ブルーアーカイブの世界で最高のエンディングを目指したい! 作:熱いマルゥ!
パンッ!……パンッ!
撃ち終わった銃口から煙が立つ。
樂「6発も撃って一発も当たんねぇぞ。やっぱ銃口曲がってんじゃね?」
ホシノ「姿勢が悪い。」
樂「…あっはい、すいません。」
今日はホシノに長物の銃の扱い方を教わっていた。
自慢じゃないが、銃は下手くそなんでね。
的との距離は20~30mほど。
的が動いてる訳ではないんだが、一発も当たらない。
ホシノ「次は姿勢も気をつけて。」
樂「次は当てるさ」
銃声が響く。一発…二発…四発目にして的に命中。
続く二発は、的に当たらなかった。
樂「きちゃ!」
ホシノ「これで一発目…。先が思いやられる。」
樂「まずは褒めてくれよ。」
なんで今更ながら銃を教わってるのか?それには海よりも深く、山よりも高い理由があったのだよ。
――少し前。
樂「俺もうリスカしたくねぇ…!(泣)」
やっぱつれぇわ。
俺の戦闘スタイルには致命的な弱点がある。それは近接しか出来ないコトと、自傷しないとまともに戦えないコト。
樂「中距離も頑張れば行けるが…“あれ”は危険すぎるしなぁ」
“あれ”とはナイフを自身に2本刺した上で、神秘を一点に集める技。強力ではあったが、自身へのダメージがデカすぎた。
樂「…やっぱ銃使った方が安全か。」
銃を扱うならやはりプロに教わった方が早いだろ?
そこでホシノに頼み込んだ。意外にも、すんなりと許可された。
――場面は戻り。
ホシノに銃を習って2時間が経とうとしていた。
ホシノ「今日はこれで終わり。最後らへんは結構当たってたじゃん。」
樂「ありがとな。やっぱ時代はホシノだわ。ホシノが一番可愛い。ホシノマジ神。」
ホシノ「…思ってもないことを。」
樂「本当に思ってるよ?ホシノより可愛い奴はこの世に――
ホシノ「うるさい!///」
樂「…褒めたのにぃ!」
グーパンが飛んできた。手加減はして欲しいです。
ユメ「どうだった樂君、銃には慣れた?」
樂「全く。ホシノの教え方が悪いんだと思います。」
ホシノ「は?!樂が下手くそなだけでしょ!」
ユメ「あはは…。2人とも仲が良くなったんだね!」
ホシノ「こんな奴と仲良くできません!」
樂「仲良く行こうぜ?ホシノっち。」
ホシノ「うぐぐ…!」
そんな時――外から銃声が鳴った。
不良「アビドスを渡せ!!」
不良「痛い目見たくなけりゃ、さっさと出てくるんだな!」
――刹那、教室の窓が割れる
さっきまでのほんわかした空気が変わる。
ホシノ「…伏せて!」
その言葉と共に窓から離れる。
ユメ「やばいよホシノちゃん!このままじゃアビドス乗っ取られちゃう!」
樂「あーあ。アビドス編終了です。」
ホシノ「2人ともうるさい!あんなの、全員ぶっ飛ばせばいいんですよ!」
ユメ「どうやってあの人数相手にするのさ!」
ホシノ「私達ならなんとかできます。」
そんな時地震が起こったかのように校舎が揺られる。
樂「…戦車か。ホシノ俺も行かせてくれ。」
ホシノ「ダメそこで待ってて。」
樂「どうしても?」
ホシノ「どうしても。怪我も治りかけなんだからじっとしてて。」
ユメ「私、先行くね!」
ホシノ「…もし戦うんだったらそこから援護して。絶対に前には出ないで。」
そう言葉を残しホシノも飛び出していく。
追撃を警戒し、窓から静かに体を覗けば既にホシノが前で戦っていた。先に出たユメも少し遅れてやってくる。
樂「…ホシノと言えど、戦車が相手じゃダメージ通らねぇだろ。それにアイツら武装が充実してるな。」
アビドスでは珍しい戦車や、ゴツい重火器も持っている。
残念だが、俺が行っても大した戦力にはならないだろう。
ホシノが戦車まで距離を詰めれば、戦車自体は処理できる。だが、戦車を中心に不良たちは左右に分かれて防御陣形を組んでいる。
樂は窓枠の隙間からスコープを覗き、遮蔽に隠れる敵を狙う。
樂「…スナイパーとしての初仕事ってことね?」
狙うべきは歩兵。ホシノの道を作る。
校舎に視線を移せば、小さな光が反射していた。樂のスナイパーだろう。
ホシノ「結局戦うんだ、樂。」
前線を押してはいるけれど戦車が邪魔だ。樂もそれは理解してるはず。上手く連携が取れればいいんだけど…
ユメ「…誤射とかしないよね?」
ホシノ「…無いとは言い切れませんね。」
不良からの弾丸が飛んでくるが、遮蔽でやり過ごす。
不良1「テメェらぶっ飛ばせば大金持ちになれんだよ!」
不良2「そうだ!そうだ!大人しくうちらにやら――っ!?」
不良の足元に弾丸が飛んでくる。
不良2「スナイパーが居るぞ!」
樂「外したか。移動しよ……っと!」
けたたましい音と共にガラスが飛び散り、壁が崩壊する。
移動しなければ死んでいただろう。
樂「これじゃあ時間の問題だな…。」
ユメ「…大丈夫かな樂君?」
ホシノ「撃ったあとは移動しろと叩き込んだので、多分大丈夫です。」
ホシノ「私の合図で飛び出しましょう。3…2…1…」
ホシノ「今!」
不良「出てきたぞっ!撃て!」
弾丸が飛んでくるがホシノは怯まない。ユメも盾を構え前進する。
ホシノ「これでも食らえっ!」
不良1「がっ!?」
ユメ「アビドスは渡さないよっ!」
不良2「この!」
ホシノがショットガンを不良に発砲する。不良の1人が撃沈した。ユメもまた応戦するが、少しずつ押されている。
ホシノ「ユメ先輩!」
不良2「オボフッ…」
すかさずホシノがカバーに入り、不良を気絶させる。
ユメ「…ありがとうホシノちゃん!」
ホシノ「にしても数が多い…。」
さっき崩壊した場所からスコープを覗く。
相手が止まるまで待ち息を整える。
樂「そこ…!」
真っ直ぐと放たれた弾丸が、敵のヘルメットを揺らす。命中した。
不良「クソッ…!スナイパー!さっきの崩壊した場所だ!」
樂「倒せないんだ…。」
3人の弾薬も余裕がある訳では無い。今でこそアビドス側が押してるが、長期戦は不利だろう。
ユメ「…これ結構まずいね。」
ホシノ「いったいどうすれば…。」
樂は考えていた。なぜホシノの銃はあれほど火力が高いのか。さき程命中した樂の弾丸はあまり効いていなかった。
ヘルメットのせいもあるだろう。
樂「…いやそれだけじゃない。」
ある仮説にたどり着く。樂が手刀に神秘を纏ったように、ホシノも“弾丸に神秘を纏っている”のではないか?と。
樂「やってみる価値はあるだろ。」
樂「力貸してもらうぜ?始刻刀…。」
身勝手ながら、話を広げすぎてしまったため、今後の方針について整理させてください! 現在の本編(一部)は、しっかり完結予定です。その上で、次の展開(二部の原作開始)についてアンケートを取らせてください。二部は、一部を読んでなくても、楽しめるような展開を考えてます!
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今の展開は面白い
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今の展開は興味ない
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一部と同時平行で二部を書いて欲しい
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一部をちゃんと書ききって欲しい