせいもあるだろう。

 

樂「…いやそれだけじゃない。」

 

ある仮説にたどり着く。樂が手刀に神秘を纏ったように、ホシノも“弾丸に神秘を纏っている”のではないか?と。

 

樂「やってみる価値はあるだろ。」

 

樂「力貸してもらうぜ?始刻刀…。」

 

 

身勝手ながら、話を広げすぎてしまったため、今後の方針について整理させてください! 現在の本編(一部)は、しっかり完結予定です。その上で、次の展開(二部の原作開始)についてアンケートを取らせてください。二部は、一部を読んでなくても、楽しめるような展開を考えてます!

  • 今の展開は面白い
  • 今の展開は興味ない
  • 一部と同時平行で二部を書いて欲しい
  • 一部をちゃんと書ききって欲しい
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