ブルーアーカイブの世界で最高のエンディングを目指したい! 作:熱いマルゥ!
――3人が落ち着いた頃
あの場にいるのが気まずくなり、1人教室にいた。
割れた窓から風が吹く。
樂「なにしてんだ俺は…。」
ホシノの言いたい事は分かる。もしもホシノが、俺のような戦い方をしていたら絶対に止めるだろう。
樂「……別の方法か。」
別の方法で強くなる。それが出来れば苦労しない。
樂「俺はホシノとは違う。ホシノの背中を追っても、追い越せやしない。」
腕の包帯を捲る。そこには、自傷した傷跡が残っていた。此処まで来て戻ることは出来ない。
先程の不良も偶然攻めてきたとは思えない。たまたま上手くいったから勝っただけ。
目先の脅威は依然として変わらない。
樂「黒服の言っていた、ゲヘナの支配者」
樂「…雷帝を潰す。」
ホシノとユメを殺させはしない。
目的と覚悟を固め、廊下に出ればホシノが待っていた。
ホシノ「……。」
樂「…なんだホシノ。」
素直になれない、俺が悪いのに。俺が謝れば済む話だ。
樂を止めないと…生半可な提案じゃ樂は止まらない。
樂「用事が出来た。少し席を外す。」
ホシノ「どこへ行くの?」
樂「ホシノが知る必要はない。」
ホシノ「…説明してよ。独りで行かないで。」
樂「断る。」
ホシノ「…お願いだから。」
樂「ユメ先輩にも伝えといてくれ。樂はしばらくアビドスに戻らないってな。」
ホシノ「なんで私を連れてってくれないのさ…。」
樂「…邪魔だから。」
ホシノ「……っ!」
ホシノに胸ぐらを掴まれる。
その手は小さく、そして震えていた。
ホシノ「私は樂より強い!!」
――強制的な、にらみ合い。
ホシノ「教えてよ。樂は何を隠してるの?」
樂「…俺は誰かに狙われてるんだ。今回もソイツの刺客だろうさ。」
ホシノ「じゃあ私達でぶっ飛ばしに――」
やめろホシノ。俺に構わないでくれ。
樂「ダメだ。お前達を巻き込めない。」
……。
ホシノ「……死ぬつもりなの?」
樂の目には覚悟が見えた。……でも、何処か諦めたような目も見える。
樂「……別に死んでもいいじゃん。」
ホシノ「…あ。」
ホシノは胸ぐらを掴んでいた手を、ゆっくりと離してしまう。
ホシノは言葉を失った。
樂が壊れた事を…違う、私が壊したんだ。
目の前の男は、口元だけが歪に笑っていた。
樂「楽しかったよ、アビドスでの生活。」
ホシノ「私はまだ…樂と一緒に居たい!」
樂は振り返れない。
ホシノ「樂…それ以上動くな!動けば…動けば…」
ショットガンを構える。だが、的が定まらない。
樂「撃ってみろよ。」
ホシノ「…っ!」
外せばいい。なのに――トリガーを引けない。
樂「知ってたよ…お前が撃てないことくらい。」
樂が背を向けたまま止まる。
樂「死んでもいい。だが、ただで死ぬつもりはない…。必ず俺は使命を果たす。また会おうぜホシノ。」
振り向いた樂の顔には、歪んだ笑みは消えていた。
とことん殺り合おうぜ――雷帝。
―――
雷帝「ふふっ…怖いねー。生身の人間がレーザービームなんて。」
委員長「やはり彼は、ただ者ではないと…。」
雷帝「私の目に狂いはなかった、必ず彼はもう一度ゲヘナに訪れる!」
雷帝「それに彼はまだ力を隠しているはずさ。」
雷帝「ちゃちなビームだけで、私が興味を引かれた訳じゃない。」
委員長「……。」
委員長(樂を雷帝に渡す訳にはいかない…早急に策を打たねば。)
雷帝と呼ばれる少女は興奮していた。
雷帝「面白い事になるよ、委員長君。彼を手に入れれば、この世界を“地獄”に押し上げることが出来るぞ…!」
委員長「地獄、ですか…?」
委員長「その…失礼を承知で窺いたいのですが、地獄とはどういう意味なのですか?」
雷帝「あー。君達は覚えてないか。いいよ、答えてあげる。地獄それはね…」
雷帝「私達の故郷さ。」
身勝手ながら、話を広げすぎてしまったため、今後の方針について整理させてください! 現在の本編(一部)は、しっかり完結予定です。その上で、次の展開(二部の原作開始)についてアンケートを取らせてください。二部は、一部を読んでなくても、楽しめるような展開を考えてます!
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今の展開は面白い
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今の展開は興味ない
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一部と同時平行で二部を書いて欲しい
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一部をちゃんと書ききって欲しい